遺跡馬鹿 台中と台北周辺は古跡だらけ |
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台中:国立自然科学博物館、無為草堂 台中は街をさまようとビックリなモノが突然あらわれる街です。 料理は北より少し塩味多めなので、塩辛いものが好きな人には何を食べても美味しく感じると思います。 というわけで、巨大な関羽像と義兄弟たちです。 ★国立自然科学博物館 国立自然科学博物館です。 楽しみにしていた中医コーナーがエアコン修理らしく閉室してました。 この恐竜、動くぞ!吼えるぞ! 子供の頃に見たら、ぜったい生きてるって思ってしまうだろうな…。 展示方法がユニークというか、自由奔放な恐竜の展示に笑ってしまうこともありました。 妙にリアルなおじさんの絵で体細胞の説明をするのが面白いです。 細マッチョなところがチョットかっこいいです。 アウストラロピテクス・アファレンシスの「ルーシー」です。 上野の国立科学博物館にも復元模型がありますが、比べてみると、あまりに違うのでビックリします。 上野のルーシーは肌は白めで肉付きが良いです。 …が、台湾のルーシーは肌はこげ茶でやせ細っています。 復元されたご先祖様たちは博物館ごとに肌の色もポーズも違うので見比べると面白いです。 「死後的人体」 ここでは不老不死や人間の肉体を残す方法など、興味深い展示がたくさんありました。 また生命の誕生に関しても詳細な展示があります。 仏舎利です。 あちこちで仏舎利をみましたが、集めたら人間3人分になっているという説はありえそうに思いました。 金縷玉衣です。 玉で遺体を包み、肉体を永遠に保とうとしたものです。 九竅玉(きゅうきょうぎょく) 遺体の穴という穴をふさぐことで、腐ったり朽ちたりしないという考え。 ・眼(2か所) ・鼻の穴(2か所) ・口(1か所) ・肛門(1か所) と展示では6個しかないです。 残りは、 ・耳(2か所) ・尿道口(1か所) にも栓をするそうです。 エジプトのミイラも展示されていました。 見学に来ていた子供たちも興味深く見てました。 ミュージアムショップです。 ぬいぐるみがリアルで、とっても可愛いです。 展示の方法も工夫されていて楽しいです。 化石もたくさん売っていました。 ★無為草堂 台中で有名な茶屋です。 ビル街の中でひっそりと営業しています。 中心部から少し離れていますがバスで行くこともできます。 「公益大墩路口」が一番近いバス停です。 中に入ると素敵な廊下がありました。 敷地の真ん中に池があります。 周囲の建屋も素敵です。 室内から隣の部屋を写してみました。 家具も室内も優雅な雰囲気を出してます。 これらはオーナーが買い集めたそうです。 ちなみにレジ台の近くに置かれたイスは台湾五大家族のひとつ林家で使われていたイスだそうです。 ウーロン茶とタロイモの春巻きを注文しました。 とっても美味しかったです。 ★台中の写真 台中の新駅です。 フードコートなどが併設されています。 旧駅舎です。1917年に建設された赤レンガが特徴の建造物です。 東京駅に似てますね。 当時の様子が復元され、とても懐かしい気持ちになります。 休日にはバザーや企画モノの販売などもされているようです。 とにかくいろんなものが売っていて、散策するだけでも楽しいです。 ホームには古い列車が止まっていました。 運転席には「ちいかわ」のぬいぐるみ! 台湾でも「ちいかわ」は大人気です。 巨大な関羽像がいきなりあらわれるのは台湾の”あるある”ですね♪ 初めて見たときは興奮しました。 その後、あちこちに似たようなモノに出くわす機会があり、やがて日常の風景になるのです。 早朝の台湾大道一段です。 ホテル前の様子です。 すぐ近くに廃墟があります。 屋上に大きな木が生えています。 一階に店舗があるので解体しないのかもしれませんが、場所が良いだけにもったいないなと思います。 台中で有名な『第二市場』の外観です。 中に入ると迷路のようになっていて、食堂があったり、衣料品が売られていたりとカオスな感じでした。 第二市場の中にあるオブジェ。 私はこれを『世界樹』と呼んで目印にしていました。 |