遺跡馬鹿  台中と台北周辺は古跡だらけ


■台中・台北周辺は古跡だらけ
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彰化:南天宮(十八層地獄)、南郭宿舎群



彰化といえば『扇形車庫』が有名ですが、それだけじゃない!
彰化には魅力的な場所が色々とあります!
とりあえず今回訪問したところを紹介します。

彰化は台中から電車で30分ほど。
鹿港からもバスで40分ほどで到着。
以前から交通の要衝として栄えていたそうです。






★南天宮(十八層地獄)



鹿港から彰化までバス移動しました。
街中に突如、巨大な山門が!
「八卦山」の山門のようです。





まずは『南天宮』へ向かいます。
中華の地獄には興味がありましたが、イマイチ良く分からなかったので今回の訪問は楽しみでした。
予習はアニメ「鬼灯の冷徹」を見た程度ですが、意気揚々と乗り込みました。
閻魔大王と補佐官の鬼灯様に会えるかな?





到着しました。
普通のお寺のように見えます。






しかしエントランスホールからすでに地獄の人形たちによるパフォーマンスが始まってました!
等身大の人形を前にすると武者震いが止まりません!
現地で最大限の興奮を味わっていただきたいので、詳細な写真は載せません。






入場料を払い、いよいよ地獄の一丁目へ向かいます!
中は人間の動きを感じるセンサーがあって、入場すると灯がつきます。
しかし中でメモを取りながらのんびり鑑賞していると、時間制限で容赦なく消灯されます。
暗闇の中、地獄の獄卒と同じ空間を共有できるので、これは楽しいですね。
でもメモも取りたいので、もうちょっと時間を長くしてほしいです。





途中にあった、おみくじの自動販売機です。
こういうの大好きなので、さっそく試しました!

いきなりフロアに鳴り響く中華のド派手音楽!!





心臓をドキドキさせる音楽と共に、天女が宮から巻紙状のおみくじを持ってきてくれます。

おみくじの内容は普通でした。
色々と恐ろしいことが書かれているんじゃないかとビビッてました。





地獄の様子、西遊記の面白場面の後はオマケでお化け屋敷が用意されています。
ちょっと怖かったので、めずらしくパスしました。
勇気のある人はどうぞ!





閻魔大王のエリアです。
奥にいるのが閻魔大王で、中国語では「閻羅大王」になってました。
手前の黒い帽子をかぶっているのが大王の補佐官かな…と思います。
中華版の鬼灯様とはこんな感じなのかと納得しました。





★南郭宿舎群



南天宮の道路を挟んで反対側に『南郭宿舎群』というものがあります。
県定古跡に認定されています。
案内を簡単に訳してみます。

日本統治時代、高等官員の宿舎として使われました。
他の地域とは違う風格・高級感があります。





この地域にまとまって家が建っていることが分かります。





この家には人が住んでいます。
私も住んでみたい!羨ましい!!





焼けてしまった住宅。
そのまま残されています。





住宅の壁には板が使われています。





三軒ならんで建っていますが、かなりボロボロです。
台風が多い台湾に統治時代の木造家屋が残っているのが不思議です。





中を覗いてみると廃墟でした。
屋根の瓦も割れているし、残念です。





しかし街に出ると似たような木造家屋で今でも商売をしている人もいてビックリです。
彰化という街、恐るべしです。






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