遺跡馬鹿 台中と台北周辺は古跡だらけ |
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921地震教育園区 1999年9月21日に起こった地震により倒壊した小学校を見学することができます。 ヒビの入ったコンクリート、傾いた校舎が、当時の様子を伝えています。 崩れそうな建物…CGではない本物を前にすると、その恐ろしさに言葉が出ませんでした。 マグニチュード7.3の揺れで運動場は盛り上がり、その時の断層も見ることもできるので本当に貴重な展示です。 921地震では日本からも救助隊が派遣されたそうです。 バス停を降りてまっすぐ進むとゲートに到着します。 橋を渡ります。 川の斜面を見ると、丸っこい石が土の中から顔を出しているのが見えます。 土砂が堆積したような地盤なのかな…と思いました。 橋の歩道には地震計の記録を模した線があったりします。 館内に入ると、崖を切り取ったような土の壁が展示されています。 中央に斜めに土が動いたような跡があるのが分かりますか?これが921地震で作られた断層です。 川の斜面と同じように丸い石が土の中から顔を出しています。 運動場がそのまま展示用として残されています。 土が盛り上がり、白線が「ゆがみ」を記録しています。 1m近く、押し上げられているのが良く分かります。 見学路が外になりました。 いきなり貯水タンクが斜めに傾いた建物が目の前にあらわれます。 柱がアクリルで補強されています。 説明によると、この方法だと震災の痕跡が崩れたり変形しない上、透明なので観察しやすいそうです。 旧「光復国中」の正面玄関です。 きれいに残っているのが不思議です。 『礼義廉恥(れいぎれんち)』の言葉が残っています。 いよいよ校舎を見学します。 片側がぺちゃんこです。 和式トイレの床が斜めになっています。 レンガの壁が薄い!鉄骨が入っていない!! こちらは一階部分がぺちゃんこです。 これも壁が耐えきれなくなって潰れたんですね。 怖すぎです。 歩道橋を渡って、校舎を上から見てみます。 パイ生地のように重なり合って潰れているのが分かります。 ガレキがそのまま残されています。 当時はこのようなガレキの山がたくさんあったんでしょうね。 正面玄関に近寄ってみると、被害のすごさに驚きました。 よく見てみると壁にヒビが入ってます。 見学を終えて次の場所に向かいます。 市バスなので車内はこんな感じです。台中から30分ほどと近いので、多くの人に見学に来て欲しいです。 バス停です。 |