| 遺跡馬鹿 安陽と北京は遺跡だらけ:周口店:北京原人遺跡 |
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周口店:北京原人遺跡 長い間、訪問したいと思っていた北京原人発見の地! ついに来ました! ![]() ![]() ![]() <交通> 地下鉄の路線が伸びたので以前より行きやすくなりました。 ■地下鉄:燕房線(えんぼうせん)に乗り、「饒楽府(Rao Lefu)」で下車。 ■路線バス F80路 に乗り換え、「猿人遺址博物館(Peking Man Site Museum)」で下車。 饒楽府は地上駅で、写真の歩道橋を渡り、駅の反対側へ移動して市バスに乗ります。 バス停の標識を確認し、博物館へ向かうバスなのか確かめましょう。 バスは「北京PASS」が使えます。 ![]() ![]() ![]() まずは博物館で予備知識を入れます。 北京原人の博物館と言えば、真ん中の写真「北京原人の銅像と後ろの階段」ですが、もう建物は引退してしまったようです。 残念!見たかったのですが場所が分かりませんでした。 新しい博物館は広々としていて、この日も学校の課外授業でやってきた子供たちが大勢見学していました。 ![]() ![]() ![]() 遺跡発掘のジオラマ、そして北京原人の頭骨(複製)です。 私たちは「北京原人」と習いましたが、現地では「北京人」と呼ばれています。 なので、ここから「北京人」と書くことにします。 北京人とは中期更新世(70万年前から20万年前)に生息していたホモ・エレクトス・ペキネンシスです。 ![]() ![]() 北京人は火を使っていたそうです。 人形を使って生活の様子を再現! 右側の石は、彼らが火を使った証拠の品なのですが、確かに表面が少し黒ずんでいます。 ハンガリーで火を使ったホモ・エレクトスの遺跡を訪問したことがあります。(Vértesszőlős ベルテスゾロス) 同じように洞窟の中で火を使っていました。 北京人は火を作り出すことはできず、火種を絶やさずに保管していたそうです。 ![]() ![]() ![]() 山頂洞人の頭蓋骨です。 1万年前、この辺に住んでいました。 堀の深い顔をしています。兵馬俑の兵士と比べてみました。 両者は8000年ほど離れていますが、顔が違いますね。 館内にはオミヤゲも売っています。 ![]() 「消えた北京人の遺骨」についてのコーナーです。 こういう木箱2つに遺骨を詰めて、アメリカの船に乗せる予定でした。 が、船は来ず、そうこうしているうちに箱が行方不明になってしまったそうです。 ![]() ![]() 喫茶室というか、玄関ホールのすみにエリアが設けてあります。 革張りの素敵な椅子が置かれていて、とても上品な空間になっています。 紙コップに巻かれてる絵がとてもかわいいです。 北京人と山頂洞人がパンダと一緒に和気あいあいですね。 遺跡エリア 博物館を背に左の方へ道路を歩いていくと、線路があり、そこを渡ると遺跡エリアに到着します。 ![]() ![]() ![]() 廃線なのか分かりませんが線路があります。 昔はここから出土物を運んでいたのかもしれません。 新しい北京人の像です。 チケット売り場も巨石のデザインで楽しいです。 ![]() ![]() 入口からすぐに北京人の発掘現場に行けますが、せっかくなので案内板にしたがってエリア一周に挑戦します。 『南方古猿』くんが朝から眠そうな顔をして立っていました。
登山道の途中に 『科学者記念園』 がありました。発掘に携わった関係者がここに埋葬されています。 石碑をグーグル先生で翻訳させてみました。 科学者記念碑: 科学者記念碑は、楊忠建教授、朴文忠教授、賈羅坡教授、殷賛勲教授、周明珍教授、呉如康教授といった著名な科学者たちの墓地です。 彼らは周口店遺跡の発掘調査において偉大な業績を残しただけでなく、漓博物館の設立と発展にも大きく貢献しました。 科学者たちは青春時代を遺跡研究の発展に捧げ、今は緑豊かな山々と水辺に囲まれたこの地で安らかに眠っています。 この墓地を訪れることは、故人を偲び、私たちにインスピレーションを与えてくれる方法です。(終) ![]() ![]() ![]() 頂上の見晴らし台に来ました。 北京人たちもここから眺めたのでしょうか。 いよいよ上部の発掘現場に突撃します。 パネルのおかげで内部はそれほど暗くはありません。 ![]() ![]() ![]() 天井パネルを遠くから見ると、写真のようになっています。 驚きの工夫ですが、こうすることで風も通るし採光できて、遺跡保護と見学にはぴったりな環境になっていると思いました。 2枚目の写真のパネルにはこう書いてあります。 1966年 ”北京人”頭蓋骨発見場所 この山はあちこちに洞窟があるので、山の上からも北京人の骨が見つかったりするんですね。 3枚目の写真には岩肌に「山頂洞」とペンキで書かれています。 この洞窟は3万年前に山頂洞人が住み着いていて、3個の頭骨と他の人類化石が出土したそうです。 深い穴なので、上室は住まい、下室は墓地、そして地下室は落とし穴として利用していたそうです。 墓地(遺体)の匂いに誘われて獣がやってきて、落とし穴に落ちる…だと?良く考えられています。 ![]() ![]() ![]() ケサイがあまり崖に近づかないようにと言っています。 ここから下を見ると、あまりの高さに足が震えます。 下へ降りる途中に関係者の案内板があります。 胡承志さんは1930年代に北京人の頭蓋骨の石膏型を作った人で、本物の北京人の化石を目撃した最後の中国人だそうです。 また、中国国家博物館で一番最初に展示されている「元謀人の歯」を特定したのもこの方です。 ![]() ![]() ![]() のんびりと下山していると、アヤシゲな通路を発見! 奥へ進むと洞窟がありました。 中は真っ暗なので懐中電灯が必要です。 囲炉裏のような跡。 さらに奥にも空間は広がってますがよく見ると行き止まりでした。 原人気分になれる場所! ![]() ![]() ![]() ついに最後の観光ポイントに到着です。 「鳩の洞」 2枚目の写真は中に入り、入口を振り返っているところです。 3枚目は底から入口の方を見上げているところ! 白い光のあるところが入口です。高いところにありますね。 ![]() ![]() ![]() 床板があるので歩きやすいです。 この洞窟には2つの重要な発見場所があります。 ・1959年 北京猿人下顎骨発見場所 ・1929年 ”北京人”第一顆頭蓋骨化石発見場所 3枚目の黒っぽい座布団みたいな四角形の中央に頭の骨が見えてます(複製) 「あーここで見つかったのか…」と思うと、不思議な気分です。
道路沿いにバス停があります。それほど待たずに帰りのバスは来ました。 ちなみに手ごろな食堂を見かけなかったので、軽食は持っていった方が良いかもです。 |