遺跡馬鹿−ポンペイ島とグアム島は遺跡だらけ



グ ア ム 島 編



ナンマドール遺跡


ナンマドール遺跡

南海の孤島に築かれた巨石の神殿
1000年〜1200年の間に建設されたんではないかという説もある


    鉄も車輪も知らない古代人たちが、巨石を組み上げて作り上げた壮大な遺跡が島の片隅に残っていました。
    六角形の玄武岩を用いているのが特徴です。

    水路と陸路、2度も行ってしまいましたが、なんど行っても楽しい場所です。




    ▲ナンマドールに行こう!(一人旅の場合)

    ナンマドール遺跡★船で上陸
      海からナンマドール遺跡にアクセスすることは遺跡好きの夢ですが、一人旅の場合は難しいです。
      まず一人では船を調達するのが大変です。当然ですが金額が高くなります。
      安くしたい場合は事前に他のツアー客と”あいのり”させてもらえるようツアー会社に相談すると良いと思います。
      私は運良く他のツアー客と一緒にしてもらえたので安く乗ることが出来ました。




    ナンマドール遺跡★陸から上陸
      タクシーを頼むのがベストでしょう。
      (詳細は「ポンペイ島の観光情報」のタクシー情報を見て下さい)

      タクシーの場合、運転手が遺跡まで連れて行ってくれると思います。
      駐車場から遺跡へ行く途中、人の家のようなところを通り、この辺で3ドルを地主に払う。
      ちょっと進むとまた別の地主が現れて3ドル払う。
      もうちょっと歩くとまた地主で3ドル…と払うことになります。
      行きに会わないからとホッとしていると、帰りに待ち伏せされていたりします。
      面倒なシステムですが、陸上からだと木々の間に隠れた遺跡を観ることが出来るので、これも楽しいです。
      マングローブの林を抜け、遺跡へ渡るには水の中を歩きます。
      濡れてもいい靴で行くことをオススメします。
      ビーチサンダルでも遺跡見学は出来ますが、滑りやすいのでとても危険です。




    ▼陸  路  編

    ナンマドール遺跡の駐車場(民家の庭)です。
    トイレなどはありません。
    この家の敷地を通って遺跡へ向かいます。
    遺跡へは運転手(ビンセン)が案内してくれました!
    途中、水たまりがあったりします。
    途中、こんな橋をいくつか渡ります。
    冒険しているようで楽しいです。
    水が引いたマングローブ林。
    なんだか刺さりそうです。
    ビンセンはサンダルでどんどん歩いて行きます。
    左手には木々に埋もれた遺跡があります。

    丸で囲った場所をジャブジャブと渡り、遺跡に到着です。
    この時は引き潮なので水かさは20センチほどでした。


    ▼水  路  編

    ナンマドール遺跡 ナンマドール遺跡 ナンマドール遺跡
    あのちょっと凹んだ場所がナンマドール遺跡の入り口です。
    昔はここから石組みの建物が見えたことでしょう。
    移動中です。
    水深が浅いのでマングローブの根が水上に出ています。
    いよいよ写真でもおなじみの石組みが見えてきました。
    棹を立ててゆっくりと近づいていきます。
    ナンマドール遺跡 ナンマドール遺跡 ナンマドール遺跡
    反対側の遺跡跡です。
    建物はほとんど崩壊しています。
    ナンマドール遺跡は広いし興味深い遺跡もあるのですが、ほとんどがこんな惨状なので、観光客があちこち観て歩くことは少ないようです。
    先客のボートが停泊しています。
    観光客の帰りを待つ船頭さんでしょうか。
    すべての観光客はここからナンタワス(Nan-Dauwas)遺跡に入ります。



    ▼ 遺 跡 観 光

    ナンマドール遺跡
    船頭さんが座っていた、遺跡入り口を遠くから観てみました。
    椰子の木が絶妙のポイントに生えています。
    船を下りて遺跡に入ると足下にある「凹みのある石」の説明を受けます。
    一説によると「シャカオ」を作るため草を叩いた”まな板”?の跡だということです。
    私は他のシャカオ石より寸法が小さいし、位置も低いので”違う”と考えています。
    すぐ近くにも穴のあいた石が置かれています。
    ナンマドール遺跡
    参道のように通路が仕切られています。
    当時は木の板でも渡して歩きやすくしていたのかもしれません。
    ナンタワス遺跡は三重になっているのですが、まず2番目の壁をくぐります。
    2番目の壁をじっくり観てみます。
    とても美しいです。
    ナンマドール遺跡
    中心の建物に到着。
    入り口があり、中をのぞくことが出来ます。
    壁を紹介。
    大きさの同じ石を組んでいます。
    内部は小さい石で整えられています。
    雨が多いので中の石はコケで覆われていました。

    ナンマドール遺跡
    中から天井を見ています。
    長い柱状玄武岩を渡してあります。
    外からみるとこんな感じです。
    隙間を特にふさいだ跡もないようです。
    地面に埋められた平たい石。
    これも儀式に使われたモノなのでしょか。
    ナンマドール遺跡
    壁に沿って歩いてみます。
    途中、地中に作られた貯蔵庫のようなモノを見ました。
    これはガイドブックに「牢獄」として必ず紹介される「穴」です。
    ナンマドール遺跡
    ガイドさんが入ってくれましたが、とても狭いです。
    私は貯蔵庫だと思うんですが、牢獄という説明が定着してしまったようです。
    美しく積まれた石組み
    軒先を下から見上げてみました。
    丁寧に組まれています。
    ナンマドール遺跡
    石積みの特徴が一番分かりやすい壁面です。
    まるで現代アートのようです。
    植物が石組みを壊している場所が各地にあり、危機的状況にあることが分かります。
    人間の管理を必要としています。
    外側の門をじっくり見てみます。
    ここも崩れようとしています。
    ナンマドール遺跡
    外側の壁は大きな石を使っているところが多いです。
    崩れそうなのに、良く残っています。
    角を見てみます。
    下から見上げると、迫力満点です
    ナンマドール遺跡
    近づいてみます。
    この角柱は自然に出来たものですが、石の形状を良く考えて組まれていることが分かります。
    人が小さく見えます。
    壁は3m近い高さです。
    壁に窓のような物が作られています。
    風通しを良くする物か通路の為か…用途は分かっていません。
    壁の端っこです。
    石の重なり合いが「ドネルケバブ」みたいで、美味しそうですね。
    潮が引くとこんな感じです。
    泥は白くさらっとしてました。
    外側の壁に椰子の木が生えています。
    こういう写真は南国らしくて良いです。
    ナンマドール遺跡
    ナンマドール遺跡で使われている石材の中で、これは一番大きな石です。
    写真だと分かりづらいですが、1mほどあります。
    柱状の石で有名なナンマドール遺跡ですが、外壁にはこんな丸い石も使われています。
    ナンタワスから周囲の遺跡を観てみますが、どこも石が崩れ、瓦礫の荒野みたいになっています。 こちらは海へと続く水路です。
    本当にここだけが奇跡的に残っていることを痛感します。




    ▼ナンマドール遺跡で磁石の実験

      遺跡の巨石は磁石をくっつけるか!?
      玄武岩は磁気を帯びているので、どれくらい強いのか、現地で実験してきました。
      使った磁石は100円ショップで売っている強力マグネットです。
      ★遺跡を傷つけないよう注意して実験しています。

    ナンマドール遺跡どうですコレ、なかなか良い角度でしょ!
    ナンマドール遺跡近寄ってみました。
    しっかりくっついています。
    といっても、触るとポロッと落ちてしまうので、磁力は弱いです。
    ナンマドール遺跡濃い色の石で試してみました。
    ナンマドール遺跡は柱状節理の玄武岩で造られているので、遺跡内は磁力に満ちているように思いますが、実際は方位磁石は狂うことなく、しっかり南北を指していました。
    また、血の巡りを良くしたりする効果があるかと思いましたが特になかったです。
    私はナンマドール遺跡は磁力を使った医療施設かもしれないと仮説を立てましたが、木っ端みじんに砕けました。