陰鉄
陰鉄ぐるぐる

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ドラマに登場した旗やお札を解読してみよう!

注意:私が画面を見ながら写し取ったので、間違っている場合もあります。
解釈も自己流ですが興味のある人向けに書いてみました。



「よろしく」

莫玄羽の部屋に吊るされていた符。
美しい つづけ字!
なんでいきなり「あいさつ?」 いや「こちらこそ、よろしくおねがいします!」。
ひらがなも元は漢字。
符に使われてもおかしくないですね。

「白旗」

符 酔っ払いおじさんと登場した白旗です。
フォントを加工して作ったので、見やすいけど微妙にデザインが変わってしまいました。

勅令=命令します
銭をたくさん払うので災いを起こさないでください。(おそらく)

雨カンムリ(雷神の意味)から下は創作漢字みたいです。
銭を左右に分けて洪を入れたりしています。
意味は銭をたくさん払いますから災いからお守りくださいというところでしょうか?

・日+月+玄で”地面から上の空間”をあらわしているようです。
・玄の下の字は文字化けするので載せられませんが「牛」に関する文字みたいです。
 (とりあえず「犠」を入力)
・〇に十字は陣の中の魏無羨かな?
・天羅地網=災いを逃さない包囲網。



「召陰旗」

召陰旗 「勅令雨鬼遣」
「雨」じゃなくて「雷神」をあらわしてます。
雷神様が命令するのでちゃんと仕事するように!ということです。
下の字は「鬼遣」。
鬼字の片足を長く伸ばして「部首:しんにょう」の代わりにして「遣」の字を作っています。

召陰旗について魔道祖師wikiでは
「 特定の範囲内にいる霊、彷屍、妖魔や邪悪な存在を引き寄せることができる。」と説明されています。





「目玉」

夷陵の観察寮で王霊嬌を狂乱させた「目玉」を覚えていますか?
なんで唐突に目玉が出てくるのだろうと気になっていたのですが、ようやく答えにたどり着きました。

あの場面は召陰旗に書かれた「鬼遣(おにやらい)」に登場する「方相氏(ほうそうし)」を魏無羨が演じるという面白い趣向になっています。
方相氏とは眷属を引き連れ、疫病神を追い払う神様だそうです(詳細はwikiで)。
ここでは 温晁 と 王霊嬌 が疫病神に当たります。

方相氏は特徴のある姿をしています。
絵で描いたように、黄金の目が4つあり、黒と赤の衣装です。
魏無羨にお面をつけさせるわけにもいかないので、小物で演出を狙ったようです。

  ・転がる2つの目(魏無羨の目と合わせて4つ!)
  ・転がる黄金(瞳のように丸い)
  ・魏無羨の魔性の魅力を引き出す黑衣と赤の裳

スタッフの遊び心が面白いですね。







「伏魔殿の陣」

これは夷陵の伏魔殿に皆が逃げ込んだ時、藍先生が傀儡たちの侵入を防ぐため壊れた陣を修復してくれたシーンです。
藍先生らしい青と白の光が美しかったです。

しかし修復と言っても下の文字が見えないので、ほぼ書き換えに近いのではないかと思いました。

私見ですが、この陣は蘇渉が事前に描いておいた「伝送の陣」だと思います。
混乱に乗じて自分と弟子たちだけが逃げ出せるように準備していたのです。
それを子供たちが「壊れている」と言い出したため藍先生が上書きしてしまいました。

正しく描かれているのに「壊れている」と言われ、宗主である蘇渉のプライドがズタズタにされた瞬間ですが、確かにちょっとショボイ雰囲気が出ているんですよね…。

仕方なく自分の血で藍先生の陣を解きましたが、弟子を見捨て自分だけ逃げるという情けない事態になり、あれでは弟子たちが可哀そうでした。



「舞天女封印の陣」

舞天女陣
大梵山の舞天女祠には目立つ赤で陣が描かれていました。
この陣を解読し、誰が、何のために描いたのか解明したいと思います。

この陣ですが、実際の文字などを図に落とし込むセンスが秀逸で、翻弄されました。
意味が分かると図を見る楽しさが増します。





「陣の構成を確認!-詳細は下に-」
陳情令舞天女祠

①大きな赤丸の上に黄色い丸が4つあります。(背景は 水色
大梵山の地勢を表しています。
〇の中は実際に描かれている文字。
□は元になった漢字を貼ってみました。
・気(空気、風通し)
・土(植物が育つに適した土壌)
・木×2(生命力にあふれた木々)

青線で描かれた中央の「どうかんむり」は、この場所が堂の中で、祈りの場所であることを示しています。

③中央のよく似た2本の緑線は草が並んで生えている様子をあらわしています。

④中央の台形のオレンジ線は女宿という星座を4点であらわしています。

⑤背景が ピンク の記号たち
これらは植物が育つために必要な4つのモノが描かれています。
 ・右上:養分。下の方で解説しています。
 ・右下:易経の卦で火をあらわします。温度をあらわしています。
 ・左上:元旦の旦の字で、太陽光をあらわしています。
 ・左下:柄杓に似た形で有名な北斗七星です。汲んだをあらわしています。

⑥背景が 黄色 いモノ
 ・蔵色散人が舞天女を封印するために描いた剣の図
 ・蒔花苑にあった陰鉄が胸に埋め込まれている図
 ・温若寒が舞天女を動かすために陣を破った痕跡



「この図の正体」

この図は石像に蒔花女を憑依させた延霊道人が描いたものです。
自分の欲望のために蒔花女をこんな暗い洞窟に押し込めてしまったことを後悔したのかもしれません。
哀れな蒔花女のために少しでも外の環境を取り込もうと陣を描いたのでしょう。
もともと優しい人なのです。

大きな赤丸は大梵山の豊かな自然をそのまま結界として使っています。
そして植物が育つのに必要な 4つのモノ を中央の蒔花女を取り巻くように配置しています。
水、太陽光、適度な気温、そして最後は養分。
養分については以下を見てください。

中央に大きく女宿が描かれているのは、蒔花女の陰鉄は蛇の気を持っているので、玄武(亀)の宿をここにおいて荒ぶる気を癒しているのかなと思いました。

しかし結界は最終的に温晁によって壊されてしまったので、彼女の聖域は消え去ってしまいました。
本当に残念です。



「謎の記号 ”養分”」

写真を見てもらえば一目瞭然!
なんとカタカナが使われていました。
「ウンコ」です。確かに肥料として使いますね!

植物に必要な4つのモノが陣に描かれていることは推測できたので、
残る 「養分」 に関するモノがここにあるはず!とアタリをつけました。
しかしこれが何の文字か…それとも絵なのか外国語なのか、本当に分からず苦戦しました。

「肥」「糞」「便」「骨」「養」「尿」などや、ひょっとしたらドラマに出た肥え桶の「桶」か!?と思ってこれも色々調べましたが、もう調べる文字がないところまでいきました…。

最後に文字を線描きしてグーグル先生の画像検索にかけてみました。
「ハム」とか「どきゅーん」とか「仏」とか…。

陳情令舞天女祠角度を変えて検索し、最後に縦にしたとき、
ひらがなで 「うんこ」 と出ました。
この線画から「うんこ」が出たのは下の「コ」が「こ」に似ているからだろうなと思った時、この字がカタカナで、字をギュッと寄せてあるのに気がつきました。

あとは図のように縁取りして並べ変えたら「ウンコ」の文字が出てきました。
こんなに「ウンコ」の文字に感動した日はありませんでした。

日本語の「よろしく」が出た時点でカタカナの出現も予想していれば早く答えにたどり着いたかも。
時間はかかりましたが、解決して良かったです。
もちろん異論反論も出てくると思いますが、自分では大満足です。

このエリアの4つの文字は「卦」「星座」「古漢字(または絵文字)」と変化球になっているので、デザイナーさんもカナカナを使ったんでしょうね。

グーグル先生の協力でなんとか解読できました。
ヒエログリフを解読したシャンポリオンの気持ちが理解できました!(´ω`)ノ








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