遺跡馬鹿  紹興・南京は古跡だらけ:紹興市内


■紹興・南京は古跡だらけ
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宿泊や旅の参考

杭州
┗浙江省博物館(之江館区)

■紹興
紹興市内
┃┣魯迅故里
┃┣八字橋と沈園
┃┗東湖風景区
柯岩風景区
 ┣雲骨、弥勒石仏
 ┗安昌古鎮

■南京
三蔵法師の遺骨
┃┗建初寺
┃ ┣九華山玄奘寺
┃ ┗霊谷寺
仏舎利を求めて
┃ ┗大報恩寺遺跡公園
┃ ┗牛首山
観光地・博物館①
┃┣秦淮河ボートと夫子廟
┃┣瞻園(せんえん)
┃┗南京江寧織造博物館
観光地・博物館②
 ┣総統府
 ┣南京猿人洞
 ┗南京博物院

たれぱんだ写真館
┣紹興・南京たれまくり
┗オマケの上海・外灘


 
紹興市内


紹興市内は見どころが豊富です。
日帰りで終わらせるにはもったいないので、滞在してあちこち観光して欲しいです。
交通連合カードは市バス・地下鉄で使用できます。



魯迅関係



紹興と言えば魯迅です。
この壁画の前で多くの観光客が写真を撮るので、こんなふうに誰もいない写真を撮りたいなら早朝がオススメです。
この裏手に魯迅の博物館などがあります。
まずは案内所で地図など入手するのが良いでしょう。





広場に接するように水路があり、烏篷船(うほうせん)に乗ることができます。
まだ朝早いので船頭さんもノンビリです。





魯迅の小説に登場する『孔乙己(コンイーチー)』です。
この街の「ご当地ゆるキャラ」的な存在で、とにかく愛されているのが分かります。
私が滞在していた時も「孔乙己そっくりさん募集!」などなど、イベントをやっていました。
ちょっと物悲しい内容の小説ですが、ぜひ読んで欲しいです。




紹興魯迅記念館です。
入場無料。
写真等の展示があります。





三味書屋です。
魯迅が12歳から17歳まで学んだ学校だそうです。
奥の方に魯迅が使用した机が残っていました。





紹興魯迅記念館近くにある紹興黄酒館です。
紹興酒は「黄酒」と呼ばれています。
無料で見学できます。





この紹興黄酒館には古い甕が並んでいます。
ちなみに中央の甕についている値札は、「古越龍山限量珍藏酒89,999元」です。
日本円だと180万円くらい?





紹興酒が混ぜ込んである棒アイスです。
美味しいのでオススメ。
他の味もあります。
溶けやすいので、ガブっと齧るのが良きです。





夜市があって、気軽に紹興酒を購入できます。




紹興にもスタバあります!

しかし、中国滞在中は一度もスタバへ行きませんでした。





紹興は裏道が面白いです。
観光地とは違う風景が見たいならオススメします。
ちなみにここは「西咸歓河沿」です。




懐かしい感じの店もありました。
ここで紹興酒のアイスを買いました。





沈園の「越(えつ)劇」鑑賞



夜は「沈園」の越劇を観に行きました。
当日券が買えました。
開演前は夜の園内を散策。




越劇は男主役を女性が演じるのだそうです。

【簡単なあらすじ】
仲の良い夫婦が義母の策略で別れてしまう。
そして偶然、この庭園で二人は再会。
当時起こった出来事を元嫁から聞かされ、茫然とする元夫なのであった…。





男主人公は実在する詩人で、彼は元嫁と再会したこの庭の塀に詩を残しました。
そしてずっと元嫁への未練を断ち切れずにいたそうです。
しかし、自分の息子を不幸せにする母とはなんぞや!?
…なんて思いながら芝居を観ました。

デジタル画面で字幕が表示されますが中国語だけです。
事前にストーリーを知っていた方がよいです。
たとえ言葉が分からなくても十分面白いです。




カーテンコールです。
舞台は小さいですが、演者さんは多いです。
男主役さん(青服)が登場する前に離席する観客多数!
騒々しい周囲をよそに、イケメン(女性)の男主役さんに手を振る私であった。



芝居が終わった後、宿に戻る途中の道筋。
夕食はここでとりました。

蘭州拉面(らんしゅうラーメン)

紹興は屋台は多いけれど、一人旅の場合どこへ入って良いか迷うので、このお店を推薦します。



メニューは壁にちゃんとあるし、写真もあります。
量も多く、現金OK、店内清潔で2日通いました。




回族の食堂です。
青海出身のおばさんと息子で営業していました。





八字橋



世界遺産に含まれている「八字橋」を見学しました。
横から見ると橋の形が「八」に見えるので、この名がついたそうです。





橋の上に上がりました。
写真を撮るひとたちで混んでいました。




ここでも烏篷船(うほうせん)に乗ることができます。
ここは運河の幅が狭いけれど、あまり観光地化されていないので船からの景色は良さそうです。




烏篷船(うほうせん)がたくさん停泊しています。
訪問した日は平日なので、あまり船に乗る人はいなかったようです。




船に乗って橋をくぐるのも楽しそうです。




この八字橋界隈は水路の幅が狭いのが良いです。
のんびりとした感じがします。




天気が良いです。
魯迅故里から少し離れているので、観光客が少ないのかもしれません。




東湖風景区



紹興市内からバスで30分ほどで到着です。
(市バス1番が簡単です)
ここで切符を買います。




世界遺産に登録されていることを示す巨大な石碑です。
あちこちにある関連施設をひっくるめて「中国大運河」として世界遺産に登録されました。




人の手で切り出された風景です。
深さはかなりあるようです。




『仙桃洞』です。
舟で下の石門をくぐります。
上部には切り取られたかのような石窓があります。
伝説によると、王母娘娘はここに仙桃の樹を植え、仙桃が盗まれないように天の将軍を派遣し守らせた。
その将軍が駐在していたところが、上部にあいている石窓です。

この洞は形が桃に似ていることから仙桃洞と呼ばれています。
石門の傍らには
「洞の深さは150mあり、底が見えない、桃の花は3千年に一度開く」
と文字が刻んであります。

仙桃には「不老不死の果物」という伝説があります。






休憩所があったので寄ってみました。




湖を観ながらコーヒーを飲みました。




窓から見える特徴のある橋は『秦橋』です。
秦橋の名前の由来は、かつて秦始皇帝が訪問した際、ここに車を停め、馬にエサを与えたことから名づけられました。
石組みの特徴は満月のようにデザインされたアーチ部分です。




お昼近いので烏篷船(うほうせん)もノンビリ客待ちをしています。




ゆるキャラがいました。




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