遺跡馬鹿 紹興・南京は古跡だらけ:紹興市内 |
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紹興市内 紹興市内は見どころが豊富です。 日帰りで終わらせるにはもったいないので、滞在してあちこち観光して欲しいです。 交通連合カードは市バス・地下鉄で使用できます。 魯迅関係 ![]() 紹興と言えば魯迅です。 この壁画の前で多くの観光客が写真を撮るので、こんなふうに誰もいない写真を撮りたいなら早朝がオススメです。 この裏手に魯迅の博物館などがあります。 まずは案内所で地図など入手するのが良いでしょう。 ![]() 広場に接するように水路があり、烏篷船(うほうせん)に乗ることができます。 まだ朝早いので船頭さんもノンビリです。 ![]() 魯迅の小説に登場する『孔乙己(コンイーチー)』です。 この街の「ご当地ゆるキャラ」的な存在で、とにかく愛されているのが分かります。 私が滞在していた時も「孔乙己そっくりさん募集!」などなど、イベントをやっていました。 ちょっと物悲しい内容の小説ですが、ぜひ読んで欲しいです。 ![]() 紹興魯迅記念館です。 入場無料。 写真等の展示があります。 ![]() 三味書屋です。 魯迅が12歳から17歳まで学んだ学校だそうです。 奥の方に魯迅が使用した机が残っていました。 ![]() 紹興魯迅記念館近くにある紹興黄酒館です。 紹興酒は「黄酒」と呼ばれています。 無料で見学できます。 ![]() この紹興黄酒館には古い甕が並んでいます。 ちなみに中央の甕についている値札は、「古越龍山限量珍藏酒89,999元」です。 日本円だと180万円くらい? ![]() 紹興酒が混ぜ込んである棒アイスです。 美味しいのでオススメ。 他の味もあります。 溶けやすいので、ガブっと齧るのが良きです。 ![]() 夜市があって、気軽に紹興酒を購入できます。 ![]() しかし、中国滞在中は一度もスタバへ行きませんでした。 ![]() 紹興は裏道が面白いです。 観光地とは違う風景が見たいならオススメします。 ちなみにここは「西咸歓河沿」です。 ![]() 懐かしい感じの店もありました。 ここで紹興酒のアイスを買いました。 沈園の「越(えつ)劇」鑑賞 ![]() 夜は「沈園」の越劇を観に行きました。 当日券が買えました。 開演前は夜の園内を散策。 ![]() 越劇は男主役を女性が演じるのだそうです。 【簡単なあらすじ】 仲の良い夫婦が義母の策略で別れてしまう。 そして偶然、この庭園で二人は再会。 当時起こった出来事を元嫁から聞かされ、茫然とする元夫なのであった…。 ![]() 男主人公は実在する詩人で、彼は元嫁と再会したこの庭の塀に詩を残しました。 そしてずっと元嫁への未練を断ち切れずにいたそうです。 しかし、自分の息子を不幸せにする母とはなんぞや!? …なんて思いながら芝居を観ました。 デジタル画面で字幕が表示されますが中国語だけです。 事前にストーリーを知っていた方がよいです。 たとえ言葉が分からなくても十分面白いです。 ![]() カーテンコールです。 舞台は小さいですが、演者さんは多いです。 男主役さん(青服)が登場する前に離席する観客多数! 騒々しい周囲をよそに、イケメン(女性)の男主役さんに手を振る私であった。 ![]() 芝居が終わった後、宿に戻る途中の道筋。 夕食はここでとりました。 蘭州拉面(らんしゅうラーメン) 紹興は屋台は多いけれど、一人旅の場合どこへ入って良いか迷うので、このお店を推薦します。 ![]() メニューは壁にちゃんとあるし、写真もあります。 量も多く、現金OK、店内清潔で2日通いました。 ![]() 回族の食堂です。 青海出身のおばさんと息子で営業していました。 八字橋 ![]() 世界遺産に含まれている「八字橋」を見学しました。 横から見ると橋の形が「八」に見えるので、この名がついたそうです。 ![]() 橋の上に上がりました。 写真を撮るひとたちで混んでいました。 ![]() ここでも烏篷船(うほうせん)に乗ることができます。 ここは運河の幅が狭いけれど、あまり観光地化されていないので船からの景色は良さそうです。 ![]() 烏篷船(うほうせん)がたくさん停泊しています。 訪問した日は平日なので、あまり船に乗る人はいなかったようです。 ![]() 船に乗って橋をくぐるのも楽しそうです。 ![]() この八字橋界隈は水路の幅が狭いのが良いです。 のんびりとした感じがします。 ![]() 天気が良いです。 魯迅故里から少し離れているので、観光客が少ないのかもしれません。 東湖風景区 ![]() 紹興市内からバスで30分ほどで到着です。 (市バス1番が簡単です) ここで切符を買います。 ![]() 世界遺産に登録されていることを示す巨大な石碑です。 あちこちにある関連施設をひっくるめて「中国大運河」として世界遺産に登録されました。 ![]() 人の手で切り出された風景です。 深さはかなりあるようです。 ![]() 『仙桃洞』です。 舟で下の石門をくぐります。 上部には切り取られたかのような石窓があります。 伝説によると、王母娘娘はここに仙桃の樹を植え、仙桃が盗まれないように天の将軍を派遣し守らせた。 その将軍が駐在していたところが、上部にあいている石窓です。 この洞は形が桃に似ていることから仙桃洞と呼ばれています。 石門の傍らには 「洞の深さは150mあり、底が見えない、桃の花は3千年に一度開く」 と文字が刻んであります。 仙桃には「不老不死の果物」という伝説があります。 ![]() 休憩所があったので寄ってみました。 ![]() 湖を観ながらコーヒーを飲みました。 ![]() 窓から見える特徴のある橋は『秦橋』です。 秦橋の名前の由来は、かつて秦始皇帝が訪問した際、ここに車を停め、馬にエサを与えたことから名づけられました。 石組みの特徴は満月のようにデザインされたアーチ部分です。 ![]() お昼近いので烏篷船(うほうせん)もノンビリ客待ちをしています。 ![]() ゆるキャラがいました。 |