遺跡馬鹿  台北周辺は遺跡だらけ


■台北周辺は遺跡だらけ
┗ 旅行の概要


■十三行博物館
┣ 十三行博物館とは
┗ 十三行博物館への行き方


■金瓜石(旧金鉱跡)
┣ 金瓜石博物館
┣ 周辺のみどころ
┗ 砂金取りと工人弁当


■平溪線周辺
┣ 菁桐
┣ 平溪
┗ 猴硐(ホウトウ:猫村)


■故宮博物院
┣ 展示品
┗ 三希堂(喫茶室)


■その他の街
┣ 基隆(仙洞巌+佛手洞)
┣ 北投温泉
┗ 指南宮、龍山寺
■たれぱんだ写真館
┗台北でたれました



 
故宮博物院



雲ひとつない青い空。
故宮博物院の美しさが映えます。
士林市場でしっかり朝食を食べてきたので、ヤル気満々で突撃です。

お目当ては「毛公鼎」です。
銘文の勉強もしてきたので、直接銘文を読むぞ!






こんなところにもスタンプがありました!
「毛公鼎」のスタンプを見ると銘文まで書いてある!
さすが故宮博物院!スタンプだからといって手は抜かないですね!





ノートに押したスタンプ画を紹介します。
なんと「翠玉白菜」までありました。



じゃーん! 本物登場です!
この丸みを帯びた姿が愛らしい。
そして足のふんばり具合も最高です。
全体のバランスが良いのも気に入っています。




上から覗き込んで銘文を読みます。
「おお、読めるぞ!」と感動。(実際は数文字だけ)
この銘文をどうやって刻んだかは謎だとか。






尻を撮る!
意外と貴重なアングルです。
どっしりとして、ふくよかな曲線です。




「象牙多層球」です。
これを見るたびに「人間が作ったとは信じられない」とつぶやいてしまいます。
正確に刻まれた形、層、凹凸。溜息しか出ません。





特別企画展が開催されていました。
「祀與戎 古代兵器攻略」(祭礼と闘い 古代武器攻略)

武器好きにはたまらない企画展!
私は戈という武器が好きなので勉強になりました。
あと西洋のクロスボウに似た「弩」の構造説明も参考になりました。




良渚文化の「石斧」です。
紀元前3300年から紀元前2300年頃のものです。
玉石で造られた物で実用ではなく権力の象徴として用いられたと考えられています。
石に傷がついていないので未使用品ということです。





二本の美しい剣。
刃の部分にうっすらと模様が入っています。
青銅器の剣は持ち手の部分がボコボコしていて持ちにくそうに見えます。




喫茶室の「三希堂」です。
清の乾隆帝の書斎名から店名を取ったそうです。
高い天井と優雅な装飾!
まったりとした時間を過ごしました。





注文したのは「柚子茶」です。
大きなピッチャーに入ってます。もちろん熱いです。
小さなグラスに入れて飲むのですが、甘くておいしかったです。
コースターが金魚で、魚好きな私は記念に持って帰ってしまいました。





レジのそばにはオミヤゲも売ってました。
ケーキ類が多かったです。
包装紙の色合いもセンスが良いですね。




ショップです。
安い物から高級なものまで。文具から本格的な青銅器のレプリカや掛け軸まで!





おススメのおみやげ!


「蛟紋璧」
故宮博物院にある「蛟紋璧」をアレンジして作った吊飾りです。
璧は古来より魔除けとして珍重されました。
とにかく見た目が美しいし、魔除けもしてくれるなんてお得感増し増しです。
お値段は120台湾ドル(2023年)でした。



日本語名:故宮ミニ毛公鼎

5cm×5cmという飾りやすいサイズです。
材質はプラスチックっぽいです。
残念ながら内部に文字はありませんが、毛公鼎の可愛らしさは上手に再現されています。
お値段は280台湾ドル(2023年)

本物志向のあなたは「どうせなら、青銅製が欲しい!」と思うでしょう。
そういう場合は故宮博物院のネットショッピングを利用すると良いでしょう。
青銅製の毛公鼎を購入することができます。



「遺跡馬鹿-台北周辺は遺跡だらけ」のトップに戻る

遺跡馬鹿トップに戻る