遺跡馬鹿 台北周辺は遺跡だらけ |
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平溪線周辺! ■菁桐駅周辺 <滑り台にあった案内板を適当翻訳> 案内板:『新北市平渓区公所 製』より 白石村は他の地区より早く台陽煤礦公司の従業員宿舎や招待所が建てられました。 民国40年にはこの地に滑り台やブランコが設置され、当時の賑わいから「台陽児童楽園」と呼ばれ、子供たちの遊び場となっていました。 煤礦業が衰退した後も滑り台はこの地に残され、堅固な造りのため今も当時の姿をとどめています。 当時の賑わいの証拠にはならないかもしれませんが、多くの人が懐かしさを感じてくれると信じています。 「菁桐駅」です。 歴史のある駅舎です。 大人気の菁桐老街ですが、朝10時ごろ+大雨で誰もいない。 ちょっと寂しかったですが、ノンビリできました。 日本宿舎建築群を一望してみました。 狭い範囲ですが、ステキな家屋が残っていました。 眼の前に現れた橋が気になりました。 「民生橋」 中華民国93年3月に竣工されたそうです。 西暦だと2004年です。それほど古いものではありませんでした。 橋の下を抜けられるようになっているので行ってみたいと思います。 キレイな壁の横を通ります。 まだ竣工して20年ほどですが、味のある感じになってますね。 橋の反対側に出ました。 この辺りに川へ下りられる階段がありました。 橋に戻って街歩きを続けます。 青看板に「北海道民宿」と書いてあります。 お客さんが宿泊する時もあるんですね。 手前の道を登ってみました。 滑り台の広場に到着です。 階段を撮影してみました。 昔は子供たちがここを登って遊んでいたんですね。 みっちりとコケに覆われた姿が寂しげでした。 ■平渓駅周辺 <防空壕と橋脚のある街> この町には防空壕が残っていると知り、ぜひ行ってみたいと思っていました。 並んで口を開けている壕を覗き込みました。 防空壕といえばグアム島で見学しましたが、こちらは防空壕というより石窟洞として使う予定だったのではないかなと思いました。 平渓の老街です。 ここも観光客がほとんどいませんでした。 街中をさまよっていると、突然目の前に陸橋があらわれました。 これも街の見どころと紹介されていましたが、確かに立派な構造物です。 案内板がありました。 観音巌・八仙洞を目指します。 観音巌に到着しました。 横に階段があるので是非2階に上がってみてください! 2階から見た景色です。 街が谷の間に作られたことが分かります。 隙間なく家が建ってて圧迫感がすごいです 八仙洞です。 ここを訪問するために日本から懐中電灯を持参しました。 中は真っ暗なのでライトなしで歩くのは危険です。 途中にいくつもの横穴があり、中にイスとテーブルが置いてありました。 フラッシュを焚いているので明るいですが、実際は真っ暗で、そして不気味でした。 洞内の終点はこんな感じでした。 急いで回れ右して出口へ向かいましたが、やはり不気味な雰囲気があってドキドキしました。 防空壕にやってきました。 壁を見ると薄く彫刻されているのに気がつきました。 仏像の光背のような線も多数ありました。 内部は奥で横につながっていました。 突き当たりには仏像が置けるように1段高くなった祭壇(?)がありました。 外は雨だったので水滴がフラッシュを反射して丸い球として写り込みました。 ちょっと神秘的です。 まん丸でかなり大きいです。 ■十份駅 <ランタンで有名な駅です> 列車が入ってきました。 さっきまで線路内でランタンを上げていた観光客が逃げるように柵の向こうへ駆け込みます。 自分のランタンが空中へ上がっていきます。 しかし数分後、目の前に落下しました…。 もうちょっと飛んで欲しかったし、どうせ落ちるなら見えないところで落ちて欲しかったな…と。 十份駅に池があり鯉が泳いでいました。 さっそく縁起が良さそうな金鯉を写真に収めました。 ■猴硐(ホウトウ)駅 猫多めの炭坑跡地 眼光鋭い! 店先から威圧感だだもれ! 猴硐煤礦博物園區で当時の機械を見学しました。 鉄橋を渡り、猴硐坑休閒園區にやってきました。 土砂降りで観光客はいません。 こちら側には食堂もありませんでした。 こんな感じのトロッコに乗って坑内を見学するツアーに参加します。 ツアーといっても自分とガイドさんの二人きりです。 ゴットンゴットンとトロッコが坑内に移動します。 入口はこんな感じです。 まずは工具の説明です。 この石を割るドリルを試させてもらいました。 初めてハンドルを握りましたが振動が凄い! しっかり握っていないと先端が勝手に動き回ります。 トロッコを引っ張る機械です。 別の機械で実際にトロッコを移動させる体験をしました。 坑内の見学が終わり、受付に置いてあったスタンプを記念に押しまくりました。 猫がいる村の方へ行ってみました。 久しぶりにネコに大接近! ちょっと嫌そうなまなざしを感じて動揺してしまう! 電車の時間まで暇だったので、紅豆芋団を食べてみました。 猴硐駅にも池があり、鯉が泳いでいました。 台湾の人は本当に鯉が好きですね。 私も大好きなので嬉しいです。 土砂降りだったので老街に人は少なく、店も閉まっていて想像とは違う世界に迷い込んだ感じでしたが面白かったです。 晴れていれば老街の名物料理などを食べられたかもしれません。 再訪したいです。 |