遺跡馬鹿  台南・高雄は遺跡だらけ:卑南遺跡公園


■台南・高雄は遺跡だらけ
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■台東
国立先史博物館本館(康楽)
卑南遺跡公園(台東)


たれぱんだ写真館
┗ 台南・高雄たれまくり+食べまくり


 

卑南遺跡公園



広大な発掘現場が公園として整備されています。
台東駅から歩いて10分くらいなので移動も便利です。





国立先史博物館本館からバスに乗ると、このバス停で降ろされます。
落ち着いて周囲を見渡せば、遺跡公園の入り口が見えます。
バスを降りる時は悠遊カードの「ピッ」を忘れずに。





遺跡公園に入る前に『月形石柱』を観ます。
矢印の方を向くと、丘の上にドンとそそり立っているのに気がつきます。






『月形石柱』と対面です。
近寄れないように柵が取り囲んでいます。
上部の割れ方が確かに「月」というか「半月」のように見えます。
元は板面に穴が開けられたような形だったのではないかということです。





横から見ると、あまりの薄さに驚きです。
1000年以上、この場所に立ち続けているとは信じられません。






横から見た石の真っ直ぐ先に山があります。
卑南の人々が神聖視していた『都蘭山』です。
地元のアミ族とプユマ族にとっても大切な山で彼らの領土の境界となっているそうです。
美しいたたずまいから「美人山」とも呼ばれているそうです。




『考古現場』です。
発掘現場に屋根をかけて、そのままの状態を見学できるようになっています。
ここは入場無料です。





この迫力!
石の分量に圧倒されます。
しかし何がどうなっているのか分からないです。





案内板で番号を照合しながら確認していくと、確かに人が住んでいた跡だと実感します。





この脇にある通路を歩いて一周し、全体を把握しました。






国立先史博物館で見たのと似ている「はしご」を発見!
なんと、ひっくり返して残った土の形まで保存してある!
こういうマニアの心を揺さぶる演出が大好きです。





崩れそうな丸石を積んで積んで構造物を作るのはスゴイです。
当時は泥も使っていたんでしょうか。
これは倉庫として使っていたそうです。





この辺も面白いです。
排水溝のようなものもありました。





案内図を見ながら確認していくと「なるほどな!」となる。





『遊客服務中心』
サービスセンターです。
トイレ、オミヤゲ屋、案内図配布などをやっていました。
平日なので人気がないです。





『展示庁』です。
ここに石板棺や考古遺物などが展示されています。
鳥居隆蔵先生の石柱もここに保管されています(ただしレプリカ)。





館内はこんな感じです。
いきなり石板棺がウェルカムしています。
ここでは2000基以上の石板棺が発掘されているので、これらは全体の一部にすぎません。




こじんまりとしていますが、想像したより激しさを感じる現場に驚愕しました。





ガラス床なので遺跡を上から観察することができます。
使われている石板の薄さに驚きます。





発掘された当時の棺の内部です。
こんな風に埋葬されていたんですね。
左は一人部屋、右は数人一緒に埋葬されているのだそうです。





石板棺のサイズがバラバラなのは埋葬された人数によるそうです。





大きい石棺の上に小さい石棺が置かれている場合があります。





石棺が同じ方向を向いているのは「都蘭山」がその先にあるからだそうです。






一番大きな石板棺です。
この棺には5人が埋葬されていました。





卑南遺跡のジオラマです。
背後に緩やかな山と両側に川が流れています。
海抜は40m~60mだそうです。
周囲は資源も豊富で定住生活をするのに十分な環境です。





卑南の人たちです。
玉管をさげてますね。
男性は几形の耳飾り、女性は丸型の耳飾りをしています。





ここにも出土物が展示されていました。





首飾りが展示されています。
緑色が美しいです。





土器も展示されています。






動物の土偶です。
イノシシかな?






最大的石柱

高さ4.85m、幅2.12m、厚さ15センチ。
上部に二つの丸い穴が開いています。
ここで一番会いたかった石柱です。
鳥居龍蔵先生が1896年に写真を撮り、1930年代に土地所有者の王さん一家が写真を撮ったのを最後に本物の石柱は倒れ、壊れてしまったそうです。
なのでこれは復元模型になります。
とても精巧に作られています。





在りし日の石柱です。
鳥居先生の写真も紹介されています。





石柱の石はどこから運ばれてきたのかという説明が書いてあります。
卑南ではこのような石は採れないため、遠くから運んできたようです。
インドネシアのスンバ島のように共同作業として巨石を運ぶことに意味があったのかもしれませんね。




現在唯一残っている月形石柱ですが、昔は何本もの石柱が立っていたそうです。





柱に開いている2つの穴については諸説あるんでしょうね。
「梁を取り付ける穴」という説もあるそうですが…。





私は矢のようなモノを投げて、矢が通れば願いが叶う!系の遊びの道具じゃないかなと推測しています。
遊びじゃなくて神事かもしれませんが、穴の大きさが同じじゃないのも難易度を分けるためじゃないかなと思っています。
日本でも神社で「かわらけ」を投げて厄除け祈願する風習がありますが、あれと似たような信仰があったのではないかと思います。





建物の外にはレプリカの石柱が並んでいます。





ここには『卑南族少年会所』がありました。
老朽化し、危険なので取り壊したそうです。
高床式で円形の床を持つ建物でした。





駅へ向かう途中で見つけました。
ここも卑南遺跡の領域で、台湾国宝になった『人獣形玉玦』はこの道で見つかったと説明しています。





台東駅へ向かうには、このトンネルをくぐります。
「祝您行车平安 普悠玛部落」と書いてあります。
意味は「安全な旅をお祈りします・プユマ村」ですね。





台東駅に着きました。
窓口で切符を購入。





新自強号3000に初めて乗ります。
行きは各駅で3時間、帰りは新幹線で1時間でした。
出発は15時13分です。

良い遺跡でした。大満足で高雄へ戻ります。






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