| 遊戯王の謎−単独コーナー編 | |
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| 「タイトルに使われた言葉の意味」を紹介したいと思います。 で、ただ紹介するだけでは面白くないので、日本神話と比較します。 |
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7月16日放映−第114話 『乃亜vs瀬人 天地創造の決闘』 7月23日放映−第115話 『無敵デッキマスター奇跡の方舟』 7月30日放映−第116話 『モクバを救え!運命の第七ターン』 8月06日放映−第117話 『引き継ぎし山札 遊戯vs乃亜』 |
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■基礎知識の確認 乃亜くんの名前の由来などを紹介した『乃亜のノア』を読んでいただければ分かりますが、そもそも乃亜くんの名前自体が旧約聖書からのネタ…なので、アニメオリジナル編はまさに「旧約聖書クサイ」ストーリー仕立てになっています。 それゆえ少しでも知識があれば、後半のストーリーも面白く、深読みできるのではないでしょうか。 ■天地創造の決闘
神サマは6日間かけて、この世を創りあげました。
2日目は空の水(雨)と地上の水を分けました。 3日目は陸と海を分け、草木を生みました。 4日目は天に丸い光を創り、大きい方(太陽)に昼をまかせ、小さい方(星)に夜をまかせました。 5日目は生物を創りました。「生めよ、増えよ、地に満ちよ」と言いました。 6日目は地上の動物を創りました。また、この日に人間を創りました。
7日目は、無事創り終えたことを祝福するためお休みをとった日となってます。 ■このように神サマがこの世を創ったわけですが、さて、「乃亜vs瀬人 天地創造の決闘」で、どんなモノをスタッフは私たちに観せてくれるんでしょうかねぇ。 この流れにそったデュエルだと楽しいんですが…。 ■さらに天地創造といえば、ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂に描いた天井画も有名ですが、あんなシーンがチラリ…と出てくるのかなぁ。 ★ちなみに、我が日本国の神話からタイトルを付けるならば………
国生み神話 「天の下はくらげが漂っているような状態なので、二人して土地を創りなさい」と、命令を受けた伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)が、天の橋立に立ち、天の沼矛(あめのぬぼこ)でドロドロの沼地をかき回しました。 そしてそっと沼矛を引き上げると、ドロがしたたり落ち、そこに大地が出来ました…。 ■奇跡の方舟
デッキマスターが方舟だと、ペガサスが使ったトゥーンワールドのように、モンスターが方舟に入ると攻撃を受けない…といったズルをするのだろうか…。 ★ちなみに、我が日本国の神話からタイトルを付けるならば………
天の鳥船(あめのとりふね) 国譲り神話の中に登場する、天と地を往来するための乗り物。 天照大神(あまてらすおおみかみ)に命じられ、建御雷神(たけみかづちのかみ)が地上へ行くために使用した「空を飛ぶ船」と古事記にあります。 地上へ何しに行くかというと、出雲へ行って大國主命(おおくにぬしのみこと)とその息子、建御名方神(たけみなかたのかみ)に、「この地は天の神さまの者なので、君たち土着の人はこの土地を天に返しなさい」と説得しに行ったのです。 大國主命は「いなばの白ウサギ」に登場する神さまですよ。 ■モクバを救え!運命の第七ターン
遊戯王の中でも「7つの千年アイテム」が登場するのは、皆さん周知の事実ですね。 タイトルの「7」を単純に「7日間で天地創造を果たした」ところからとったのかなぁ〜とも思いましたが、せっかくなので、チョット怖い「7」も紹介したいと思います。 ■『ヨハネの黙示録』というものがキリスト教の教典に載っています。 これはヨハネがキリストによって「悔い改めないとすぐにでも神の罰が下りますよぉ〜」という啓示を受け、見せられた映像を書きつづったモノだと言われています。 一番の見所は、「最後の審判(ハルマゲドン)」を記録した文章でしょう。 キリスト教の神を信じないモノたちに、神による最後の制裁が加えられる…。 苦痛と嘆きの中で異教徒は死に絶え、選ばれた人々が神と共に永遠に生きる…。 まぁ、こんな感じのストーリーです。 ■この黙示録の中には多くの「7」が登場します。 たとえば「7つの封印」とか「7人の御使いがラッパを吹き鳴らす」とか「7人の御使が、7つの災害の入った7つの金の鉢を持ってやってくる」など……。 すべては人類を滅亡へと誘うためのモノで、あんまりありがたくないものばかりです。 ここでは、上記に書いた「七の世界」を簡単に紹介することにします。 「7つの封印」 第一の封印−白馬の騎士が出陣する 第二の封印−赤い馬に乗った、赤い剣を持つ騎士が出陣する 第三の封印−黒い馬に乗った、秤をもつ男があらわれる 第四の封印−青白い馬に乗った、「黄泉」を連れた「死」という名の男があらわれる 第五の封印−殺された亡霊が大声で叫びだす 第六の封印−大地が揺らぐ中、イスラエルの部族が神によりひたいに印を受けます 第七の封印−雷鳴や地震が起こり、七人の御使いがラッパを吹き鳴らす 「7人の御使いがラッパを吹き鳴らす」 第一のラッパ−血の混じった雹がふる 第二のラッパ−巨大な火の固まりが海に投げ込まれる 第三のラッパ−星が水源に落下して、水が汚染され、多くの人がそれによって死ぬ 第四のラッパ−太陽と月の光が三分の一しか届かなくなる 第五のラッパ−隕石の落下によって、大地に穴が開き、そこから虫が這いだし、額にしるしのない人間を襲う 第六のラッパ−四人の御使いが、火と煙と硫黄で人を殺戮します 第七のラッパ−天からこの世は主のものであると宣言する声が流れる 「7人の御使が、7つの災害の入った7つの金の鉢を持ってやってくる」 第一の鉢が地に傾けられ−異教徒は皮膚に悪性のできものができる 第二の鉢が地に傾けられ−海は汚染され、海の生物は全滅する 第三の鉢が地に傾けられ−川や水源の水が血にかわる 第四の鉢が地に傾けられ−人々が太陽の熱に焼かれ、死ぬ 第五の鉢が地に傾けられ−支配していた者たちが、この苦痛を与える天の神を呪う 第六の鉢が地に傾けられ−悪しき者どもが全世界の王たちを「ハルマゲドン」という地に集める 第七の鉢が地に傾けられ−大地は揺らぎ、町は崩壊する。 どのような状況だとこのような恐ろしい人類滅亡のシナリオが誕生するのでしょうか。 それは当時、ローマによってキリスト教の弾圧がすさまじくなり、キリスト教徒達は絶望と不安の中で活路を見いだせずにいました。 その迫害の中、キリストの再来を願う心と悪であるローマ人を滅ぼすことを強く願う気持ちがこの黙示録を生みだしたと言われています。 それにしても、恐い恐い世界ですね…。
天の八衢(あめのやちまた) ちょっと意味が違う感じもしますが、まぁ、この先、どちらに運が向うのか…という解釈で使ってみました。 「八衢」とは、道が八方向にわかれている場所を呼びます。 神武天皇が天から降りてきて、さてどちらへ向えばいいのだろう…と、思案した場所です。 ■日本神話で「七」という数字が印象的に使われる場面はあまり登場しません。私の知る限りでは…(^_^;) ★日本神道にはこのような「世界を終わりへと導く、善と悪の闘い」はありません。 農耕民族はおだやか〜で、マッタリな世界観の中に生きています。 ■書き上がってみると、なんかどうでも良いページに仕上がってますなぁ〜。 まぁ、宗教がらみとか、神話なんてモノを説明する文章というのは、たいていつまらないモノです。 ■日本の神さまに「ふりがな」をつけましたが、なくても読めますか? 読めないかも…というお節介心でつけましたが…。 |
■でましたねぇ〜。システィーナ礼拝堂の天井画−アダムの創造![]() まさかこんな形で使ってくれるとは…。 上記のポーズですが、ミケランジェロ自身が「いやぁ〜あの手と手の間にあるモノは……」なんて語った記録はないので、評論家や宗教家がいろいろ説を出してますが、私の考えでは「生命を吹き込んだ直後」と考えております。 ■ 瀬人さんとモクバは近づきつつある状態で止まっています。ちょっと距離が離れすぎているトコロが残念かな。 ■しかし石ですか…。 たしか旧約聖書によると、ロトの妻が、神の怒りによって滅ぼされようとしているソドムとゴモラの町を振り返って見てしまったため、塩の柱になった話が伝えられていますが、そこから話を取ってきたのかな…。 でもこの妻、このまま見捨てられ、置いて行かれるんだよねぇ…。 ★ 放映のセリフ
乃亜:天誅を下す(なんと石に) 乃亜:触れあいそうで永遠に触れあうことのない二人…題名は…そう、すばらしき兄弟愛とでもつけてあげよう |