遊戯王の謎−単独コーナー編
バトルシップの謎(原作編)
今更ですが、今回のテーマはバトルシップです。
原作とアニメでは設定が違うので、今回は原作を中心にまとめました。
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バトルシップのあれこれ
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『決闘艇』 と書いて
『バトルシップ』
と読む!
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高度一千メートル程度の飛行能力を持つ!
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船体に『KC』のロゴと「DUEL DISK」の文字が印刷されている(上図では省略)
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飛行中の高度は1000m、地上との気温差は10度。
(ちなみに気圧は900hpa(ヘクトパスカル)となっています)
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バトルシップの特徴
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外側最上部にデュエルを行うための”デュエルリング”−その名も
『
天空決闘場
(てんくうデュエルじょう)』
が設置されている!
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この天空決闘場は中央リングが上昇するようになっている。
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丸窓が上下2段に取り付けられている!
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この飛行船は船体内に居室が設けられており、窓が2段に並んでいる所から、2層構造となっていることが分かる。
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キャビン横に発着用の噴射装置がついている!
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この噴射装置のお陰で飛行船の上昇及び着陸が簡単に行えるようになっている。
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尾翼は4枚装備されている!
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舵用の可動式板がついていて、これをパタパタと動かすことで方向を決めることができる。
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ちなみに4枚翼にすると、着陸する時、下部に伸びる翼が邪魔になるそうです。
3枚翼支持者が多いというのも納得できますね(^-^)
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バトルシップ内部
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客室&その他
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8人のデュエリストが休息できる個室と医務室が設置されている。
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アルティメットビンゴマシーンは中央集会場に置かれている。
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中央螺旋エスカレーター!
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艇底から決闘場へあがるために作られた装置!
おそらく前方に設置されていると思われるので、バランスをとるため決闘艇後部には燃料等が積まれていると思われる(推測)
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観戦者用の階段もどこかにあるようです。城之内たちを誘導する磯野さんのセリフからそれがうかがえます。
普段は『非常階段』として利用されているんでしょうね。
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飛行船が飛ぶ原理!
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飛行船の内部には『ヘリウムガス』が詰まっていて、このガスによって船体がふんわりと浮きます。
浮遊に関して詳しい事を知りたい方は
”アルキメデスの原理”
を調べてください。
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飛行船の浮力調節は空気によって行います。
飛ぶ時は内部の空気を放出し、降りる時は空気を注入します。
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飛行船は風に弱く、推進力も弱いので、「風にながされやすいです」
うまくスピードが出れば太平洋横断も3日あればできるそうです。
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飛行船を操縦したい!
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飛行船を操縦するには特別のライセンスが必要となるそうです。詳細は不明(^_^;)
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原作では夜間飛行でアルカトラズへ向かったので、IFR(計器飛行規則)を持っていないと飛べません。
これは夜間飛行や雲の中を飛んでもいいよぉ〜という免許。
これにより計器と管制塔に従えば夜間だろうと飛べるそうです。
試験合格は難しいですが、150万円ほど持ってアメリカのプライベートスクールに入学すれば比較的簡単に受験までこぎ着けるそうです。
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重すぎるぞ!『決闘艇』
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決闘艇の内部は固そうな枠組みが施されています。この骨の素材は分かりませんが、かなりな重量であることは間違いありません。
飛行船はこの骨に鉄板より固い布を貼り付けてできあがっています。
(特殊な繊維と樹脂により生まれた素材のため、成分等は企業秘密)
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船内が2層になっているところは、『ヒンデンブルク号』と同じです。
『ヒンデンブルク』の船体は全長が243mもあり、定員も50人とかなりの規模。
決闘艇はそれほどの人数を乗せる構造にはなっていませんが、最上部の決闘場、そして螺旋エスカレーターなどかなりバランスの悪い施設が付属しているので、意外に全体は大きいかもしれません。
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なぜ決闘塔はあんなにも高いのか!
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決闘塔(デュエルタワー)はとても高い塔です。
高所恐怖の私にはアニメ放送さえツライモノがありました(^_^;)
デュエルをするだけならあんなに高い施設を建てなくてもいいだろうに…と思いました。
きっと社長の見栄っ張り炸裂でぶっ建てたんじゃないかとも思いましたが、今回、飛行船を調べるにあたり、面白い資料を見つけました。
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アメリカにある『エンパイア・ステート・ビル』は本来、ヒンデンブルク号の係留塔とし、使われるはずだったそうです。
飛行船を浮遊させたままタラップを渡し、乗客を乗り降りさせるという構造になっていたそうです。
実際、飛行船はその離発着がかなり面倒です。
原作では正面に支柱で船体を支え、左右にロープを渡し、浮きあがりを防いでいますが、このロープにつなぎ止めるのに最低でも20人は必要とか…(^_^;)。
そのため、空中での係留が考え出されたわけです。
『エンパイア・ステート・ビル』の高さは381メートルで102階建てだったそうなので、デュエルタワーも同じくらいの高さがあると思います。
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この仮説、まんざら嘘でもないよなぁ〜と思う理由に、原作31巻の表紙口絵に描かれている高橋先生の絵があります。
まさに「係留中のバトルシップ」です。
おまけ
−−私と魔人の限界ギリギリトーク−−
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今回、飛行船の構造等を飛行機に詳しい魔人さんに質問する機会を得ました。
資料として原作に描かれた『決闘艇』を見せたのですが、以下その時の問答をご紹介。
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魔人…一般人。遊戯王に関しては名前すら知らないので説明に苦労しました。。。(T_T)
私:これがその…
”飛行船”
ですが…(ドキドキ★しながら資料を差し出す)
魔:なにこれ…! なんでこんなテッペンに
妙な台
がついているの? バランス悪いじゃない!
私:いや…ここで…その…
”ゲーム”
をするんですよ…(^_^;)
魔:ゲーム!? なんの?
私:その…卓球とかキャッチボールとかテニスとか…
(カードゲームとは言えなかった(泣))
魔:こんなところでボールをキャッチ・ミスしたら、どうやって拾いに行くの!(笑)
高さは1000メートルあるし、風だって強いのに…
私:いえ、ゲームだけじゃなく展望台としても使う予定があるんですよ(嘘)
魔:展望台ねぇ…。でも普通の観光客は空が見たいんじゃなくて、地上を見降ろすために飛行船に乗るんじゃないの?
私:そうですが…(^_^;) でも広いところで空を眺めるのもいいし、なにより日光浴ができるじゃないですか!
魔:地上とは10度も温度差があるんだよ。地上が夏日の30度でもここだと20度…。水着にはツライ気温だよ! 風邪ひくよ!!
私:でも紫外線は地上より多少強いし、身体を焼きたい人にはちょうど良いと思うんですけど…。
魔:まぁ設備の重量が軽ければ何を乗せてもOKだけど、螺旋エスカレーター等、かなり重いモノが設置されているね…
私:はぁ…それはごもっとも…。なにぶんにも
社長の趣味
なので…。
魔:バランスを言うなら、テッペンにこれだけの重さのモノを持ってきたのなら、下にも同じように重たいモノを持ってこなくちゃならない…。
バランスが悪いとクルッと船体が回転して、展望台にいる人、みんな落ちちゃうよ(笑)
私:だから機体内部に居住スペースを持ってきたと思うんですけど…。
魔:フーン…でも飛行船の可能性を考えるなら、結構デザイン的には面白いと思うよ。
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オチなしでスミマセンがこんな感じで質問開始!
ホームページのネタとして質問していると知られないようにするのに一苦労でした。
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アニメ編について
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アニメでは飛行船の中から大きな飛行機が出てきました(笑)が、こんな事が可能なのか!?というと、「可能です」
ただ飛行船にはヘリウムガスが充満しているので、ちょっとでも「スキマ」があるとガスが漏れてしまいます。
たとえ飛行機が内蔵されていないとしても、窓の多い飛行船というのはその機密性を保つための処置が十分に取れていないと、空中でヘニョってしまい、墜落…という危険性も出てきます。
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この決闘艇は飛行船外の設備が多いので設計する技師も大変だったと思います。
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それと…鉄骨で飛行船の枠を造り、さらにその内部に飛行機を収めるのですから重量はかなり重くなります。
飛行機がなければ、あのサイズでも飛べそうですけど、重量から算出するなら大きな風船にしないと飛びませんね…。
図を見ると決闘場の足場が飛行船に接してますよね…。これはその下に鉄骨が渡されている証拠です。
決闘艇は最新の「骨なし飛行船(軟式)」ではないのです。
だから本当に重いんですよ…。
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乃亜編のデーモン剛三郎に追われるラスト。
決闘艇が爆発し、中から飛行機が出てくるという大爆笑のシーンは今も記憶に残っています。
でももし決闘艇がヘリウムガスを積んでいたとするなら、ちょっと話は違ってきます。
なにしろヘリウムガスは
燃えにくい&爆発したりしない
のです。
「じゃぁ爆発は何によって引き起こされたのか!?」
可能性としては「水素ガス」かもしれないです。
水素ガスは自然界でもっとも軽い物質ですが可燃性です。
そのため現在の飛行船では浮揚ガスに水素は使っていません。
有名なヒンデンブルク号では諸処の事情で水素ガスが使用されていました。
(そのガスのためにあれだけの大惨事が起きてしまったんですけどね…。)
◎爆発のキッカケ(2つの仮説)
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社長がポチっとボタンを押すと、ゴォォオ〜と飛行機が加速しながら飛び出てきますが、この時、推進力を上げるためにエンジンに燃料が大量に投入されます。
その量が多いと外に炎が漏れる場合があるそうです。
その火がガスに引火したと考えられます。
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飛行機の機体には空気との摩擦により静電気がたまっています。
飛行機が飛行船から脱出する際、なんらかの理由でそのたまった静電気が放電し、水素ガスの爆発を誘発したと考えられます。
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