遊戯王の謎−単独コーナー編

千年パズルを無☆理☆矢☆理☆作る方法




以前、雑談板で書いた千年パズルの作成方法を引用します。

青銅は固い金属なので、後から、切ったり削ったり…という作業は難しいです。
となると、石盤に流し込む前に、パズルの型がすでに用意されていなければならない…ということになります。

プラモデルなどのように、平たい型に流し込むのなら、この鋳型はさほど作成に手間はかかりません。
ただこの千年パズルは三角錐の鋳型に直接流し込んで作ってあるという点がやっかいなのです。
パズルとして成形するには、面と面の間に隙間を作らなくてはなりません。
この隙間をどうやって作り、スムーズに銅を流し込むか…これはもうオカルトに近い難問ですね。

古代中国の鋳造法に「失蝋法(しつろうほう)」というものがあります。
簡単に説明すると、
ロウで型を作り、それを粘土で包んで焼く→ロウが溶けて流れでる→そこに青銅を流し込む
この方法を使うと細かい細工の青銅器が出来上がるのですが、この方法が千年パズルに当てはまるかどうか…。





失蝋法(しつろうほう)で作る千年パズル


パーツの原型を作るために必要な蜜蝋を用意する。

蜜蝋(みつろう)とはミツバチの巣の主成分となるロウ(ワックス)の事です。
働きバチの腹部から分泌されます。
古代エジプトでは、蜂蜜を採るための養蜂が盛んに行われていました。

各パーツを蜜蝋でそれぞれ作る

ロウソクのような手触りを想像してください

蜜蝋で作ったパーツを組み立てる

組み立てながら、内部にも少しずつ粘土を詰めてください

粘土にパズルを埋め込む

この時に、パズルのスキマに粘土が入るようにしてください。そうしないと、パーツ同士がくっついてしまいます。

ほとんど無理な注文ですよねぇ〜(^_^;)

パズルを埋め込んだ粘土を火で焼く

全体を良く焼いてね♪
加熱によって、内部の蜜蝋製パズルが溶けて出てくる

パズルの鋳型が出来上がります。
鋳型に青銅の素を注ぎ込む
粘土を割ると、中から千年パズルが出てくる
参考


中国−曽侯乙墓


これも青銅製です。
『失蝋法(しつろうほう)』をうまく使えば、こんな細かい造作も出来ます!

このツボはハンダの技術も用いられています。

う〜む、中国恐るべし(^_^;)





参考文献

    特別展−曽侯乙墓 パンフレット



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