遊戯王の謎−謎の18王朝!名もなきファラオは実在した

謎の18王朝!名もなきファラオは実在した



スメンクカーラー王の墳墓について

「消されたファラオ」を参考にさせていただいています。
興味のある方は是非、購読してください。とても素晴らしい本です。
(消されたファラオ−エジプト・ミステリーツアー:著グレアム・フィリップス)

この墓は本当に謎が多いです。
ああぁ、本当にスメンクカーラーという王様は不運なヒトです。
3000年後の私が同情しても、どうにもならないですけど…。






第55王墓の入り口


第55号王墓とツタンカーメンの墓はとても近い


地下にのびる墓室


ミイラの入った棺の場所


『消されたファラオ』という本にスメンクカーラー王の墓だと言われる第55王墓の謎がまとめられています。
要約文を載せます。


1907年のはじめの頃です。王家の谷の北端で、調査隊が掘った穴から土砂を掻き出す作業をしていた作業員が偶然、昔の塹壕のような穴が土砂で埋まっているのを発見しました。
土砂を運び出し、いざ、封鎖壁を開けて調査してみようとした瞬間、発掘の指揮をしていたセオドア・ディヴィスは、この墓がひどく変わっているのに気がつきました。

    入り口をふさぐ石灰岩の封鎖壁には被葬者である王の封印が施されていなかった。
    封鎖壁を壊すと、そこに通路はなく、モルタルで接合し、非常に強固に塗り固められた第二の壁があり、その壁には封印が施されていた。
      普通の墓には”第二の壁”というのはありません。
      これは何かを閉じこめるための封印呪術がかけられている感じがします。
      それは墓というより監獄のイメージですね。


    その封印は九人の縛られた捕虜とそのうえにまたがるジャッカルの姿をした、死者の永遠の守護神アヌビス神を描いた楕円形の印章だった。
      このスタイルは紀元前14世紀頃によく用いられたので、この墓がその頃に作られたものだということが分かります。


    その封印した王の名はツタンカーメン王だった。
      背後にツタンカーメン王が暗躍していたということなのか!!


    副葬品もいっさいなくただ質素な護符がいくつかと土製の箱と壺があるだけで、壁のレリーフさえもなかった
      本来なら王が迷わず死者の国に旅立てるように、壁には冥界への生き方や、生前どんなに正しく生きたかの絵が描かれるものです。
      しかしそれがまったくないのです。
      うす汚れた漆喰壁だけが王墓を守っているのみでした。


    内部に置かれていたマスクは顔の部分が何者かによって壊されていた。
    また棺に書かれていたミイラの名前を抹消したものがいた。
      普通、名前を削ると言うことはその人物の存在を否定するに等しく、その魂は二度と再生することはないと信じられていました。
      「名もなきファラオ」という存在は蘇ることのない魂でもあるのです。


    しかし名前を削ったのみで、ミイラの遺体そのものには、なんの破壊行為もされていなかった
    内臓をおさめたカノポス壺も無傷で残っていた。
    おまけに入り口は無傷だったため墓泥棒の仕業とは言い難い。
      棺などから埋葬者の名前を削り取っているのに、ミイラには手を触れない、破壊しなかったというのはどういう事なのでしょうか。


    墓の四隅に置かれる「呪術煉瓦」に刻まれていたのはアクエンアテン王の名前だった。
      この墓がアクエンアテン王のために造られた証拠がこの「呪術煉瓦」から分かります。
      王の遺体が安全に保たれるように、煉瓦に呪文を書き込み、墓のすみに埋めておくものをこう呼びます。
      アクエンアテン王の墓のはずなのに、なぜスメンクカーラー王が埋葬されていたのでしょうか…これも謎です。
      (ミイラの名前を確認できるようなものは出土していないので、、本当にスメンクカーラー王の遺体かは確認できません。
      ただ、アクエンアテン王よりずっと若いミイラであることは確かなので、アクエンアテン王ではない…とだけは断定できます。)


    墓に忍び込み、王のミイラに悪さをした者たちは、なぜかすべての宝物の窃取が終わらないうちに、玄室の床に職工用のノミ、槌など残したまま、外へ出た痕跡がある。
    なにかに恐れをなしたのか、あわてて部屋を出て、封印を施していったようだ。
      王の棺から顔を削り取るという悪行をした悪者たちが、何故か慌てるように、大切な道具をほっぽりだし、逃げるように墓を後にしたのは何故でしょう。
      己の身に起こった悲劇に気がついた王が亡霊となって彼らの前に姿をあらわした…と、推測、想像。。。アンビリーバボー。



★更なる謎…………………………

    ミイラの包帯を解いたところ、腕の位置が片手を胸元で合わせ、もう一方を脇に伸ばした女性の埋葬の姿勢をとっていたため、最初は女性のミイラと思われた。
    しかし、後に解剖調査してみると、このミイラが若い男性のものであることが判明した。
      男性の遺体を女性の姿で埋葬する…、この奇妙な事実がこの王墓の謎をさらに深めています。




 ツタンカーメンの柩に秘められた謎 



内側←−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−外側

ツタンカーメンの純金製のデス・マスク。
頬がふっくらしてます。
純金製の第三の人型棺。即位直後の少年期のツタンカーメンの肖像です。スメンクカーラー肖像(?)
アゴのしっかりした男前な顔立ち。
第一の人型棺。死亡時のツタンカーメンの肖像です。


ここでスメンクカーラーとして紹介している肖像は、じつはツタンカーメンの埋葬に使われてた第2の人型棺です。
ツタンカーメンの棺は3層になっていて、このうち2層目にあたる、棺の肖像が他の棺と顔つきがちがうので、専門家の間では、これはスメンクカーラーの棺をツタンカーメンが奪い、再使用したという説があります。
こうやって見比べると、頬のあたりが違うし、別人だということがわかりますねぇ。
じつはツタンカーメンの墓から出土した品々には、半分近く、スメンクカーラーの名が入っているそうです。
イイ意味でリサイクルかもしれませんが、悪く言えば「略奪」です。
ツタンカーメンの死は突然で、墓の準備も出来なければ、副葬品の準備も整わず、突貫作業で墓は作ったけど、副葬品はスクメンカーラーの墓を暴いて、再利用させていただいた……らしいです。

当時は良く行われていたらしいですが、スメンクカーラー支持者としては許せないです。





謎の第55号墓−王家の谷にあるんですよぉ。でも未公開(残念)


発見当時の玄室の様子。奥の小部屋に臓器が納められたカノポス壺が見えます。その小部屋の前に人型の棺が見えます。

発見当時の棺。埋葬者の手がかりになるようなものは、すべて消されていました。



棺の顔の部分です。
片目だけが残っているのもちょっと不気味ですねぇ。
その後の調査で、壊れた顔の破片がどこにも見つからず、自然剥落ではないことが分かりました。
誰かが故意に片目だけを残して切り取り、それを持ち帰った……ということです。
う〜ん、何のために??????????






ミイラらしいミイラ(笑)



★蘇らない魂(私の解釈)…………


    古代エジプト人は、死者の楽園を信じていました。死んだら終わり…ではなく、死後も魂は生命を保ち、永遠に生き続ける…。そのため食事もしなければならないし、食事をとる場所も必要です。
    死者が食事をするためには、遺体がなければなりません。そこでミイラ作りが発達していったのです。

    オカルト映画のように包帯だらけのミイラが起き出して、食事をとるということではないのですが、エジプト人は「開口の儀式」を行うことにより、遺体に生命力が再び宿り、生きている者と同じように行動することができると信じていたのです。

    また王墓の壁に描かれる壁画は王の魂を神々の世界へ導くための大切なガイドブックとなり、これがなければ王は道に迷い、神の国へ入ることもかなわないのです。

    名前…。古代エジプト人は名前とともに人は永遠に存続すると考えていました。名前には神秘的な働きがあるとも考えていました。
    名前を削除されることは、死者にとって最大級の侮辱であり、恐怖でもあるのです。
    楽園にも行けず、黄泉の国にも行けず、魂は永遠にさまよってしまうのです。
    新エンディングのタイトルが「楽園」。闇遊戯が行くはずだったあの世の歌……。

    スメンクカーラー王のミイラは男性でありながら女性の姿勢で埋葬され、壁には美麗な壁画一つも描かれていませんでした。これはどういう事でしょうか。
      王の魂は神々の世界へ行こうにも、壁画の地図がないのでどこへ行ったらいいかも分からず、魂は墓から出ることができません。
      また、遺体が女性の姿勢をとっている…これは男の魂がこの身体に二度と入ることができないということです。つまり 「出たら最後、戻って来れないよ…」。。

      また不自然な二重壁の存在も、王の魂を封印する呪術的な封鎖壁と受け取れます。

    消されたファラオの作者はこの冒涜行為を指示した人間としてツタンカーメンと宰相アイの名前を挙げています。
      ツタンカーメンの墓から発掘した宝の山から、スメンクカーラー王の名が入った遺物が見つかっているからです。


★結論………………
    結局のところ、二人がどうしてスメンクカーラー王の魂が蘇らないように細工をしなければならなかったのか……、やはり分かりません。




このKV55号墓は本当に不思議な墓です。異国人も興味津々でHPをたくさん立ち上げています。
アクエンアテン王のミイラもまだ発見されていないので、この墓が誰のものなのか…という決定的な証拠がないのです。
近年、「ミイラのDNAを鑑定しようぜぃ!」という意見が考古学者たちから出ましたが、エジプト政府は許可しませんでした。





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