遊戯王の謎−単独コーナー編

「古代神官文字の謎」編の謎



前半のヒエラティック・テキスト関係は放映前に作ったので、感想など、ちょっと古い発言も管理人の覚え書きとして残させていただきました。
後半は放映を観て、なるほど…と思ったことや、情報提供を受けて調べたことを載せてみました。

古代エジプト象形文字は3種類の文字がありました。
比較できるように簡単な図と説明を付け加えました。






エジプトの古代文字と言えば「ヒエログリフ」ですね。

エジプトの写真を見るとき、記号に似た文字が私たちの目に飛び込んできます。
それがギリシャ語「ヒエログリフ」と呼ばれる古代エジプト象形文字です。

巨大な神殿の壁や柱、王墓の壁画にびっしりと描かれた象形文字を目にすると、「これは本当に文字なのだろうか…」と驚くこともありますが、ヒエログリフは、音をそのまま表す表音文字と、意味を表す決定詞とがあり、かなり日本語と似た使い方をしています。

図でも示したようにおなじみのヒエログリフは別名「聖刻文字」と呼ばれ、もっぱら記念物に文字を彫る場合に用いられました。

    読み方
      ヒエログリフの読み方は上から下へ。また人物や動物の顔が向いている方向から読み始めます。
      写真のヒエログリフの場合は右上から読み始め、下へ降り、左へ移動していきます。


おなじみのヒエログリフ




今回問題になっているのが「古代神官文字」というものです。
ギリシャ語「神官文字」「ヒエラティック」と発音します。

これはヒエログリフを草書的にくずしたモノです。
上の図とくらべると、似ているようでまったく似ていませんよね(^_^;)

パピルスなどの紙に文字を書く場合、いくら葦製の丸いペン先を使っても、ヒエログリフの形では時間もかかるし、紙にペンの先が引っかかって書きにくいですよね。そこで書きやすいようにくずし字を用いて、記録を残すようになったのです。

英語にも筆記体があるように、エジプトでも文字を多用する神官や書記などがこのヒエラティックを使っていたのです。

神官文字といっても裁判記録や外交書簡、手紙などにも使われていたので神官だけの文字ではないのです。王様もおそらく読み書きできたと思います。
我らが王様はどうも記憶がないようですが。

    読み方
      ヒエラティックの読む方向はアラビア語やヘブライ語と同じように、
      右から左に読みます。



ヒエラティック・テキスト




エジプトの民衆文字とよばれているのが 「デモティック・テキスト」 です。

デモティックはヒエラティックよりも更に簡略化されています。

デモティック文字を有名にしたのは、大英博物館に収蔵されている
”ロゼッタストーン”でしょう。

ロゼッタストーンの碑文は3層に分かれ、上から「ヒエログリフ」、「デモティック」および「ギリシャ文字」の順に文字が刻まれています。
このロゼッタストーンをもとにシャンポリオンはヒエログリフの解読に成功したのです。

ちなみに、大英博物館へ行った記念に ”ロゼッタストーン” のマウスパッドを私は買いました。職場で使用していますが、なんと日本円で2000円……
大英博物館は入場料はタダなのに、ミヤゲ物はムチャクチャ高いです(T_T)。

    読み方
      デモティックの読む方向はアラビア語やヘブライ語と同じように、
      右から左に読みます。




デモティック・テキスト





大英博物館で購入した
ロゼッタストーン・マウスパッド



当HPの「古代エジプト編−はじめに」でも書いたように、古代エジプト語の発音は分かっていません。ヒエログリフを読む場合は「仮の発音」をあてて表記しているのが現状です。

来週の放映で闇マリクが「ラーの翼神竜」のテキストを読み上げてくれるそうで、私的にはドキドキしてます。
3000年の間、語り継がれてきた「真のエジプト語」という設定なんだろうし、これはもう期待大です。
ただ、それを書いたのがペガサスというあたりで、ちょっと怪しくなってしまうのが残念。

でも、どんな言葉で何をつぶやくのだろう、コヤツは…。

アニメスタッフも、まさかこんな事で萌えている視聴者がいるとは思ってないだろうな…。
ああん、楽しみです (*^_^*)

放映後、この黄色い表の中はどんな感想で埋め尽くされているかなぁ、自分でも楽しみです。



1月30日放映分の感想を私は以下のように書きました(日記より抜粋)

テキスト・スペースに書かれたヒエラティック・テキストはラーの真の力を目覚めさせるテキストなんですね。
マリクの説明によると、ペガサスが 「やむを得ず壁画に描かれたヒエラティック・テキストをそのままカードに記したのだ」 と言ってますが、壁に描くのはヒエログリフで、ヒエラティック・テキストではないんですが、まぁ、しょうがない、それくらいのミスは許しましょう。

んでもって、お待ちかねの古代神官文字の発音ですが、まず私のイメージとしては、子音が多いので、フランス語のように、ノドに風を当てるようなシューシューした発音を考えていたのですが、なんか「ネルネルネル〜〜〜」と聞こえるんですよね。
じつは中国北京の方言に非常に似ている! 語尾に巻き舌音が入るところがそっくり。で、低音、間伸び…。音の美しさには欠けたので、ちょっと期待はずれでした。イシズ姉さんにも読んで欲しいな…。









ヒエラティック・テキストを唱える闇マリク



オシリスのサインをするアクエンアテン王像

甦りしオシリスのサイン

    ▼闇マリクが両腕を胸の前でクロスして×字のポーズを取っていますが、これは天空から光を引き降ろすサインとなります。
    このサインの別の意味は「闇に殺されし光が再び復活する事」を意味しています。

    ▼オシリス神は通常、右のようなスタイルで壁画に描かれています。
    「冥界の王」…つまり死んでしまった神なので、ミイラのように身体を白い包帯でグルグル巻きにされた形となっています。
    そして包帯から突き出した手に握られているのは、王の印である牧杖と殻竿です。

    ▼穀物神であったことから、生命復活の神として信仰されていました。闇マリクがラーの翼神竜を復活のポーズで呼び出すのはなかなか意味深いモノがありますね。

      このオシリスのサインについては「KISARA」サマから情報提供していただきました。本当にありがとうございました。




    呪文(Spell)

      ▼闇マリクが唱えた呪文がひどくゆっくりで、おまけに低音だったので、呪文というのはみんなこんな風にオドロオドロしく唱えるモノなのかと思って調べてみました。

      ▼一番身近にある呪文と言えばお経ですね。妙なリズムを取りながら、ある時は朗々と、またある時はモニョモニョと唱えるあの感じ…。
      あとは恐山のイタコさんが霊を呼ぶ「口寄せ」も呪文の一種でしょう。歌うように、しゃべるように唱えています。
      また賛美歌なども呪文の一種ですが、外国では大勢でにぎやかに唱えるシーンを映画などでよく目にします。

      ▼つまり呪文は,魔法の力を呼び出すためのものなので、効果があればどんな呼び方でも構わないようです。


    おそらくこんな呪文を唱えたのかも…

      手持ちの資料にエジプト式・神召喚の呪文があったので、参考に載せます。
      資料名は秘密(*^_^*)。
      でもTVの発音とちょっと違うか…。

      インリー、イォド、ヌン、レシュ、イォド、ウイルゴ、イシス(万能なる母なる神)
      スコルピオ、アポフィス(破壊者)
      ソル、オシリス(殺されしそして立ち上がりし者)
      イシス、アポフィス、オシリス、イーアーオー




遊戯王の謎のメニューに戻る

遊戯王の謎のトップページに戻る