遊戯王の謎−遊戯王GXの簡単考察4 : 宝玉獣の謎

* 宝玉獣の謎 *



・宝玉獣カード一覧・

モンスター名石名動物登場色
エメラルド・タートルエメラルドカメ
コバルト・イーグルコバルトワシ
アメジスト・キャットアメジストネコ
ルビー・カーバンクルルビーねずみ
アンバー・マンモスアンバー(琥珀)マンモス琥珀色
トパーズ・タイガートパーズトラ
サファイア・ペガサスサファイア一角獣


・宝玉獣カード誕生秘話・
【万丈目さん語り】

    インダストリアル・イリュージョン社が発見した古文書によれば…
      かつてのローマ帝国を支配した「ユリウス・カエサル」はローマが世界に君臨する証として各地から7つの宝石を集め、石版を作ろうとしたことがあった…
      だがその宝石はローマに運ばれる途中、嵐にあって海のもくずと消えた…
      それをペガサス会長が見つけ、7つの宝石の成分を使った「7枚のカード」を作り上げた
・ユリウス・カエサルが7つの宝石を集めたというのは史実ですか?・
調査中です。

・宝玉に数えられている「コバルト」ってどんな石ですか?・
    コバルトは金属鉱物に属し、色は灰色をしています。
    光沢もないため宝石として使われることは、めったにありません。
    (私自身、見たことがない)
    また熱すると「ネギ」の匂いがするらしいので、クセのある鉱物といえると思います。

    アニメでは青い宝石として登場していました。
    これはおそらくコバルト・ブルー(青色)をイメージして色を決めたのだと思います。
    水酸化アルミウムとリン酸コバルトを合成させると、青い顔料となって生まれ変わります。
    古代エジプトでもガラスや陶器に青色をつけるための素材として利用されていました。

      青い宝玉といえば当時はアフガニスタンで産出される「ラピスラズリ」が有名で、ツタンカーメンの黄金のマスクの目のラインやヘッドの縞模様などは、すべてラピスラズリが使われています。
      コバルト・ブルーは高価なラピスラズリの代用品として1802年に開発されましたが、これはあくまでも顔料材料で、宝石として使用する物ではありません。

    というわけで、ローマ時代のユリウス・カエサルがコバルト「青い宝玉(宝石)」として認識していたとは思えません。
    だから 『宝玉』 にコバルトが入っているのは、おかしいと思います。
    でも、何でもアリのGXだから…・゚・(つ∀`)・゚・
・世界中から宝石を集めたそうですが、どこの国から集めたのですか?・

石名産出国(現在名)
エメラルド西ロシア
コバルトモロッコ・ザンビア
アメジストマダガスカル・インド
ルビースリランカ・インド
アンバー(琥珀)ポーランド
トパーズエジプト
サファイアインド北部、スリランカ


ユリウス・カエサルがローマ皇帝であったのは紀元前46年。
すでに船による交易が盛んだったので、宝玉を世界各地から集めることは可能だったと思います。
インドとの交易もあったみたいです。
上の表はローマ近郊の地だけを掲載しています。

アンバー(琥珀)はバルト海沿岸で取れます。
ここのアンバーの特色は濃い赤色です。

・ローマ時代の船は沈没しやすいの?・
    この当時の造船技術はレベルが高く、ローマは大船団を組むほどの組織力もありました。
    当時の難破船数を調べてみると150年の間に140隻くらいは沈んでいるので、適当に割ると1年に1隻は沈んでいることになると思います。
    (参考:図説世界史:東京書籍)
    地中海は大陸に囲まれていますが風が強く、難破する船の数も相当数ありました。