| 遊戯王の謎−時代衣装 | |
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| ロゼチュの甲冑をデザインしてみました ★設定のおさらい★
史実にあった薔薇戦争を題材に、赤薔薇派と白薔薇派に分かれて決闘!! |
■建築のゴシック
![]() 写真はフランスのノートルダム大聖堂です。 よく見ると、先端がキザキザと尖り、シャープなデザインとなっています。 「ロゼチュ編」で紹介した貴族の日常着の 「ゴシックスタイル」 は末端を強調した、ゆったり設計と説明しました。 けれど建築に関しては、このように天を突き刺すような攻撃的デザインが当時は主流でした。 建築本の説明書きには 「尖塔形の屋根、大型の窓、ステンドグラスや彫刻による装飾」 が特徴となっています。 ノートルダム大聖堂以外にも、ケルンのケルン大聖堂、パリ・シャルトルのシャルトル大聖堂なども有名です。 ■甲冑(かっちゅう)のゴシック
古代から人は身を守るために、さまざまな防御衣を身につけてきました。 エジプト時代の甲冑は、胸当てタイプでした(剣道の胴に似た感じ)。 「ロゼチュの時代」は、甲冑の歴史で言うならば、「ゴシック時代前期」となります。 ゴシック式は1460年頃に始まり、1480年頃に頂点に達します。 その後、甲冑は 「野戦用」 「騎馬試合用」 「パレード用」 など、用途によってデザインが代わり、華美にまた実用的に進化していきます。 ★ ゴシック甲冑の特徴
=総重量50キロ 「こんなに重くて、実戦で戦えるの?」 全身に重量がかかるようになっているので、それほど重さを感じないそうです(^_^;) ■制作上の注意点は?
■各部位の名称は?
普段使用しない名前がありますよね。 「草摺(くさずり)」など。これは太股を保護するためのものです。 ●パーツはバラバラにはずすことが出来ます。 ネジや皮ヒモでパーツを繋いで着用しました。 ★ 15世紀の甲冑のスタイルは2種類ありました。簡単な表にまとめてみました。
■イギリスの名前がありませんが、ロンドンにも14世紀には、すでに甲冑師の会社があったそうです。 けれど富裕な貴族はミラノ(イタリア)、アウクスブルク(ドイツ)およびニュールンベルク(ドイツ)から良質の甲冑を輸入したそうです。 |
| 前半でゴシック甲冑についての基礎知識を理解していただけたと思います。 それでは勝手に 「ヘンリー・ユギ・チューダーさん」 と 「クリスチャン・セト・ローゼンクロイツさん」 の甲冑をデザインしてみたいと思います。 ■二人の趣味を決める
何に対してもライバル意識を燃やす二人が、同じ趣味ではおかしいので、二人をイタリアとドイツに分けなくてはいけません。 そこで私の独断で決めました!
クリスチャン・セト・ローゼンクロイツさん を イタリア式 理由はそれぞれのコーナーで説明します。 注意: セトさんの甲冑はゲーム・デザインの甲冑なので史実に合っていません。 そこを無理矢理こじつけるのが、当サイトの醍醐味ですので、よろしくおつきあい下さい。 |
■イタリア式甲冑を着用していた根拠
1.肩のラインが丸く、イタリア式の特徴が見られる。 2.腋当(わきあて)であるブルーアイズは、「打ち出し方式」で作られていると考えられます。 当時、高度な打ち出し技術で世界的に有名だったのはイタリアのミサグリアでした。 おそらくクリスチャン・セト・ローゼンクロイツさんは、ここの工房でブルーアイズの腋当てを特注したと思われます。 ■パーツの紹介
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■ドイツ式甲冑をデザインする前に…![]()
セトさんが「ブルーアイズ」なら、やはりこちらは「ブラックマジシャン」でデザインしたいです。モデルは表くんですが、ブラマジのスタイルは意外に曲線が多いので、ドイツ式の甲冑にこのデザインを取り入れるのは、至難の業です。 右側が ユギさんの甲冑として参考にしてもらおうと思っている甲冑です。 これはチロールの君主ジーグムント大公の騎乗用甲冑(1485)です。 製作は有名な甲冑師、ロレンツ・ヘルムシュミート(Lorenz Helmschmid)です。 彼は後に「神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世」のために制作した甲冑が有名になり、そのスタイルが「マクシミリアン」スタイルと命名されたほどです。 ■ドイツ式甲冑の特徴 まず全体がシャープで、硬い印象を受けますね。 上図のイタリア式と比べると、「いかにも機能美を追求するドイツ!!」といった感があります(*^_^*)。 全身に施されている、細長い波状のモノは、 「フルーティング(みぞ堀)」 と言って、これは補強と攻撃してきた武器をそらす役割をもっています。 このフルーティング効果で、鋭角的なのに華やかな印象を受けます。 プレートの間接部分はブロンズのリベットで止められています。 イタリア式と同じで、足甲は先端が尖ったデザインです。 これで蹴られたら、血ぃ〜が出そうですねぇ…。 ■パーツの紹介
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