遊戯王の謎−ドーマ編考察

預言の碑文



『預言の碑文』 について、ちょこっと解説つけました。
この碑文はホプキンス教授が、カリブ海沿岸の海底で発見した古代遺跡の潜入調査を行った際に見つけ撮影したモノです。


アーサー・ホプキンス教授による「碑文」の解読

    漆黒の大蛇が太陽を飲み込む時、一万年の時を超え、新たな楽園がよみがえる


預言の石板




■石板上部の装飾


    中央に龍の様な顔。二対の翼を持つ。

    エジプトの壁画などでよく見かけるのが、右に置いた 『有翼日輪』 というデザインです。
    第17巻に登場した「デュエリストの石板(恋文石板)」の上部にもこの日輪が描かれています。



    この日輪はメソポタミアあたりが発祥の地らしく、古くから神聖視されていました。
    このデザインがエジプトに伝わり、翼を持つトコロからホルス神と同一視され、石板を守護する護符図となったようです。
    基本は一羽のハヤブサをあらわしているので、羽は一対です。
    さて、ドーマ編に登場したこの石板の上部はちょっと変わっていて、翼の部分が『2枚』になっています(多分…)。

      これを『翼』と見るか『ヒレ』と見るかは意見も分かれるでしょうが、とりあえず「翼」として考察してみます。

    調べてみると、古代エジプトの遺物に2対の翼を持った護符絵は見あたりませんでした。

    唯一、発見したのが、日本の 『ミホ・ミュージアム』 にある壁画でした。(図参照−新王国時代)

    護符のデザインというのは制作者の好みで簡単に変えられるモノではないので、基本的には1対翼ですが、少し羽をズラして2翼に見せるデザインのモノもあることはあります。

    と、いうわけで、このヘンテコな2対翼を持ったデザインは古代アトランティスのオリジナル護符絵となります。
    また、本来は太陽があるべき位置にモンスターの顔を置くあたり…、この辺もアトランティス風…ということでしょう。

    図章と鳥の身体を比べてみる!

    大型鳥の羽は図のようになっています。

    『雨覆』 と 『風切羽』 を図案化すると、護符絵のようなデザインになります。

    これを見る限り、アトランティス風 『有翼獣顔』 の翼部分はやはり、「翼」というより『ヒレ』ですねぇ〜。





■石板中央部の装飾
    図の意味するトコロ

    アトランティスの水没シーンを思わせるデザイン
    時間の流れを一枚の絵に集約する技法はおもしろいですね。

      ◎水滴(雨または洪水)が降り注ぐ
      ◎それが原因で神殿が水中に没する(回遊する魚によって分かる)



    ドーマ編にはいろんなタイプの建物が登場するので、観ていてワクワクします。

    石板に描かれている神殿の土台は左図のように中南米の神殿によく似ています。
    実際は階段部分が手前に伸びているかもしれません。そうなるとイラクにあるジグラットに近くなるかも…。

    この図の笑いドコロは頂上に立つ建物の両脇が「トガリ屋根」になっているところです。
    エンピツのように独立した屋根なのか、それとも合掌造りのように奥に長く伸びているのか…気になるところです。





参考文献:
    鳥の図鑑−数種類(まさか遊戯王関連で鳥類の図鑑を調べるとは…)
    エジプトの本−数種類


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