海底遺跡編


    ■ 出 発 編


    「催行人数5名以上」が条件なので、一人参加の私は直前まで船が出るか分かりませんでした。
    しかし団体さんが来てまずまずの人数が揃いました。
    出発前夜、船会社から電話が来ます。

    出航の天気ですが、朝のニュースで「曇り、降水確率60%」でしたが、雨は降らず、午後も晴天でした。
    「最強テルテル坊主」のお陰か、そもそも島の天気とはそういうモノなのか…。
    風と波の状態ですが、後で聞いたら「微妙に強め」だったそうですが、なんとかなりました。

    船酔いについてですが、1年以上乗ってない人は「船酔い」すると思っていた方がいいです。
    薬を飲んだ方が良いでしょう。
    または私のように「気合いで船酔いしない」と自己暗示する手もあります。
    まぁ大好きな遺跡を観ていれば船酔いなんてしない!なんて思っていても都会人にはキツいですね。
    行こうと考えている人は、今から事務イスに座り、高速回転などして三半規管を鍛えると良いかも。

    いよいよ出発です。
    お天気と波の具合は大丈夫でしょうか。
    なんと港にウミガメが!!
    もたもたしていたら海へもぐってしまいました。
    甲板にはイスがあり、海のしぶきを感じながらクルーズを満喫できます。
    西崎の灯台が遠くに見えます。
    いよいよ島の南側へと向かいます。
    左手に『Dr.コトー診療所』が見えてきました。
    後ろは小山、前は海という場所に建っていることが分かります。
    海底遺跡のある『新川鼻』にやってきました。
    この下に海底遺跡が沈んでいます。



    ■ 海 底 遺 跡 編


    遠くに▼の出っ張りが見えます。
    これは『海亀』と呼ばれている石の部分だと思います。
    急カーブを描く石の形は鋭く尖っています。
    自然に出来たとはちょっと思えません。
    まっすぐに切られた石は、見ようによっては階段のように見えます。
    こんな風に内側をくり抜くような切り方を見ると人工物にしか見えません。
    これなんかも人工に見えます。
    自然も頑張れば石をこんな風に直角に削れるんでしょうか。
    少し複雑に削り出されたように見えます。
    菱形のテーブルですね。

    段差を横から見ることが出来ました。
    この写真から動画からの切り出し写真が続きます。
    見えにくいかもしれませんが、ご理解を!
    ここが有名な「テラス」です。
    階段が見えます。
    少し船が離れたので、良く見えるようになりました。
    どうみても人工物ですよね…。
    三角形の石を発見!
    大きさはよく分かりませんが、自然がこんなキレイに三角形を刻むことが出来るんでしょうか!
    キザキザな形に切られたような石。
    こちらはカステラみたいに切られた石。
    線刻発見!
    「三日月」のような模様が刻まれています。
    奥の方には「十字」が!
    次のページで検証してみました。
    この辺は自然な剥離に見えますね。
    「テラス」と呼ばれる場所の下の方です。
    横長の石がありますが、これなんかは天然か人工か、見分けるのは難しそうです。
    海底遺跡の見学を終え、港へ戻ります。
    遺跡と対面出来てご満悦といった表情です。
    午後からはバイクを借りて島を一周します。
    天気も良くなってきて最高の気分です。



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