北欧は遺跡だらけ−出発準備日記

旅行日程:2005年6月28日出発→7月10日帰国
旅先:スウェーデン(ストックホルム)→デンマーク(コペンハーゲン)



2005.06.13
チケットがキャンセル待ちになってしまった! 自分の不手際に泣く。
第一希望日の席が取れますように!

2005.06.14
ゴットランドのユースホステルから航空便が届く!
先週、ネットから恐る恐る予約を入れてみたがメールでの返事がなくて諦めていたところだった。
わざわざ予約したよと知らせてきた! なんて律儀なお仕事!
でも同封されたパンフレットはすべてスウェーデン語!
しかし一言、金額のところに 「pay with arrivel」 の文字が!
「これは到着したら払え!」 だよなっ! そうだよな!
でも、第二希望になってしまったら日程変更のメールを出さなければならない!
どうすりゃいいんだ…

2005.06.15
相変わらず第一希望日はキャンセル待ち。
だが金は払わなければならず、旅行会社に入金。そして電話で報告。
旅行申込書はメールに添付されたpdfファイルで届いたので、必要事項を書き足してこちらもpdfファイルで送った。
郵便を使わずにやりとりするのは初めて。
なんとチケット引替書もメールになるそうだ。
それをプリントアウトして空港に持っていけと言われた。
本当にメールと電話ですべてが手配できるのだな。

2005.06.16
荷造りについて悩む。
「爪切り」が危険物として機内持込禁止になっているそうだ。
指先のささくれを切ったり、足裏の固くなった部分をちょっと取ったりするのに持っていきたいが…。
でも本当の事なのかな…ちょっと信じられない。
ハサミもダメだと聞いた。
遺跡めぐりから帰った後、宿で資料の切り張り整理をするのにハサミは必需なのだが…。
「裁縫用のハサミもダメらしい」そんな事を聞くと、(´Д`) ハゥーって感じになる。

旅にそなえて体重を増やそうと思う。
目指せ!3キロ増量!

2005.06.17
中近東文化センターで企画された、『小説に読む考古学 松本清張文学と中近東』を見てきた。
巨星・松本清張氏の取材ノートはイラスト入りでとても楽しい。
字は書き殴りで混沌という言葉がピッタリなのに、絵になると女性のような繊細さになる。
ノートに記されたメモの内容はとても興味深く、自分もこんな風にメモを取ろうと思った。
会場で流されたビデオの中に遺跡の大きさをガイドに測らせ、それを熱心にメモする松本清張氏の姿があった。
それを見て私もメジャーを持っていって遺跡を測ろうと思った。
影響されて行動するのも不甲斐ないが、墓石…特に舟形墓の舳先の石をちょっと測ってみるのは楽しいような気がする。

体重を増やそうとして無理して食べた…お腹が一杯で身体が動かない。苦しい。

2005.06.18
デジカメを買う。
機種の多さ、新旧のしのぎあいの中、相棒と呼べるだけの頼れるヤツを見つけるのは大変。
とにかく充電する時間さえない旅なので、電池が長持ちする機種に的を絞り、あれこれ吟味。
店員さんの一言で、「PENTAX Optio S55」に決定。
小さい。扱いやすい。電池が長持ち。そして安い←選んだ理由。
「きまま写真」に試し撮りをUPしてみる。

2005.06.19
本格的に荷造りを始める。
十日分の荷物を入れるサイズには少々デカすぎるリュックが悩み。
シチリア&マルタを旅した時、やはりこのリュックを使用したが、あの時はフィルムだ、冬服だで、リュックはパンパンになった。
今回は中途半端な季節、そしてデジカメ…荷物はかなり減った。
隙間には食料とシーツを入れることにする。
十日分の荷物を詰めながら「このまま一年は旅ができるなぁ〜」と思う。

100円ショップでレインコートを買った。
レンタサイクルで遺跡に行く場合も考えての購入。もちろん大雨でも遺跡に行く。

2005.06.21
やっぱり希望日は取れなかった…。
1週間前から待ち続けたのに…(/_;)
出遅れた自分が悪いんだけど、ちょっと悲しい。
明日から、第二希望日に合わせて、スケジュールの最終調整。
あのゴットランド島のユースにもメール出さないと…。

2005.06.22
旅行会社より【出発確認書】がメールで届く。
さっそく各ユースにメールを配信!
「早めに返事をメールで下さい」と書いてみたがどうなるか…。
海外でのクレジットカード被害のニュースが連日流れる。
なんとなく気になる。

2005.06.24
デンマークのコペンハーゲンにある、今年の5月にオープンしたばかりのユースに予約のメールを入れたら、すぐ返事が来た。
でもゴットランド島からの返事は来ない。それってOKってことなのだろうか?

国際ユースホステルカードを作ろうと思う。
カードがなくてもユースに泊まれるが、割引もあるそうだし、なによりメンバーになっておけば印象が良くなるのではないかと姑息な事を考えてみる。

ネットから落とした資料がずいぶんな厚さになった。
現地のバス時刻表、船の時刻表、安宿地図、交通・観光・食事情報など。
ネットで集めた情報がなければ自分の旅は成り立たない。歩○方だけで旅をする人の度胸に恐れ入る。

2005.06.25
ユースホステルの会員証を作った。
成人パス(一年間有効)で2500円。
日本の場合、非会員がユースを使う場合、「会員料金+1000円」の宿泊費を取られる。
海外もプラス800円位の差額を払うことになるので、4泊以上ユースに泊まるのなら会員になった方が良いと思う。
会員用の小冊子をもらう。全国のユースが紹介されている。
これを見ると国内旅行をしたくなってしまう。

2005.06.26
方位磁石をずっと探していたが見つからない。
銀のフタがついていて文房具屋で買えるようなモノが欲しかったのに、けっきょく見つけることができなかった。
仕方なくアウトドアショップで時計のバンドに付けるタイプの磁石を買った。1000円。
実はこの手のバンド装着方位磁石はこれで3代目。意外と壊れやすい。
ドーム内に空気が発生して円盤の水平が取れなくなったり、盤の文字が薬品でただれて、読めなくなったり…。
この3代目はどれくらい寿命があるのか、ちょっと楽しみ。

目覚まし時計が欲しくて100円ショップに行く。
デジタルの時計を買ったが、使いにくいこと怒髪天である。
やっぱりデジタルはダメだ!
    ★良い旅行時計の条件
    文字盤が大きく、数字に蛍光塗料が塗ってあること
    目覚ましを止めるボタンを押すと文字盤ランプが光ること
    (部屋の明かりをつけずに時刻を確認できる)
    ベルの音が優しいこと
今回の旅はあまり早起きする必要がないので、デジタル時計も出番がないかもしれない。

ゴットランドのユースホステルからメールがやっと返って来た!
    cancel : July 2nd to July 3rd←私が書いた
    new : June 30th to July 1st←私が書いた

    Is it possible ?←私が書いた
    YES !←ユースの人が書いた

    Carl /STF Hostel Visby。Check in 5-6.30 p.m.←ユースの人が書いた
↑気持ちが良いほど用件のみに絞った内容に感動した!
お互いの英語力は互角らしい(笑)
これだけでも気持ちは通じるし、予約の確認もできた。
旅をするには相当な語学力がなければダメだと思っている人に、このメールを見せてあげたいと思う。

2005.06.28
ついに出発当日。
ギリギリまでデンマークの鉄道サイトで街から街へのアクセスを調べる。
路線バスもあるので選択肢は多いが、その分、迷うことも多い。

これから日暮里まで行き、そこから成田へ京成でノンビリ移動。
移動時間が通勤ラッシュとぶつからないのが救い。
雨じゃなくて良かった。

準備編終わり。





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