ヨハネスブルグ市内観光


「リアル北斗の拳」と言われ、ノンキに観光できるような場所じゃないと聞いていたヨハネスブルグ!
だがしかし夏のシーズンに乗り降り自由のバスがあることを知り、これなら私でも観光できるんじゃないかと思い、さっそく修羅の街ヨハネスブルグへ行ってきました。



    【行き方】(2014年の場合)
    ハウトレインで「PARK駅」まで行きます。
    改札を出ると正面壁に「sightseeing bus」という案内板があるので、その矢印が指す右手通路を進みます。
    地上に出るエスカレーターに乗ります。
    ハウトレインの建物を出る前に係の人にバス停はどこかと聞き、方向が分かったら一気に外へ飛び出します。
    バスのノボリを見つけたら迅速に駆け寄り、係のお兄さんに「ここにバス来る?」と聞けばOK。
    チケットは運転手から買います。

    ドキドキのヨハネスブルグ。
    バスの到着を待つ間、ノンキにカメラ撮影。
    駅周辺はヤバいと言われていますが、午後3時の雰囲気はわりと穏やかでした。
    バスのスタッフが近くにいてくれるせいですね。
    バスの2階に乗り込みます。
    一番後ろの席に座り、王様気分です。
    イヤホンの貸し出し(無料)があり、日本語で案内を聞けます。
    出発、出発!
    まずは多くの人が行き交いするメインストリートを走ります。
    もとバス停の屋根にゴミ?売り物? 何かがドッチャリ乗っています。
    バスは狭い道もどんどん進みます。
    観光客や白人は一人も歩いていないです。
    ガンジー広場に出ました。
    ガンジーはヨハネスブルグに住んでいたこともあったそうです。
    南アフリカで人種差別を体験したことが後のインド独立の行動につながるわけですが、歴史で習った舞台に自分が立つことが出来るのも旅の醍醐味です。
    ヨハネスブルグはゴールドラッシュの時に建てられたビルが多いので、とても魅力的です!!
    このビルは昔、金持ちが集まるサロンがあって今でも見学出来るし、この通りの雰囲気も素敵ですと案内がありましたが、降りる勇気のある人は誰もいませんでした。
    案内は男女2人で交互に行われるのですが、なんか脳天気で、気軽に散歩を勧めてくるのでドキドキです。
    マンデラ氏のたれ幕!
    ヨハネスブルグではマンデラ氏のポスターを多く見かけます!
    路上で古着を売っています。
    古着のほかにもカバンや靴など、いろんなモノが売られていました。
    治安が良ければ降りてゆっくり見学したいような建物が多いです。
    元中央郵便局です。
    火災が起こり、ガラスは砕け、天井も落ちています。
    街の中央にありながら撤去もされず、そのままの姿で今も残っています。
    マーケットに向かいます。
    近代的なビルの下に古風な建物が。
    多くの人が買い物に訪れています。
    活気がありそうなマーケットです。
    マーケットの横に教会がありました。
    十字架がなければ気がつきませんでした。
    マーケットの近くには多くの人が座っていたりします。

    ヨハネスブルグで一番高いビル「カールトンセンター」が見えてきました。
    この上に展望台があるそうです。
    カールトンホテルとカールトンセンターです。
    アフリカで一番高いビルということだそうです。
    バスはここに止まりますが…バスから降りたり、乗ったりする人はいませんでした。
    その理由は…ホテルの方は営業はしておらず、シャッターは降りたまま。
    どっからみても治安悪そうです。
    バスは郊外へ。
    この黄色い盛り土は金を掘り出した際に出た土です。
    軍事博物館です。
    ここにもバスは止まります。
    数人のお客さんが乗り込んできました。
    ゴールドリーフシティと呼ばれる遊園地です。
    元は金の鉱山で、地下をめぐるツアーもあるそうです。
    カジノホテルです。
    まばゆい金色がホテルのイメージカラーらしいです。
    ここでトイレ休憩となります。
    アパルトヘイト博物館です。
    次に南アフリカに来ることがあれば絶対に来たい場所です。
    郊外も周り終わったので、バスは市内へと戻ります。
    時刻は4時過ぎ。
    そろそろ夕暮れです。
    ヨハネスブルグの市内には今でも採掘で使われた櫓などが残されています。
    「ポンテシティ・アパート」が見えてきました。(中央の赤い帽子をかぶったビル)
    本当は一番に訪れたいところでした。
    アニメ「マギ」に5等許可区として登場した地下居住区にそっくりなので、気になっていました。
    中央にポンテアパート!!
    でもここは「外国人の生存時間15秒」と言われるほどの危険地帯らしいので、遠目から見るだけにしました。
    でも治安が良くなったら、いつかは訪問したいです。
    駅に到着。
    列車が並んで停車しています。
    ローカル線でしょうか。
    マンデラ橋を渡します。
    陸橋の間にもマンデラ氏の垂れ幕が!
    このビルの裏に「オリジン・センター」があります。
    南アフリカで出土した化石など、面白い方法で人類史が紹介されているそうです。
    知ると行ってみたくなりますが、たとえ時間があってもここで一人下車するのは、やはり無理な気がします。
    とりあえず写真だけ撮りました。
    そろそろ日が落ちてきた市内をゆっくりと通り過ぎます。
    危険すぎて観光客がほとんどいないヨハネスブルグですが、ビルの装飾などポップ&カラフルで、とても面白いです。
    多くの人に見てもらいたいのに…残念です。
    人も少なくなりました。
    これから最後の観光スポットへ向かいます。
    このビル、窓が異常に多いです。
    ヨハネスブルグは窓が多すぎるビルが多くて、とても珍しく感じます。
    マンデラ氏のポスター発見!
    「constitution hill」です。
    刑務所として使われていたところで、マンデラ氏もここの収監されていたそうです。
    入り口にあった、銅像。ラジオ体操をコマ撮りしたようなポーズが面白いです。



    ヨハネスブルグ−スケッチ



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