カリナンダイヤモンド鉱山(Cullinan Diamond Mine)


アフリカと言ったらダイヤモンド!!
庶民にとってはあこがれの的!
ひょっとしたらカケラでも拾えるんじゃないかというバカな下心を抱えながら、日本じゃ見ることができない採掘現場へ乗り込んでみました!



    【行き方】
    近くを通るバスも電車もないです。
    駅前に止まっているタクシーで行くのは止めた方が良いと宿の人に言われました。
    こうなるとレンタカーで行くか、宿で旅行会社を紹介してもらい、車と運転手を雇うという二択しか行く方法がありません。
    旅行会社にお願いすると値段は言い値になりますが、たぶん100ドル以下でまとまるでしょう。(入場料込み+地上観光のみ)
    私は地下見学もしたかったのですが、4時間と長く、おまけに延長料金(車と運転手)追加で200ドル必要になると言われ、あきらめました。
    (あきらめたおかげでヨハネスブルグへの観光に時間を使うことが出来たので、結果としては地上だけにしておいて良かったです)
    キンバリー鉱山も有名ですが、ここはプレトリアから日帰りで行けるのでおススメです。
    昼の2時頃にはプレトリアに戻ってこられます。

    ダイヤモンド鉱山の航空写真が看板に貼ってありますが、灰色の部分は掘り出した石の山です。
    青と灰色の2色に塗り分けられたような四角い穴が採掘跡です。
    現在はこの地下を掘りまくっているそうです。
    案内看板です。
    何枚も並んでいますが、案内所は1つです。
    この小屋みたいなところが案内&受付所です。
    見学用衣装を着たマネキン発見!
    見学者用ヘルメット。
    地上見学コースでもヘルメットを着用することになります。
    地下ツアーの人たちが着用したと思われるツナギが干してありました。
    私も着たかったぁ!
    地上見学といっても危ないのでヘルメットを着用します。

    まず受付で簡単な映画を見ます。
    その後、資料館でダイヤモンドについての説明や採掘穴の構造、地質について色々と教わります。
    ガイドさんが熱心に教えてくれます。
    ダイヤを研磨するために使用していた古い道具などがガラスケースに展示されています。
    ここで採れる鉱石が展示されていました。
    小さいけれど持つと意外に重いので驚きます。
    本物じゃないけれど、ダイヤの形などカットの種類を説明してくれます。
    ダイヤが含まれる鉱石は地層に切り込むような形で縦に伸びているんだそうです。
    だから色が違うので見れば分かるそうです。
    ガイドさんが過去に掘り出されたダイヤのレプリカを見せてくれました。
    その大きさにみんなビックリでした。
    見学開始。
    まずは地中のトンネルを再現したモノを見せてもらいました。
    周囲の岩盤はあまり強くないので、作業はとても大変なんだそうです。
    これは地下のトンネルから送られてきた鉱石を地上に運び上げるための機械です。
    コンテナが地下と地上を行き来して、大量の石を機械の後ろにあるコンテナに落としていきます。
    この太いワイヤーで何トンもあるコンテナを引き上げます。
    かなりの高さがあります。
    樹木の隙間から見える姿はまるでマヤの神殿のようです。
    見学者は轟音の中、鉱山の奥へ向かって歩いて行きます。
    機械の裏側には運び上げた鉱石を運ぶベルトコンベアーの橋がかけられています。
    鉄骨だけで組み立てられた機械は美しいです。
    鉱石の山が見えてきました。
    この中にダイヤモンドが含まれているかと思うとなんだか不思議です。
    鉱山ツアーの目玉に到着です。
    ダイヤモンド採掘穴です。
    とても巨大で人間がこんなに強大な穴を作ったかと思うと本当に驚きです。
    黒っぽい地層にダイヤモンドがあるのです。
    現在はこの穴の地下を掘っています。
    見学のお楽しみはショッピング!
    だがしかし! 私には無関係です。
    一緒に見学していたインド人親子たちは熱心に見入ってました。
    エリザベス女王の肖像画。
    このカリナンで見つかった巨大なダイヤたちは王室に献上されています。
    この笏や王冠にカリナンのダイヤがはめ込まれています。
    ダイヤがドヤ顔しながら並んでいます。
    たぶん安いんでしょうね〜、お金持ちからすると…。




    採掘場スケッチ



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