以前はトランスバール博物館と呼ばれていました。 見応えたっぷりの博物館。 人類史関係の展示以外にも剥製など盛りだくさんでした。 訪問した日が日曜日だったせいかは分かりませんが入場料は無料でした。 写真撮影可(フラッシュはダメ) |
立派な建物です。 見た感じ開放的で、庭には鯨の骨格標本などが展示されています。 |
ミュージアムショップとカフェは建物を出た右手の方にあるらしいのですが、カフェはありましたが売店は分かりませんでした。 |
建物の見取り図です。 館内は広々としていて、英語と現地語?の説明パネルがありました。 |
入るとすぐに岩石の展示がありました。 金やダイヤモンドなど鉱物資源に恵まれているアフリカなので、充実した展示品に驚きました。 |
巨大隕石が置いてありました。 何も注意書きがなかったので触ってみました。 スベスベでした。 |
貴石の展示コーナーです。 |
NASAから送られた「月の石」が展示されていました。 こんなところで鑑賞出来るとは思わなかったのでビックリです。 |
動物展示コーナーです。 アフリカを代表する動物たちの剥製が並んでいます。 こんな動物たちがその辺をうろうろしているのですから、アフリカってやっぱすごいです。 |
シマウマなんて余裕で2頭同時に展示します。 生き生きとはしゃぐシマウマです。 |
ハゲタカの食事。 骨つきカルビ?を美味しそうにホジるシーンのリアルさにドキドキです。 |
象の親子の剥製! 入り口にドーンと展示されていました。 お尻の方に回ると足下に糞が! 動物と糞を一緒に展示するのがアフリカ流です。 |
シーラカンスの展示です。 こんなところで鑑賞できるとは! 一度は焼いて食べてみたい魚です。 目が白く白濁していて、実は怖いです。 |
南アフリカに生息する蛙たちです。 手前にデンと座っている緑の巨大な蛙は「アフリカ・ウシガエル」です。 テレビだと大きく感じませんが、剥製だと恐ろしいほど巨大に感じます。 |
ブルーム博士によりスタークフォンテン洞窟から発掘されたアウストラロピテクス・アフリカヌスの上あご&下あごです。 骨の様子から若者のアゴだということです。 今から250万年前のモノだそうです。 |
説明がなかったのですが、これもアウストラロピテクス・アフリカヌスじゃないかと思います。 |
スタークフォンテン洞窟で猿人たちの骨が見つかる理由をジオラマで説明していました。 穴の上には餓えたハイエナがいます。 下には足を滑らし、今まさに穴の底へ堕ちていこうとする猿人の姿が! |
穴の底にはうずたかく積もる骨骨骨… 落ちたら二度と助からない地獄の穴です。 |
それを知っているのか表情が必死すぎます!! 「ギャー」と叫んでいる声が聞こえてきそうです! アフリカの人形はどれも表情が迫真すぎて、怖いくらいです。 |
「AUSTRALPITHECUS BOISEI」 頑丈型アウストラロピテクスです。 丈夫な筋肉がついていたんでしょうね…エラがものすごく発達しています。 この種はのちに絶滅してしまいました。 |
BRECCIA ASSOCIATED WITH "MRS PLES" REMOVED FOR STUDY <ミセス・プレスについていた石は研究のため取り除かれた> ミセス・プレスのオリジナルはこの博物館にあると言われていますが…これが本物かは分かりません。 骨の横にわざわざ紙を貼って「石を取り除きました」と書く理由はなんだろう…と考えましたが、答えは出ませんでした。 注意書きをしているので本物かもしれませんが、でも本物なら横向きに置くだろうか…と。 でもこのそっけなさが本物の証かもしれない!? 本物なら本物と書いてよ!と思いました。 |
闘う猿人。 この頃の猿人は肉食獣のご飯になってました。 洞窟のあちこちから囓られた骨が出土しています。 こうやって撃退することもあったでしょうが、多くは襲われて喰われていたようです。 |
等身大のマネキンですが、メモし忘れました。 赤い毛をした猿人が動物の骨で作った道具で何かしています。 |
骨には細かい傷がついています。 どうやら猿人たちが石器を使って肉をはぎ取った跡のようです。 |
ブルーム博士が描いた「Paranthropus robustus」の復元横顔です。 博士は絵も上手だったんですね。 |