南は天気が良いです。気温も高く午後5時でもこの明るさです。 バスターミナルについたら帰りのバスを調べ、すぐに道路を渡り、反対側のバス停に向かいます。 何本もの市バスが止まるので、運転手にチェレクラへ行くかと尋ねます。 |
バスを降りたらチケット売り場へ向かいます。 橋を渡る前にチケットを買います。 ここでは英語の本や絵はがきも買えます。 |
鍵を持ったお兄さんの案内で骸骨塔へ向かいます。 正面の礼拝堂の中に塔が保管されています。 無口っぽいお兄さんでしたが、質問したらいろいろと詳しく教えてくれました。 |
礼拝堂に到着です。 可愛らしいメルヘン・イエローの外壁ですが、中は…でした。 |
塔です。 髑髏がずらっと並んでいます。 この塔の存在を知った衝撃は今でも忘れませんが、実物はもっと強烈でした。 |
反乱の見せしめとはいえ、ひどいことを考えるものです。 よく見ると、刀傷が眉間に残る頭蓋骨もありました。 その横にはピストルの弾が撃ち込まれた頭蓋骨も…。 |
空になった穴が多いですが、やはり長い年月の間に転げ落ち、なくなってしまったそうです。 |
この辺の頭蓋骨は大きめです。よく観察するとサイズが違うことに気が付きます。 若い反乱兵もいたんでしょうね。 |
塔は四角形で角はこんな形になっています。 |
上の方にも頭蓋骨! |
塔の最上部には反乱軍を率いた司令スティーブン氏の頭蓋骨が置かれました。 |
彼の頭蓋骨から剥がした頭皮は綿を詰め、イスタンブールに送られたそうです。 |
昔の骸骨塔は屋外にむき出しのまま建っていました。 | 犠牲者の親族が頭蓋骨を持ち帰ったり、風雨によって転がり落ちてしまうことも多かったそうです。 今、残っているのは56個だそうです。 |
上部がかなり崩れ、崩壊しそうだったので1878年に今の礼拝堂が建てられました。 |
ニシェの街です。 明るくて活気を感じました。 |
バスターミナルの駐車場は『ニシェ要塞』と隣接していました。 |
オスマン帝国時代に建てられ、今も美しく残っています。 |