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線路に沿って道を進むと「300m」の看板が見えてきます。 左手を注意しながら歩いていくと、踏切が見えてきます。 その踏切を渡り、しばらく歩くと博物館が見えてきます。 |
博物館に到着です。 山と山の間に建てられています。 チケットを買って中に入ると、まずは巨大スクリーンでネアンデルタール人のビデオを観ます。 学生が大勢来ていてニギヤカでした。 |
クロアチア渾身の博物館だけあって展示の方法も斬新です。 CTスキャン画像で動画をつくり、それがアートっぽく仕上げてありました。 私は80体分の骨を見たかったのですが、あまり量がなかったです。 というか本物かどうかも分かりませんでした。 クラピナの頭蓋骨…とくにこの頭蓋骨はネアンデルタール人の特徴が良く出ているので、数ある骨の中でも「美骨」です。 本の表紙にも良く使われています。 |
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博物館ではネアンデルタール人だけでなく、「地球の歴史」も紹介しているので、恐竜の化石も展示されています。 右側にある螺旋はDNAです。 展示会場の中心に鎮座していました。 |
通路に猿人たちが登場します。 |
最初の猿人は猿と良く似ています。 |
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まだまだ猿の特徴が多いですが、多少は人間らしくなったでしょうか。 |
この辺から原人たちの登場です。 しっかりと二足歩行をしているのが分かります。 |
正面から顔を見てみます。 かなり人間らしくなってきました。 |
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いよいよ主役のネアンデルタール人の登場です。 フランス人の職人に依頼して作ったというマネキンはとってもリアルです。 どうやら狩りを終えて若者達が帰宅しました |
洞窟では狩りで腕をなくしてしまった長老(といっても40代)が家事のあれこれを仕切っています。 これは出土した骨の中に腕がないが長生きした骨があったため、おそらくネアンデルタール人たちは食べ物を皆で分け合っていたらしいという仮説に基づいて作られた場面です。 この腕のない長老は狩りは出来ないが知識で集団の生活に貢献していたということです。 |
水浴びをするネアンデルタール人の母ちゃんです。 マネキンもリアルに作られていて全裸です。 このシーンは最初に見せられる巨大スクリーンによる映像の一場面のジオラマですが、映像では女優さんが全裸で演じていました。 たくましい体つきですが、ほとんどホモ・サピエンスと変わらないです。 ネアンデルタール人の肌は白いです。 |
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ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの違いを紹介しています。 人形はネアンデルタール人の方が少し背が低くなっています。 |
動物の皮を歯でなめすネアンデルタール人です。 美味しそうなナンを食べているようにしか見えません。 |
これは死者のオデコに傷をつけている場面です。 理由は分かっていません。 |
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傷がつけられた頭蓋骨が出土しています。 数本の線がオデコに刻まれています。 死後の世界での安寧を願ったのか、悪霊除け、来世への復活等々、いろいろと考えられますが、推測の域を出ていません。 |
博物館の外には発掘された洞窟が残されていて見学して回れます。 |
穴の前にはブロンズ像が置かれています。 |
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近づいて顔をよく見てみると、意外とひょうきんです。 |
食料にされていた巨大ネズミまでブロンズ像になっています。 | 1899年、このクラピナを発掘したドラグティン・ゴリャノヴィッチ・クランベルゲル博士です。 6年もの歳月をかけて遺跡を発掘し、80体以上のネアンデルタール人の骨を見つけました。 |