DOBOGOKO (ドボゴコ)


地球の鼓動が聞こえる石がある! 名前はRamhegy!


    ブダペストの近くにドナウ川がハート型に回り込んでいる場所があります。
    その場所に巨石がポツンとあるのですが、なんとその石に耳を当てると地球の鼓動が聞こえるそうです。
    「アース・チャクラ」とも呼ばれているそうですが、そんな場所があるなら是非とも見なくては!!と思い、それっと行ってきました。
    行ったはいいが現地の地図は分かりにくく、案内板も期待していたほど設置されていませんでした。
    適当に山道を歩いていたら自分の場所も分からなくなり遭難しかけました。
    運良く現地のハイカーに連れて行ってもらいましたが、一人だったらたどり着けていなかったかも。
    というわけで巨石への行き方は私もよく分からないので伝授しません。



    【行き方】
    ブダペストのBATTYANY駅から郊外電車に乗ってPOMAZまで行く。
    そこで「DOBOGOKO」行きのバスに乗り換え終点まで行く。

    ブタベストの郊外列車に乗ります。
    30分ほどでPOMAZ駅に到着です。
    POMAZ駅です。
    駅舎の後ろにバス停があります。
    簡単な食堂が駅近くにあります。
    意外と乗降客が多かったです。
    (この時点で朝の8時頃です)
    ドボゴコ到着! まずは起点となるレストランに向かいます。
    残念ながら観光案内所は併設されていませんが、地図くらいは買えるみたいです。
    中はこんな感じです。
    食事は2階で食べるみたいです。
    私は1階席に座り、コーヒーを頼みました。
    レストランの裏手が見晴台になっています。
    遠くにドナウ川が見えます。
    標高は600mほどですが、天気が良ければもっと遠くまで見渡せそうです。
    今回の目標は中央の岩肌がむき出しになっている地点です。
    遠いし、かなり下なのですが、がんばって出発!
    道に迷ったり、遭難を覚悟したりと色々とありましたが、優しい地元カップルの道案内のお陰で無事に到着です。二人がいなかったら絶対にたどり着けなかったです!!
    この石が「鼓動する石」と呼ばれ、アース・チャクラの中心点です。
    文字だけ見ると、「すごいところに来てしまったぁ!」という感じですが、近くに立っても特に心臓がバクバクするとかはありませんでした。
    不安定な状態にあるので、触っただけで崖下に落ちるんじゃないかという恐怖を感じます。
    しかし不思議なことに台座?がしっかりと石を守っています。
    コンクリートのように見えますが、元からこうなっているようです。
    石に十字架の彫刻!
    では、お待ちかね!!
    地球の鼓動の『音』を聞いてみます。
    石に耳を近づけて、意識を集中!!
    すると、高音の鐘の音が聞こえる!「カラ〜ン、コロ〜ン」
    人によって感想は違うと思いますが、確かに鐘の音が聞こえました。
    来た甲斐がありました。
    石が乗っている崖の下に来てみました。
    大小の石が土の中に埋まっているだけのように見えます。
    向かいの山には風で岩が削られ、エンピツが立ち並ぶように見える地形もありました。
    この辺りの地質は風変わりです。
    レストランに戻ります。
    最初に通った獣道を使い、急な坂道をガンガン上っていきます。
    山自体は人の手が入っていないので、ちょっと鬱蒼としています。
    途中で見つけた巨石です。
    これも形の不揃いな石がボコボコと顔を出していて、とっても不思議です。
    道に迷っている時、偶然に見つけた巨石です。
    「Ramhegy」に似ていますが、ごつごつ感がスゴイです。


    ここへ来ようと思ったのは、ダライ・ラマがこの場所をパワースポットだと認める発言をしたからです。
    山道は大変でしたが、面白い体験が出来ました。

    ドボゴコスケッチ



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