十字架の丘とトラカイ城

あこがれの十字架の丘!



    ちょっと不便な場所にある十字架の丘ですが、以前テレビで観た時から一度は訪れたいと思っていました。

    トラカイ城はリトアニアを紹介するパンフレットには必ず出てくる極めつけの観光地です。
    私が行った時は天気も良く、とても素晴らしい体験が出来ました。
    だがしかし駅&バスターミナルから遠いので、歩くことを覚悟。
    なので見学時間はたっぷりあった方が良いです。


    十字架の丘

    これが十字架の丘です。
    ソ連によって3度もブルドーザーで破壊されましたが、破壊されるたびに誰かが1本、また1本と十字架を立て、今はご覧のように十字架が林立する姿になりました。
    十字架の丘の参道です。
    観光バスや車で来た人は車から降りてすぐこの道に出られますが、市バスで来る観光客は40分ほどバス停から歩くことになります。
    丘を登ってみます。
    登る途中で振り返ってみました。
    広場を見下ろすと、そこにも十字架が立っています。
    大きな十字架があるとそこに小さい十字架を架け、やがて枝葉のように十字架だらけになってしまいます。
    足下にも十字架です。
    少しでも地面が見えているところに十字架を立てていきます。
    頂上部分です。
    少し広めに場所が作られています。
    遠く彼方に雑木林が見えますが、市バスの停留所はあの向こうです。 丘の向こう側へと続く道です。
    丘の向こうには最近出来たらしい綺麗な教会がありました。



    トラカイ城

    トラカイへ行く方法は電車とバスがありますが、今回は時間もちょうど良かった電車に乗ってみました。
    ビリニュス駅に時間通りに電車が来ました。
    車内は清潔感があって、おまけにオシャレでした。
    30分ほど乗ると到着です。
    トラカイ城です。
    童話から抜け出してきたような可愛い城です。
    この城はモスクワ大公国との闘いで破壊され、そのまま朽ち果てていたそうです。
    1987年修復作業により15世紀頃の姿を取り戻したそうです。
    まずは一杯。
    城を観ながら冷たい生ビールで乾杯です。
    湖を囲むようにレストランやミヤゲ屋、そしてアイスクリーム屋などが軒を連ねています。
    子供向けのオミヤゲに「棒馬(ぼううま)」を見つけました。
    地元のおばさんが買っていたので、この辺りでは一般的な商品になるようです。
    いよいよ城に攻め込みます!
    第一橋を突破!
    この橋を渡り、手前の小島に移動します。
    第二橋を突破!!
    目の前にトラカイ城が迫ります。
    近くから城壁を見ると意外に高さがあることが分かります。
    グルッと城を一回りして帰りました。
    ミヤゲでも買おうかと湖畔の店を物色してみました。
    とりたてて面白いモノはありませんでした。帽子とか絵はがきなど定番グッズなどがありました。
    地元の人は湖で泳いでいました。
    小さい湖ですがレジャーボートなどもあります。時間があれば遊覧船に乗りたかったです。
    トラカイ城で結婚式を挙げていました。
    ステキィ〜と見入っていたらチョコレートをいただきました。
    駅へ戻るために歩いていると、特徴のある家がありました。
    これはトルコ系諸民族「 カライメ」の人たちの家だそうです。
    同じ形の窓が3つ通りに面しているのが特徴だそうです。
    彼らは15世紀にクリミア半島から連れてこられた人々の末裔だそうで言語も違うらしいです。




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