世界遺産−ケルナヴェ考古遺跡とケルナヴェ博物館と近所の民家

中世、都が置かれたところです。



    リガから中距離バスに乗って40分ほどで「ケルナヴェ」という街に到着しました。
    遺跡と博物館があるだけの静かな郊外の街でした。
    野菜や洗剤、農機具が一緒に売られているような雑貨屋が一件あり、飲み物や食料はそこで買えます。

    訪れた日は曇り空。
    やがてどしゃぶりの雨となりました。
    稲光が遺跡の上で鳴り響き、あずまやの軒先で雨宿りしていた私は間近でとどろく雷鳴に肝を冷やしました。
    隣の国ラトヴィアには雷神「ペルクナス」が最高神としてあがめられているそうですが、カミナリの迫力を体験すると雷神が最高神と呼ばれる理由も分かりました。




    ケルナヴェ考古遺跡を紹介

    ケルナヴェ教会です。
    この裏手に遺跡が広がっています。
    教会の裏手に回り込むとあずま屋が現れます。
    雨が降ってきたので私はあずま屋の軒先(といっても30センチ幅くらい)に逃げ込み、雨宿りしました。
    近くに高い木があったので、「これに落雷したらどうしよう…」と不安でした。
    雨が上がると、そこには雄大な景色が!
    これがケルナヴェ遺跡です。
    古代から中世にかけて村や砦が作られました。
    古墳見学を始めます。
    雨上がりの遊歩道…握りこぶしほどのカタツムリが行く手を遮ります。
    とても大きいカタツムリがわさわさ出てきました。
    地図で状況をご紹介。
    古墳群の前には川が流れています。
    すこしだけ開けた土地に人々は住み、権力者は丘の上に砦を築きました。
    川は今も悠々と流れています。
    昔はこの川を使って下流へと荷物を運び出していたそうです。
    重なり合う古墳群。
    古墳の上から下の道を見下ろしてみました。
    かなり高さがあります。
    これは形が尖っていて、他の古墳と雰囲気が違います。
    この裏手に石のモニュメントがあると書いてあったのですが見つかりませんでした。




    ケルナヴェ博物館と近所の民家

    最近出来たらしい博物館です。
    撮影禁止なので入口しか紹介できません。
    中ではケルナヴェ遺跡のパンフレットを売っていました。
    民家です。
    黄色い壁が可愛いです。
    納屋です。
    塗料が塗られていないので、渋いたたずまいです。
    素朴な雰囲気の家です。
    リトアニアは雪が多いので、屋根の勾配が急です。
    ボロボロの納屋と奥にもう一件納屋が見えます。 長屋のように続く家です。
    入口もきれいに整えられています。
    薄いピンクの壁色が可愛い家です。
    どの家にも煙突があります。
    とってもオシャレな家を見つけました。
    庭の作りなども可愛く絵本に出てくるような家です。
    壁にディスプレイされていた小道具です。
    ステキな庭の家です。 馬車に乗った老夫婦です。
    奥さんの用事が済むまで、旦那さんは馬車の上でゴロゴロしてました。
    屋根が崩れ落ちそうな家です。少し波打っているのが分かります。
    広いし外装も味があって気に入りました。
    こういう家が自分の家だったら良いだろうな〜と思いました。




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