入口は普通の建物です。 でもドアの近くに骸骨絵の『顔出しパネル』が置いてあるところにスタッフのヤル気を感じました。 |
原始人の子供が踏み抜いた木の枝をお父さんが抜こうとしています。 足の裏が血だらけでリアルでした。 後ろの雑木林のリアル感も半端ないです。 ここには他にも色んな蝋人形の力作が並んでいます。 |
穴のあいた頭蓋骨のスケッチです。 この手のスケッチはあちこちで見ますが、ここの絵は頭蓋骨が微笑んでいるように見えることです。 描き手の愛を感じます。 |
これはとても珍しい指欠損のスケッチです。 洞窟壁画などに残されている手形には指が欠けているモノが多く、様々な理由が取りざたされています。 味のある良いスケッチです。 |
外科手術の跡が残る頭蓋骨です。 色が飴色になっていて風格のあるドクロです。 |
これはペストが流行った頃の街の情景を再現しています。 ここだけ大がかりなセットが組まれていて、まるでお化け屋敷でした。 効果音の鐘の音つきで、とにかく怖かったです。 黒いコートの男はペスト患者が出た家の扉に『P』の文字を書き込んでいます。 |
昔の歯医者さんです。 人形の表情がとっても恐ろしいです。 医療用具は見るだけでふるえます。 特に歯医者のドリルとか…ほとんど拷問器具と同じです。 |
最上階にはなぜか宇宙服や宇宙ロケット関係の展示がありました。 「CCCP」という文字を見ただけでテンションが上がりました。 |
この小型犬の剥製はなんと、宇宙へ行ったソ連犬「チェルヌーシュカ」です。 wikiで調べてみると 「チェルヌーシュカ(Чернушка)はスプートニク9号に乗って1961年3月9日に、宇宙飛行士のダミー人形イヴァン・イヴァノヴィッチ、ネズミ、モルモットとともに地球を1周した。 ダミー人形はパラシュート落下で地球に帰還し、チェルヌーシュカも無事に地球へ戻りました。 どうして剥製がリガにあるのか分かりませんが、こんなところで宇宙犬を見られるとはラッキーでした。 他にもライカ犬や猿など、宇宙へ行った動物の紹介も多くありました。 |
チェルヌーシュカの切手です。 他にもライカ犬の切手とか、いろんな切手も出していたようです。 |
ライカ犬が宇宙へ行った時の装備らしいです。 犬用ですが、しっかりした作りになっています。 |
昔の宇宙食です。 上部に並んだ歯磨きチューブみたいなモノも食べ物です。 一体、何が入っているのか気になります。 食べ物はビニール袋に入っていたようですが、こんな包装で大丈夫なんでしょうか。 どれも見た目が味気ない乾燥野菜みたいですが当時としてはこれが精一杯だったんでしょうね。 |
ボストーク宇宙船の展示です。 操縦者はこうやって寝た格好で地球に戻ってきたようです。 |
少し医療らしい展示も紹介します。 薬草などが身体のどの部分の症状に効果的なのかを解説したパネルです。 これを見ると良く研究してあるなぁ〜と感心します。 |
最後にざっと館内を紹介して終わります。 壁の可愛いピンク色が印象的です。 |
むかし火薬庫だった施設が今は軍事博物館として使われていました。 蔓草がいい具合に壁を覆っています。 |
砦の前でイカしたポーズを取る兵隊さんです。 ピッタリズボンにピッタリシャツで、あまりに無防備です。 昔のリガではこんな服装が戦闘服だったんでしょうね。 |
少し時代が経ち、ちょっと装備が変わりました。 なめした皮を鎧にしているようです。 足下には砲撃用の石球が転がっているので、この人は砲撃手なのでしょうね。 |
すごく良くできたジオラマなので撮影してみました。 よく見ると、ヒョコヒョコと波があるように動きます。 この場面はおそらく「オリヴァの海戦」を再現したもので、リガの港を背にポーランド軍とリトアニア軍がスウェーデン軍と戦っているのではないかと思います。 動きが面白くてじっと見ていたら、不審に思われたのか係の人がそっと近づいてきました。 |
ソビエト部屋です。 色んな旗が下がっています。 写真はブレジネフです。 |
階段の踊り場に置かれた大砲です。 この塔は内装がとてもキレイで、壁の色も黄色ですが落ち着いた色合いでとてもステキです。 |
リガの街並みを紹介します。 古い建物が残り、フラフラするのが楽しいです。 地図があっても迷いやすく、意外と旧市街は広いです |
リガの広場に建つ「ギルド会館」です。 復元されたモノなのでキレイです。 |
路地で見つけた可愛い家です。 リガはとてもカラフルで可愛い家が多く、センスの良さに「わぁ〜(´∀`*)ノ」と思うことが多いです。 |
誰もいない小道。 観光客が徘徊する旧市街にも、ひっそりとした道が残っています。 石畳、可愛い家、青い空。 この日は本当に観光するのに素晴らしい天気でした。 (前日は大雨で地獄を見ました…) |
スウェーデン門です。 なんでも昔はスウェーデンの兵士がよくこの門を利用していたそうです。 この門はスウェーデン兵士に恋をした女性が埋められているという伝説が残っています。 夜に門をくぐると泣き声が聞こえるそうです。 夜は無理なので昼間に聞きたいものだと耳に全神経を集中してみましたが、何も聞こえませんでした。 |
旧市街を囲む城壁です。 かなり修理されています。 |
有名な猫がいる家です。 風見鶏の替わりに猫が! |
カメラの望遠で撮ってみました。 最近のデジカメは良く撮れますね。 猫の尻はドイツが支配していたギルドに向いているそうです。 |
建物の名前は分からないのですが、各市の紋章が描かれている面白い家です。 こっちの人は市の紋章に対して愛着があることを感じます。 そういえばバルト関が優勝した時、お母さんが会場で旗を振っていて、アナウンサーが市の旗を振っているんですよと説明していました。 バルト関はラトヴィアじゃなく、エストニア人ですが、こちらの人は出身地に強い愛を持っているんだなと、この壁を見て思いました。 |
リガは運河の街です。 ぐるっと街を周回する運河をボートで回れるツアーをやっていたので乗ってみました。 とっても楽しかったです。 40分くらいで、橋の下、市場の前、海の方とか…。 すごく見応えがありました。 |
中央市場です。 この可愛い建物は、昔、飛行船ツエッペリンの格納庫として使われていたそうです。 中は広く、色んなモノが売っています。 |
聖ヨハネ教会です。 高い塔が目印です。 |
この聖ヨハネ教会には変わった話が残っています。 この顔は神父さんが昔、ここから顔を出して人々と話をしていたそうです。 今は代わりに石像が顔を出しています。 |
壁に十字の穴があいています。 ここには建物が崩れないようにと修道士二人がこの壁の中に塗り込められたそうです。二人は自ら志願したそうです。 単なる伝説かと思われていましたが、実際に掘ってみたら本当に遺骸が出てきたそうです。 |
街で見かけた妙なぬいぐるみ。 |