ドイツ・オーストリアは遺跡だらけ−ネアンデルタール人
最近、旧人類にハマっている私としては、是非とも訪れたい場所がこのネアンデルタール博物館でした。
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【ネアンデルタール博物館】
「タール」とはドイツ語で『谷』を意味します。
ネアンデルタール人が発掘された「ネアンデル谷」にこの博物館は建てられています。
この博物館の裏手にネアンデルタール人が発掘された洞窟があるそうです。
(私は時間がなくて訪問できませんでした)
【展示物】
ネアンデルタール人が発掘された場所なのですが、ここに展示されている「骨」はレプリカです。
でも石器は本物です。
ネアンデルタール人は石器を作っていました。
木を削って斧のようなモノを作ったり、杖も作っていたみたいです。
ネアンデルタール人の時代には、「土器」がなかったので、食べ物の調理をどうしていたのかは謎です。
ネアンデルタール人は決まった洞窟に定住していたそうですが、部屋割り(台所とか居間とか)を作ることがなかったそうです。
【ネアンデルタール人と現代人】
ネアンデルタール人の頭骨と現代人の頭骨を並べて、どこがどんな風に違うのか解説しています。
現代人より脳の容量は大きかったそうです。
【ネアンデルタール人の宗教観】
発掘されたネアンデルタール人の周りから花の花粉が見つかったことで、彼らも死者を弔っていた…という説があります。
この写真はその様子を再現したモノですが、ネアンデルタール人の悲しそうな表情が実に良く再現されています。
【駅の風景】
赤いペンキで柵が塗られていて、とても可愛いホームです。
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