ドイツ・オーストリアは遺跡だらけ−ミュンヘン考古学博物館編
ミュンヘン考古学博物館編に立ち寄った目的は甲冑とミイラだったのですが、残念ながらミイラはありませんでした。
しかし思った以上にケルトの遺物が大量に展示されていて、ちょっと救われました。
ミュンヘンはバイエルン地方と呼ばれ、ビールとソーセージの本場です。
駅の売店では焼きたてソーセージを売ってました。
朝の6時からこの仕込み量、サスガです。
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【ミュンヘンの考古学博物館】
地味な外見からは想像も出来ないほど、たっぷりと出土物が展示されていました。
壁一杯に展示された土器、神に捧げられた山をなす腕輪、故人の墓に副葬された品々など、その量に圧倒されました。
惜しみなく高価な品々を地下に埋めていた人たちの心理が知りたくなりました。
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【墳墓からの出土物】
墳墓と発掘品が展示されていました。
墳墓は円墳で外周の石は小さいですが美しく装飾されていて、とても繊細な感じです。
写真3,4を見ると遺品の豪華さに目を奪われます。
ケルトというと螺旋ですが、この紐をよく見ると細かい文様が刻まれていてとても美しいです。
当時は金色に輝いていたわけで、こんなに美しいモノを土に埋めてしまうのをもったいないと感じるのは庶民の発想なんだろうな…と思いながら見学しました。
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【めずらしい植物】
植物を”金”で作ってます!
植物音痴の私には種類さえ分かりませんが、きっとこの植物はケルトの人たちにとって重要な意味があるんでしょうね。
葉脈を丁寧に打ち出し、葉を再現していますが、全体を見るとややしおれ気味。
美しいけど物寂しい美しさがあり、こういうのは私も好きです。