シンプルデザインな博物館です。 この写真では分かりませんが、地形を生かし古い砦跡を再利用した建物となっています。 中にはショップがありますが、カフェ等の飲食できるところはありません。 案内板はフランス語のみでした。 クロマニヨン人の像を近くでみるには博物館に入場し、屋上に行く必要があります。 |
とにかく石器の数がすごいです! 一階はほとんど石器で埋め尽くされています。 写真のようなショーケースに石器がぎゅーぎゅーです。 そしてそれが何列も並んでいます。 各ショーケースにはモニターが設置されていて、展示されている石器の造り方、使い方の映像を流しています。 これが味わい深い内容で、道具マニアのハートを射抜くこと間違いなしです。 |
打製石器 (21cm) 今から35万〜30年前のモノ。 とても綺麗な色をしています。 | |
クロマニヨン人の子供 赤矢印の先には、復元された子供の人形が座っています。 5万年前頃に生きていたと思われます。 | |
1万5千年頃に作られた小物たちです。 細かい所まで丁寧に彫り込まれていて、石器だけで削ったとは信じられません。 特に 『見返り牛』の豊かな表現力は素晴らしいです。 | |
どこかの洞窟に残っていた彫刻。 岩のデコボコを利用して、三次元での表現に挑戦しています。 真ん中の馬は妊娠しているのかな? お腹の丸みが気になります。 | |
屋上に設置されている、「クロマニヨン人」の後ろ姿です。 ちょっと淋しげな後ろ姿が素敵です。 古代人というと勇猛な人間を想像しがちですが、このクロマニヨン人を見ると「意外と繊細で優しい人たちだったのかも…」と思ったりします。 |