フランスは遺跡だらけ−レゼジー村の洞窟壁画たち(Les Eyzies-de-tayac)



   



    【洞窟&遺跡紹介−上の地図は距離めちゃくちゃです】

      どの洞窟もガイドがつきます。そして写真撮影は禁止です。
      必ず街の観光案内所でチケットの購入方法ついて聞いてください。
      特にフォンドゴームとコンバーヌは必ず聞いてください。


    ★フォンドゴーム洞窟(FONT DE GAUME):

    古代人が描いた当時の色絵を実際に見ることができる貴重な洞窟です。
    その美しさ、規模の大きさには感動します。
    あまりの素晴らしさに泣きそうになるほどです。
    ここの洞窟は1日の来場者数を限定しています。
    (当日券は50人分のみと聞きました)
    必ず見たい人は朝並ぶことになります。
    9時半頃から受付開始ですが、8時に私が到着した時にはすでに数人が並んでいました。寝坊しないように。
    ★コンバーヌ洞窟(COMBARELLES):

    注意 入場券はフォンドゴーム洞窟の受付で購入することになっています。コンバーヌ洞窟の受付では販売しないので、必ずフォンドゴーム洞窟で買って下さい。
    (私はそれを知らなくて、受付のお姉さんが私のために車を飛ばして買いに行ってくれました…感謝してます(つД`))

    この洞窟は線刻が主体です。
    必ず見て欲しいのは「雌ライオンの姿」と「マンモス」です。
    ★ルフィニャック洞窟(GROTTE DE ROUFFIGNAC):

    トラムに乗って洞窟内を進み、壁画を鑑賞するという楽しい遊園地のような洞窟です。
    洞窟のデカサにも驚きましたが最後に待っていたワンダフルな世界には鳥肌立つほど感動しました。

    【行き方】
    レゼジー村から16km。公共の乗り物なし。
    タクシーをお願いするかレンタル自転車で行くしかないです。
    村から11kmは高低差の少ない一本道です。
    あたりの風景が絶品です。
    右に折れる看板(タイトル下の看板)を見落とさないようにしてください。
    標識から先の5kmは急な登り坂となります。
    ずずずず〜っと登り坂なので、とてもくたびれます。泣きます。
    体力に自身のない人は休憩時間も考慮して予定を組んでください。
    山を登り切り、ちょっと下ると洞窟です。
    途中に売店などないので水は忘れないように持参してください。
    ●グランドロック鍾乳洞(GROTTE DE ROC):

    壁画はないのですが、ルフィニャック洞窟への通り道にあるので紹介します。

    なんとここでは「イナバウアーする鍾乳石」に会えます。
    重力を無視した勝手気ままな鍾乳石たちには、クールなあなたも驚きを通り越してあきれることマチガイなしです!
    「ニケの女神」と呼ばれる鍾乳石にも注目!

    眺めのよいレストランがあります。値段は安め。
    ●アブリ・バトゥ博物館(ABRI PATAUD):

    崖下の堆積した土砂から発掘された出土品が博物館に展示されています。
    となりの屋外展示場には発掘の様子がそのまま見学できるようになっている。
    発掘マニアにはたまらない場所です。
    大きく載せた右手の写真には女性像が彫られています。
    クロマニヨン人作です。


    【その他紹介】

    ★ラ・ロック・クリストフ(La Roque St Christophe):

    5万5000年もの間、人が住み続けてきた岩棚です。
    時間がなくて訪問出来なかったのが残念でした。
    ★キャップ−ブランコ洞窟(Cap-Blanc):

    注意 2006夏は閉鎖でした。(つД`)
    それを知らずに来てしまった観光客で駐車場は混んでました。
    和気藹々とお互いの国を紹介しあって慰め合いました。

    「閉鎖しています」の張り紙には観光客の文句が書いてありました。
    読むと笑えます。

    レゼジー村からこの洞窟へ向かう途中に釣り堀がありました。






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