フランスは遺跡だらけ−旅行概要

    巨石マニア憧れの地、カルナックへと旅してきました。
    やはり実物は良かったです。
    しかしもっと強烈な印象を与えてくれたのは、クロマニョン人が描いた洞窟壁画です。
    劇的な感動が得られました。
    オススメの場所ですが行きにくいのが難点です。




    【おもな訪問先:★遺跡 ●博物館】
      【パリ paris】
        カタコンベ(CATAKOMBES DE PARIS):
           パリの地下、6万体の骸骨が集積されている。
        軍事博物館(MUSEE DE L'ARMEE TOMBEAU DE NAPOLEON):
           世界一の規模と言われているが、甲冑に関してはトホホでした。
           ナポレオンのお墓が併設されている。
        自然史博物館
           動物の白骨標本がどえらい数ある! 
           その迫力に誰でも圧倒されるだろう!
        鉱物博物館:暗い空間に怪しく光る、超デカイ水晶の原石がドカドカと展示されている。
           パリのカルナックと呼んでもおかしくない、ある意味、笑える場所。
        ルーブル博物館(MUSEE LOUVRE):
           有名でもあるが内部が複雑で迷いやすいラビリンス。
           『イラク』からもってきた宮殿の壁画が丸ごと置いてある。
           その一角に置いてあった「レバノン杉の切り出し・運搬物語絵巻」は必見!
           『ハムラビ法典』もここにある。中近東の文物に良いモノがある。
        ギメ博物館(MESEE DES ARTS ASIATIQUES GUIMET):
           アジアの遺跡から運んできた仏像やタンカ、屏風や家具などが展示されている。
           織部や備前焼の焼き物は必見。

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      【カルナック carnac】
        聖ミッシェル教会(Chapelle St.Michel):
           紀元前4000年頃の古墳。内部は羨道と小部屋がある。
           現在は封鎖されていて見ることはできない。
           頂上にこの地方独特の石のキリスト磔の像がある。
        メネック巨石群(Alignements du Menec):
           キレイに並んだ巨石群。
        ケルマリオ巨石群(Alignements de Kermario):
           並びはバラバラだが大きな石が置いてあるのはここ。
           近くに見晴台がある。
        ケルレスカン巨石群(Alignements de kerlescan):
           小粒だが雰囲気のある石が多い。
        マニオの巨石(Le Geant du Manio):
           カルナックで一番大きなメンヒル(立石)
        カルナック博物館(MUSEE DE LA PREHISTOIRE):カルナックで出土した遺物の展示など。
        古代からローマ時代に及ぶカルナックの歴史が分かりやすく展示されている(ただしフランス語のみ)
        英語の解説ブックを貸してもらえる。

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      【ロクマリアケル Locmariaquer】
        野外展示博物館(Site megalithique de Locmariaquer)
           +エル・グラー墳墓
           +タブル・デ・マルシャン
           +グラン・メンヒル・プリゼ
        ピエール・プラトのドルメン(Les Pierres Plates)

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      【ガブリニ島 GAVRINIS】
        装飾墳墓
           古代の墳墓。天井石を支える壁石に渦巻き模様が「これでもかぁ!!」と彫刻されている。
           その線の美しさには息を呑むほど。
        向かいの島:海に沈むストーンサークルが見られる。

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      【ヌベール】
        ヌヴェール愛徳修道会(聖ベルナデッタ)
           聖女ベルナデットの遺体がガラスケースの中で眠っている。
           遺体は腐敗せず、まるで眠っているような美しさである。

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      【ラスコーとレゼジー】
        ラスコーU洞窟壁画(LascauxU)
           復元されたモノだが、その細部までこだわった復元技術に驚く。
           いきいきと描かれた動物絵の巨大さにも感動する。
        フォンドゴーム洞窟(FONT DE GAUME)
           当時の色つき壁画を実際に見ることができる貴重な洞窟。
           その美しさ、規模の大きさには感動する。とにかく素晴らしい!
        コンバーヌ洞窟(COMBARELLES)
           主に線刻が主体。雌ライオンの姿が壁に刻まれている。
           この当時はここも草原だったらしい。
        アブリ・バトゥ博物館(ABRI PATAUD)
           崖下の堆積した土砂から発掘された出土品が博物館に展示されている。
           となりの屋外展示場には発掘の様子がそのまま見学できるようになっている。
        レゼジー歴史博物館(MUSEE DE PREHISTOIRE LES EYZIES DE TAYAC)
           一階の広々としたスペースがすべて石器というトンデモ博物館。
           その量と分類の細かさに目眩を覚える。
           展示棚の横にモニターを置き、土器の作り方と使い方をドラマチックに再現したビデオが秀逸。
           二階はクロマニヨン人関係の展示が多い。
           有名な「振り向く牛」もこの階にある。
        ルフィニャック洞窟(GROTTE DE ROUFFIGNAC)
           トラムに乗って洞窟内を進み、坑内の壁画を鑑賞するという楽しい洞窟。
           洞窟のデカサにも驚くが、最後に待っている神秘の世界には鳥肌立つほど感動する。
           別名、マンモスの洞窟。
        グランドロック鍾乳洞(GROTTE DE ROC)
           なんとここでは「イナバウアーする鍾乳石」に会える。
           重力を無視した勝手気ままな鍾乳石たちには驚きを通り越してあきれる。
           「ニケの女神」と呼ばれる鍾乳石にも注目!


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      【ルルド】
        聖地ルルド(Lourdes)
           聖母マリア(無原罪の宿り)降臨の地。
           ベルナデッタが聖母の教えにより掘り当てた泉はどんな難病も治す”奇跡の水”と呼ばれている。
           夏の毎夜、ロウソク行列が行われる。
        ベルナデッタ生家
           聖母に出会ったベルナデッタが子供の頃に住んでいた家。
           元は牢獄として使われていたという。
           当時の部屋の様子がそのまま残されている。




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