フィジャック−シャンポリオン博物館

    ヒエログリフを解読したシャンポリオンの半生、そして文字と人の関わりをダイナミックに展示した、小さいながらも楽しい博物館。
    エジプトの遺物などもあって楽しめました。
    ただあまりにキレイに改装しすぎていて、シャンポリオンの時代に想いを馳せることは難しい。


    シャンポリオン博物館と屋外の展示物


    博物館です。
    シャンポリオンの生まれた実家を博物館にしています。
    最近建て替えしたばかりなので、とってもキレイでした。
    1階にはショップがあり、大英博物館で出しているエジプトグッズを販売していました。
    シャンポリオングッズも少しありました。
    この人がシャンポリオン。
    本名は、「ジャン=フランソワ・シャンポリオン」。
    語学に関しては天才で、なんと20歳で中国語までマスターしていたそうです。
    シャンポリオンの解読ノート。
    ヒエログリフに何かメモをしています。
    内部の様子です。
    大きいガラスを使い、狭い空間を感じさせないようになっています。
    シャンポリオン自身の遺物は少ないので、エジプト小物やミイラを展示してちょっと水増ししている感じですが、良い物が多いので目の保養になりました。
    これはイエメンで発掘された、「マリーブ文字」です。
    この文字も解読されていません。
    2階には他国の文字資料がいろいろと展示されていました。
    博物館の裏手の小道を進むと「文字法広場」に出ます。
    ここに巨大なロゼッタストーンのレプリカがあります。
    レプリカに近寄ってみると、文字が大きく彫られていました。
    このレプリカの脇に階段があって、その上に上がるとパピルスの鉢植えがありました。
    これがパピルスです。
    この茎を割いて繊維を取り出します。
    レプリカに近寄ってみると、文字が大きく彫られていました。
    このレプリカの脇に階段があって、その上に上がるとパピルスの鉢植えがありました。
    なかなかマニアの心をそそるできばえです。