バハルダールバハルダール

    タナ湖に面した街。
    昔、聖櫃がこのタナ湖の島に避難したという伝説があり、聖櫃ハンターの私は是非調べてみたいと思っていました。
    しかしその島(教会)は女人禁制で訪問出来ません。
    なのでバハルダールは私の中では適当に観光すれば良い街だったのですが、しかしその適当が実は一番難しかったです。




    まずはタナ湖へ向かいました。
    手前はコンクリート製のカバです。
    中央に見えるのは水上レストラン。
    ここは橋を歩くだけで金を取られます。
    でも多くの観光客で賑わってました。
    イタリア製の船。
    イタリア植民地時代の置き土産でしょうか。
    この湖には野生のカバがいます。
    双眼鏡で湖を探索していたところ、息継ぎで顔を出すカバを発見しました。
    湖へ向かう道はオミヤゲ通りになっていて、色々と珍しい物が売っています。
    写真に写っている動物皮のクッションとか可愛いです。
    日本じゃすぐカビちゃいそうだけど。
    Tシャツや民族衣装などもあります。
    すぐ近くにある「Dib-Anbessa教会」です。
    多くの信者で賑わっています。
    中に入ると素敵な教会が建っていました。
    中は見学出来ませんでした。
    教会の敷地は広く、木陰に多くの椅子があるのでノンビリできます。
    敷地の一角に古い教会がありました。
    すっかり廃墟になってます。
    滝へ行くまで時間があったので、郊外をトゥクトゥクで回ってみました。
    まずはジャガランダが美しく咲く素敵な通りを見学しました。
    景色の良いところで車を停め、タナ湖を見学。
    エチオピア最後の皇帝『ハイレ・セラシエ皇帝』の宮殿です。
    現在は迎賓館として使用されているようです。
    これ以上近寄ると写真を撮れないそうです。見学不可。
    宮殿からの帰り、軍のアレコレが並んでいるのを発見!
    軍関係の「記念塔」の近くにありました。
    こんなのとか。
    車両とか。
    飛行機とか。
    バハルダール大学の門です。
    とても敷地が広く、大勢の学生が行き交ってました。
    バハルダールでは多くの黒自転車を見ました。
    中国・上海生まれの「鳳凰号」です。
    まだまだ現役で働いています。
    バハルダールで毎日通っていたジュース屋です。
    看板も派手なのです。
    料金も安いよ!メニューもあるし。
    このフルーツ盛りに注目!!
    目も舌も幸せになる!!
    店内にはマフィンもあるので味見してください。
    朝食にピッタリ。
    他のフルーツジュース屋です。
    あちこちにあります。
    地ビールです。
    ホテル近くの食堂で、地元民が食べているのを撮らせてもらいました。
    肉も味見させてもらいました。
    ちょっと固いかな。
    自転車を木にひっかけて洗車してました。
    その奥に見えるのがホテルです。
    「NGGホテル」です。
    受付の姉ちゃんは若いのにしっかりしてました。
    部屋には「蚊帳」がありました。
    部屋も清潔でしたが、この部屋は「お湯の出ない部屋」なので、翌日別の部屋へ移動しました。
    トイレとシャワー室はこんな感じです。
    トゥクトゥクで飛行場まで移動。
    こじんまりとした空港でした。
    街から距離はそんなにないのでトゥクトゥクで十分でした。


    島の教会めぐり

    ミニボートで出発です。
    客層はエチオピア人の家族とか夫婦とかでした。
    ババババババと湖を15分ほど進み、まずは教会へ。
    名前は分かりません。
    (看板とか無かったよ…)
    島の教会は初めてなので、ちょっと緊張です。
    教会の十字架です。
    中に入るのに私だけ料金を払っています。
    地元民からはお金を取らないようです。
    小さな教会ですが、壁にぎっしりと聖人たちの絵が。
    色が鮮やかなので、どうやら最近の物みたいです。
    時代を感じさせる物を期待していたのでちょっとガッカリでした。
    オミヤゲ屋がションボリとたたずんでいました。
    入れ違いに大観光客船が!!
    次は『Kibran st.Gabrael Unity of Monastery』です。
    看板も「Welcome」と歓迎ムード。
    入り口に『MEN AND WOMEN MUSIUM』と書いてあります。
    教会じゃなくて博物館を見学しました。
    屋根にはシンボルが!
    人なつっこい笑みを見せる司祭が丁寧に展示物を説明してくれました。
    イヤス王の簡易テントだそうです。
    GOJIAM王の二段ベッド(1864年)。
    この狭い空間で王妃は寝られたんでしょうか。
    イコンなど大切に保管されています。
    一緒に回った家族たちは熱心に説明を聞いたりしていました。
    島のお姉さん。
    息子は賢そうですね。
    司祭と島の人。
    マンゴーみたいな果物が!
    でもちょっと大きすぎるような…。
    『Ura Kidane Meret修道院』です。
    一番人気の教会です。
    港から教会まで屋台が並び、十字架などを売っています。
    こちらは布です。
    風情のある道ですね。
    屋台の造りが適当ですね。
    目当ての教会に到着です。
    至る所に極彩色の絵が描かれています。
    本殿自体も丸い造りになっています。
    回廊があるので涼しいです。
    下絵発見!
    意外と簡単に描かれています。
    こちらはドラゴン退治の図です。
    川に人の生首が…。
    これは沐浴中なのでしょうかね?
    熱心にガイドの説明を聞く皆さん。
    この辺では葦を使って船を作っています。
    どこも考えることは一緒なんですね。


    ブルーナイルの滝

    凸凹道を進み、ブルーナイルの滝を目指します。
    まずは青ナイル川を渡ります。
    学生が乗った船とすれ違います。
    なんかアフリカっぽい写真です。
    船を降りて歩くと、今度はボコボコとした平原に出ました。
    増水した時に土がさらわれてしまったんでしょうね。
    ついに滝に着きました。
    出発する前は「今日はメニー・メニー・ウォーター(many many water)」とか言っていたくせに!
    いつもより少ない水にトホホでした。
    まぁなんとなく予感もあったので、気を取り直して楽しむことに!
    これで怒ったらエチオピアの旅は怒りっぱなしになってしまいます。
    溶岩っぽい石を注意して降りて滝の近くへ行きます。
    水量は少ないですが、ここからナイル川が始まるのかと思うと感慨深いです。
    支流に掛けられた橋を渡ります。
    渡って、戻る…それだけですが、高さがあるのでスリリングでした。
    揺れるし。
    橋のたもとにあった簡易教会。
    近くの村の娘。
    たくましく生きてました。
    悲しい目をしたロバくん!
    良く働きますね。



遺跡馬鹿−エチオピアは遺跡だらけのトップに戻る

遺跡馬鹿トップに戻る