ラリベラの教会群 その2


    朝早くから第二教会群を回ります。
    昨日は舗装道路を歩いて上ったので、今回は舗装された道路を歩かず、山の道を選んでみました。



    山道を歩きます。
    現地の人たちと大勢すれ違いました。
    「聖アバ・リバノス教会」です。
    塀の向こうに教会が見えます。
    塀に開けられた通路を通って教会の敷地へ入ります。
    ゴミ箱の絵!
    味があります。
    この教会は岩屋の下に造られています。
    教会内部はシンプルな造りになっています。
    聖人の絵が飾られています。
    外壁にノミが飾られていました。
    これを使って壮大な教会を彫りあげたと思うと感動ですね。
    側面です。
    後ろは封鎖されているので奥がどうなっているのかは確認出来ませんでした。
    「聖エマニュエル教会」です。
    形は今までの教会とあまり変わりませんが、壁に横線が入っています。
    まっすぐに削られた壁。
    モダンな印象を受けます。
    周囲の壁には修道士が使う横穴があります。
    こういう穴に泊まってみたいですね。
    扉の周囲もキレイにまっすぐ削られています。
    内部はこんな感じです。
    階段を上がり、通路を抜けて次の教会へ向かいます。
    「聖マルコリオス教会」です。
    アーチが残る教会です。
    内部には壁画もあります。
    絵を撮ってみました。
    教会の出口です。
    実はこの教会へ来るには地下通路を通らなければなりません。
    で、お気に入りの100円懐中電灯「ショートランチャー9」で足下照らしたら、司祭から「使ってはダメ」と言われました。
    他の信者から、暗いトンネルを通ることに意味があるとかなんとか。
    でもホントに真っ暗なので知らない兄ちゃんの服をつかみながらワイワイ通り抜けました。
    面白かった!
    十字架の窓が印象的です。
    「聖ラファエル教会」です。
    欄干のような通路を通って教会に入る造りが面白いな〜と思っていたのでワクワクしながら教会に到着!
    だがしかし、「修理中で入れないよ〜♪」と見張りのおじさん達が登場!
    あまりのショックに取り乱す私を優しく慰めてくれました。
    仕方ないので執拗に写真を撮りました。
    この教会はため池のような物があり、橋を渡って教会に入るようになっています。
    もちろん人が岩を削りだした池で藻で緑色になっています
    【おまけ】
    痩せこけたネコがいるのに気づき近づいてみると!
    美しいオッドアイ!
    美猫神降臨!!
    エチオピアのネコは顔がシャープで神々しい!


    聖ギオルギス教会

    いよいよ一番有名な教会へ向かいます。
    「聖ギオルギス教会」です。
    階段を降り、枯れた川にかけられた橋を渡ります。
    この先は聖域です。
    ついに憧れの教会に到着!!
    十文字に岩を掘り抜いて造られた教会です。
    内部は3階建てとなっています。
    上から教会の土台を見てみます。
    こちらも十字に合わせてキレイに成形されています。
    教会のところまで降りてみました。
    土台はこんな風になっています。
    見上げる教会の美しさ!
    近づいてみました。
    壁が真っ平らです。
    内部の天井にも十字架が!
    夕方近くだったので観光客も少なく、この椅子で30分ほど休みました。
    司祭にチップを払って写真を撮らせてもらいました。
    信者が来ると十字架で背中をさすったりします。
    アークの模倣品とかなんとか…。
    ガイドが説明していました。
    教会の周りにはこのような横穴があります。
    この穴には司祭が埋葬されていました。