シオンの聖マリア教会

シオンの聖マリア教会とその他遺跡


    失われたと思われていたアークが実はこの教会に保管されていた!?
    その伝説の真偽を確かめようと多くの探検家が訪れるが、聖櫃の管理人以外、決して観ることは出来ないそうです。
    グラハムハンコックも訪れましたが、もちろん中には入れませんでした。

    シオンの聖マリア教会

    教会の敷地内に入り、一番奥の敷地まで移動します。
    柵の向こうに古い教会が見えます。
    右側の教会がアークを保管しているという教会です。
    普通の人は入れません。
    左側が「古いシオンの聖マリア教会」です。
    こちらは男性は入れますが、女性は入れません。
    手前には堀のようなものがあります。

    この教会の内部に失われたアークが保管されているそうですが、想像していたより小さな建物でした。
    今まで一度も学者が調査していないというのもスゴイ事です。
    新しい教会の裏手に博物館があります。
    古い十字架や司祭の衣装などが展示されていました。
    これが一番新しい教会で、女性も中に入ることが出来ます。
    司祭が少しだるそうな面持ちで羊皮紙をめくって絵を見せてくれました。
    色鮮やかです。
    1000年前に描かれた…ということです。
    こっちは両面に描かれています。
    絵の具はすべて天然顔料だそうです。
    こちらは古いエチオピア語(ゲズ語)で描かれています。
    聖職者はすべてこの文字が読めるそうです。
    ティムカット祭りで僧侶に運ばれる「タボット」が描かれた絵。
    この「タボット」はアークの身代わりみたいなもので、教会の博物館へ行くとこのタボットを包んだ布でさえ神聖視され展示されています。
    教会の内部をざっくり撮影してみました。
    光が良く入る教会です。
    古い門。
    この門の下にはたくさんの物乞いの人々がいました。
    教会の敷地に残る小屋の跡。
    これは供物台でしょうか。
    教会の敷地にもオベリスクの土台のような石が並んでいます。


    エズナ公園(”公園”と言っても今はレストランの敷地)

    公園を生け垣でぐるりと囲みレストランになっていました。
    中に入って写真撮りましたが、特に文句は言われませんでした。
    オベリスクのカケラみたいなモノが残っていました。
    看板はないし、外からは見えないのでここに石が残っているのを知らない人も多そうです。
    墓地みたいな雰囲気です。
    手前の石も遺物です。
    石柱に近寄ってみました。
    彫刻はありませんでした。
    キレイな鳥が地面をついばんでいました。


    Tomb of Bazen

    歩き方には掲載されていない遺跡です。
    ここもオベリスク公園のチケットで見学することができます。
    入り口から中を覗いていると管理人がやってきて開けてくれました。
    地下墳墓の入り口です。
    土がむきだしです。
    内部をのぞき込んでみました。
    内部から入り口方向を見てみました。
    階段部分等、キレイです。
    階段の横壁にいくつもの墓室が造られています。
    一人分の大きさ。壁も丁寧に磨かれています。
    こちらは少し広く、死者のベッドが作られています。
    埼玉県の『吉見の百穴』にそっくりです。
    地下を有効活用しようとしているようです。
    これらの地下墓は階段を中心とすると左側ばかりに作られています。
    方角にこだわりがあるのでしょうか。


    オベリスクの土台

    オベリスク公園に向かう途中、丘の斜面に土台が残されていました。
    ポツン、ポツンと並んでいます。
    市場で見かけたラクダです。
    車があってもロバやラクダはまだまだ現役です。


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