プラハ国立博物館編

プラハは朝から雨でした。夜行列車でついて、その足で博物館へ向かいました。

正面から見たところです。
大きな建物でした。
洗練された美しさを持つ新ルネサンス様式の美しい博物館でした。
博物館内の様子です。
白大理石に赤い絨毯がとても映えます。
この中央の階段を取り囲むように部屋が並んでいます。
歴史の展示コーナーです。
部屋の片側に遺物を展示してあります。
中央には遺骨とか遺跡のジオラマみたいなモノが置いてありました。
子供が多く、一生懸命にメモを取る姿が印象的でした。


旧石器時代のコーナーです。
人骨とか石器などが並んでいます。
同じ頃の壺です。
部屋中央に展示されていた人骨ですが保存状態が良すぎで、レプリカかと思いましたが、本物でした。
横向き+屈葬のという埋葬方法はこの後もブルガリア辺りで見る機会が多かったです。


ケルト時代の遺物が展示されている部屋です。
この博物館の目玉でもある、ケルト男性の頭部像です。
ヒゲとか髪型とか、まん丸な目がひょうきんな感じです。
石の色が柔らかいクリーム色なのが特徴です。
オモチャ? または供え物として作られたのかもしれない動物像たちです。
馬、豚、犬のようです。



ケルト時代の遺物をアップで撮ってみました。
黄金のベルトにつける金具でしょうか? とても細工が美しいです。
ケルト時代の遺体です。
剣を携えて埋葬されています。
ローマングラスの展示です。
ガラスが銀化しているのが分かります。


剣の握り部分です。
舌を出した怪獣のデザインが面白いです。
馬具があったので撮してみました。
隣の紙に当時の戦士の絵がえがかれていました。
聖母像がいろいろと並んでいました。
この辺りはいろんな聖母像が造られていたようです。


聖母像です。
シンプルです。
大きな手のひらを持つ神像です。
不思議な魅力があります。
この博物館には遺跡から出土した遺物以外にもいろんな展示物がありました。
これは恐竜の化石ですが、チェコ出土じゃないと思います。


魚類の剥製ですが、怖いです。
海がない国だからこその充実度だと感じました。
人骨マニア必見の部屋でした。
背骨の標本とか凄かったです。
他にも頭部穿孔された頭蓋骨など目を引くものがありました。
化石も充実していました。
ここの三葉虫はどれもモッチリとしていて、ポッチャリ三葉虫だと思いました。





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