ヴィエリチカ岩塩坑編(世界遺産)

あこがれの岩塩坑に行って来ました。ポーランドに行った理由はコレを見ることでした。

クラクフの街からバスに揺られて30分ほどで着きました。
住宅街の地下に、世界遺産に登録されている岩塩坑がありました。
これは正面玄関です。
小学生の頃から憧れていた場所なので、武者震いしながら突入しました。
(チケット売り場は横から入る)
入場を待つ人たちで一杯のフロア。
世界中から観光客が詰めかけます。
団体、個人と入場が分けられるので随分と待たされました。
岩塩をくりぬいた通路を歩きます。
壁に白い物体が見えますが、これが塩です。
地下深く潜るので寒いかと用心していたのですが、思ったほど寒くなかったです。


坑内には階段があったり、エレベーターがあったりと複雑に入り組んでいて、ガイドがいなければ地上に戻ってこれないと思いました。 地下の坑道は幾本もあって、どれも怪しげです。

滑車を回し、下の塩を上へと運んでいるところです。


岩塩坑のクライマックスは、この「聖キンガ礼拝堂」です。
床、壁、壁に彫られたキリストやマリア、聖人たち、そしてシャンデリアまで岩塩で出来ています。
▼▼ 拡大写真 ▼▼
とても神聖な空間でした。
ただ想像していたより大きくて綺麗だなと思いました。
子供の頃に見た挿し絵はもっと、不気味な雰囲気で描かれていたからです。


出口付近にあるお土産屋です。
綺麗にディスプレイされていて、石鹸なんかもありました。
岩塩で作った飾り物。
ただこれを日本に持って帰って飾ると、塩が空中の水分を吸い込み周囲に水たまりを作るので注意。
坑内に作られたレストラン。
行った時は閉鎖時間に近かったので人がいませんでした。



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