案内所です。 ここでチケットを買ったり、参考資料を買うことができます。 トイレもあります。 売店やレストランはないので食料や水は持参した方がいいです。 |
古墳の周囲は緑の丘陵地で、目をこらすと遠くにポツン、ポツンと似たような古墳が見えました。 | 遺跡マップです。 拡大図 点々と描かれている緑色の○印が古墳です。集中するように、たくさん作られているのが分かります。 |
古墳遠景 事務所を出て、白く舗装された道を歩いていくと古墳が見えてきます。 |
【THRACIAN ROYAL TOMB】 王様の墓に到着しました。 「王の墓」と書かれた看板の後ろに古墳の入り口があります。 入り口は自動扉です。 内部では靴の上から専用のビニール袋を穿いて見学します。 |
遺跡内は撮影禁止なので購入したパンフで様子を説明します。 実際はもっと照明が明るいので細部まで見学できます。 一見すると建物のように見えます。 アーチを描く屋根のデザインがとても美しいです。 |
墓室を外側から見たところです。 小さな教会のようです。 |
内部の見取り図です。 正面に石棺があり、横にも石棺があります。正面の石棺は王が使用していたモノで、横が王妃のモノだそうです。 |
入り口横には小部屋があります。 ここからも遺骨が発掘されたそうです。 |
内部の彫刻です。 女性たちが桟を支えています。 |
女性をアップにしてみました。 髪を伸ばし、後ろに流しています。 彼女たちは半人半植物の立像でドレスの裾は緩くカーブし、生命力溢れる植物をモチーフにしていることが分かります。 |
この像には色がうっすらと残っています。 正面の女性より、やや年増です。 若い女性と年増な女性を並べることで、若さと老いを強調しているそうです。 |
上部には墨で描かれたような絵が残されています。 | 線を強調してみました。 女神が馬に乗った貴人にオリーブの冠を渡しています。 一説によるとこの貴人はアレキサンダー大王ではないかと言われています。 |
古墳の看板です。 |
二つ目の遺跡です。 崩壊がひどく、格納庫のような建物の中に納められています。 |
残っているのは奥壁の部分だけで、天井も壁も崩落していました。 | 奥壁に近寄ってみました。 表面をなめらかに整えた石材を丁寧に積んであるのが分かります。 黄身がかった石色の美しさは優美です。 |
神殿遺跡の地図です。 古墳近くに宮殿跡が残っていました。 宮殿があったところだそうです。 土台しか残っていません。 |
発掘された石垣です。 この宮殿にトラキアの王が住んでいたそうですが、往時の面影はないです。 |
地図番号「1」の正門です。 外から撮影しました。壁と壁の間が狭いです。 |
石垣の積み方が分かるように撮影してみました。 大小の石をバランス良く積んでいるのが分かります。 |
床に塗られた漆喰跡だと思われるモノ。 |
近くの岩山の壁に何か彫られているのに気がつきました。 |
望遠で撮ってみると…どうやら馬のようです。首から下は風化が激しいですが、頭部は良く残っています。 この近くには「マダラの騎士像(世界遺産)」という彫刻があるのですが、それと同じように記念碑的な意味で作られたモノかもしれません。 |
遺跡まで連れてきてくれたタクシーです。 |