カザンラク古墳(世界遺産)

「薔薇の村」と呼ばれるカザンラクにトラキア人が残した古墳があります。

カザンラクにある古墳を見に行きました。
目印となる看板です。
古墳は丘の上にあります。
急な階段です。
世界遺産に登録されている古墳なので、厳重に管理されています。
古墳をすっぽりと建物で覆っています。
この建物の先にレプリカの古墳があります。


レプリカ古墳の内部。
入り口から中を覗いています。
羨道と墓室を隔てる扉の上部を撮してみました。

墓室の出土状況です。
丸い室内から壁沿いに遺物が並んでいました。


墓室の床は丸く、ドーム型になっています。
天井の中心には同心円が描かれ、そこに死者を供養する絵が描かれています。
中央の男性は埋葬されていた王だと思われます。
手を伸ばしている女性は第二婦人とも言われていますが、明確な証拠はありません。
音楽で死者を送り出しているところです。


展示室にあった古墳の様子です。
石室の上を覆うように盛り土されていました。
石室を上から見た図と横から見た図がありました。
ドーム型は死者の魂がまっすぐ天へ登っていくために必要な構造なのだと本に書いてありました。
発掘当時の入り口です。



「ブルガリアは遺跡だらけ」のトップに戻る

遺跡馬鹿トップに戻る