エアーズロックは世界的観光地ですが、ずっと興味がなかったのです。 が、アボリジニの岩絵を調べていたら、この超有名な岩山にもあることを知り訪問することにしました。 オーストラリアは物価が高いですがエアーズロックまでの飛行機代も高いです。 でも行って良かったです。 <暑いし寒いところ> アウトバックと呼ばれる荒れ地なので、朝晩と日中の気温差がかなりあります。 5月の訪問でしたが昼間は暑かったです。 そして早朝は寒く、日の出ツアーに参加する際は薄手のダウンジャケットを着込んで参加しました。 |
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ジェットスターの座席指定は有料です。 空からエアーズロックを見たかったので座席にはこだわりました。 といっても一か八かでしたが予想が当たり、バッチリ上空から見ることが出来ました。 |
ついに到着。 滑走路からもエアーズロックが見えます。 |
個人でまわる場合、この「Uluru Hop On HOp Off」バスを使うことになります。 3日間乗り放題チケット+公園入場券を現地のバスオフィスで購入しました。 |
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HOPバスの車内はこんな感じです。 窓が大きいので景色が良く見えます。 |
駐車場に到着です。 中央のもっこリしているところが登頂ルートです。 |
下から見上げると急勾配なのが分かります。 長年に渡り多くの人が歩いたので岩肌が削られているのが分かります。 |
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上の方は危険なので鎖が設置されています。 大きい鎖なのでイボ付き軍手がないと握力が落ちてきた場合、危険だと感じました。 鎖が途切れているように見えますが、さらに奥まで鎖は続いています…。 |
チラッと横を見ると…こんな急な坂になっています。 |
頂上の様子です。 穴があいて水が溜まっていたりと意外に表情豊かです。 |
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岩の上からはカタジュタが良く見えます。 ボコボコの形が面白いです。 相棒のたれぱんだと一緒に登りたかったなぁと思いながらカタジュタを見ました。 |
これが頂上にたつ記念碑です。 疲れ果てて何が書いてあるのか確認し忘れました。 とにかく登頂出来たことが嬉しかったです。 |
次は岩を降ります。 あの急斜面を降りるのは怖かったです。 不器用なので後ろ足からズリズリと亀みたいに降りました。 降りるスピードは超緩慢でしたが筋肉痛には不思議となりませんでした。 |
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エアーズロックの朝焼けです。 この後エアーズロックを一周しました。 ゆっくり歩いていたら7時間近く歩いていました。 |
まだ朝早いので登頂ゲートは閉まっていました。 |
目立つトサカの鳥が群がってました。 |
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日本の鳩に似ています。 あまり人を警戒していないようです。。 |
ここから一周をはじめます。 天気は上々です。 |
岩に不思議な穴が開いています。 |
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次の写真の解説です。 「Teaching cave Cultural heritage」 一族の伝統を教える場所だったようです。 |
岩の下がえぐられています。 |
近寄ってみると崖下は広さがあり、上の岩がひさしのようにせり出しています。 |
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白い顔料で描かれた鳥の羽(または植物の葉)がよく目立ちます。 他にも色んな線がありますが、重なっていて良く見えません。 |
次の写真の解説です。 「The men's cave and the mala story」 男達の岩棚。 |
横に長い岩棚です。 中の壁が少し黒いのは煤かな? |
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次の写真の解説です。 「The kitchen cave」 料理用の岩棚です。 |
奥行きが深く、床が平らなので料理しやすかったのではないでしょうか。 |
壁面を見るとボコボコしていて、何か彫られていたのではないかと思いました。 |
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隅にお立ち台がありました。 |
壁に黒い顔料で十字が描かれています。 他にもキュウリっぽい絵もありますね。 食材表? |
奥の方は空洞になっている場所があり、日が差し込んでいてとても美しい景色でした。 |
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次の写真の解説です。 「Old people's cave」 案内板の絵が渋くて好きです。 長老たちの洞窟なので雰囲気も独特でした。 |
食べには大きな絵が描かれています。 天井は長年の煤がこびりついていて真っ黒です。 |
黒い部分に目をやると…。 |
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なんとこんな美しい渦巻きが!!! 世界のあちこちで渦巻きを見ていますが、これもかなり美しいです。 |
壁には大きな絵が描かれていますが、線が重なっているため確認しにくいです。 トカゲにも見える絵がありました。 |
次の写真の解説です。 「Water is Sacred」 神聖な水。 雨が少ない地では水は貴重です。 |
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赤い岩肌に黒い色がついていますが、ココが水の流れた跡です。 そして岩の隙間に水が溜まります。 奥のくぼみに水が溜まっています。 |
次の写真の解説です。 「kapi (水) is life」 Kapiはアボリジニの言葉で水を意味します。 水は生命に欠かせません。 |
くぼみの水が見える場所へ移動しました。 大雨が降れば、黒い線まで貯まるようですね。 |
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エアーズロックはこんな風に崩壊している場所があります。 切れ目の入った今川焼きみたいです。 中に白い色が見えます。 |
次の写真の解説です。 「Family cave」 エアーズロックで一番美しい壁画があります。 |
この石積みのエリアに渦巻き絵が描かれています。 |
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広めの岩棚です。 高さも十分です。 |
柵が設けられているのであまり近くへは行けません。 |
奥の方が気になりますが、柵があるので行けません。 |
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白い顔料で描かれた模様。 同じようなモノを別の岩絵でも見ました。 |
毛が逆立ったような人間の絵。 |
描かれた渦巻き。 |
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渦巻きがたくさん。 |
この岩にも絵が描かれていました。 地味なので解説などはありませんでした。 |
棒人間がたくさん描かれています。 |
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エアーズロックの岩肌がちょっとキモチワルイ崩れ方をしています。 |
岩の裂け目に出来た穴は貯蔵庫のように使ったとか。 |
エアーズロックの夕日を見て、今日の観光は終わり。 1周に7時間もかかってしまったのは暑さもあるかと。 日を遮る場所がないのでヘロヘロでした。 (完) |