WWU博物館前の道をずっとまっすぐに、海を右手にしながら歩きます。 やがて登り口が見えてきます。 ここまでもかなり歩きます。 |
看板がありました。 「Aleutians World War U National Historic Area」 |
この砂利だらけで滑り安い坂道を延々と登っていきます。 2時間近く登りました。 車なら10分もかからないでしょうね…。 |
ようやく到着しました。 ポツンと案内板があるだけです。 トイレも売店もなかったです。 |
案内板には簡単な歴史が書かれています。 |
地図の部分をアップ。 建物は右側の道に集中しています。 |
ちょっと彩度を上げてみました。 夏真っ盛りのアリューシャン列島。 草が一面に生えています。 高い木もないので、遠くまで良く見渡せます。 |
さっそく崩れた建物の跡が…。 |
ドラム缶のような建物発見! この後、いくつも登場するので「ドラム”館”」と呼ぶことにします。 |
中をのぞくと何もなく、奥に分厚い扉が!! |
電気もないのでカメラのフラッシュを頼りにのぞき込むと、湿気がスゴイ!! ちょっと不気味な雰囲気が…。 |
ドラム館から外を見ると、こんな感じです。 |
探索中に小動物発見! マーモットです。 見つかるとダーッと逃げていきます。 4〜5匹隠れています。 |
廃墟です。 このトタンだけで冬の寒さをどうやって乗り切ったのか。 |
いよいよ目的のシュワットカ砦に到着です。 崖っぷちに立てられた、高所恐怖症にはどきどきの物件です。 |
裏側に回り込むと入り口が!! |
床に出入り用の穴があいています。 |
その穴をのぞき込むと、下段が…。そしてさらに下段への穴が見えますが、さすがに入る気にはなりませんでした。 |
次は砲台跡です。 |
近寄ってみます。 |
中はこんな感じです。 |
この砲台跡から砦を眺めてみました。 紫色の花が咲き乱れています。 |
砲台跡から見える海の美しさ! |
裏手の施設へ向かうことにします。 |
「Battery 402」 通路は湾曲していました。 |
屋根の重さと老朽化で天井が抜けてしまっています。 …といって直したりしないようです。 朽ちるままに…。 |
内部は小さい部屋などもあり、ちょっと不気味です。 |
扉が外されて、転がっていました。 |
通路の奥へと進みます。 |
まっすぐな通路。 |
ここは本当に暗くて怖かったです。 フラッシュで撮影したので明るいですが、実際は真っ暗なのです…ゴゴゴ。 後ろを振り返ってしまうレベルです。 |
外に出て出口を振り返って観たところ。 ホラー映画のセットみたいです。 |
美しい花と一緒にたれさせてみました。 聞こえるのは波の音と風だけです。 |
一番奥の監視台にやってきました。 ここは本当に崖っぷちギリギリに立てられています。 |
屋上に作られた、この穴から中へ入ることが出来ます。 |
屋上は海に張り出し、形は狭くて湾曲しています。 |
監視台を降りて付近を捜索中にまたマーモット発見! 足が速いので捕まらないです。 |
ここからの景色が一番美しかったです。 ここから遠くでクジラがジャンプする姿が見えます。 音が山にぶつかり、とても良く聞こえます。 4頭のクジラが順序よくジャンプする姿を目撃し、彼らも短い夏を楽しんでいるんだなぁ〜と思いました。 |
この辺は岩も面白いです。 岩の色が違っているのが分かります。 |
別の砲台跡も見学します。 こちらは痛みが激しいです。 |
建物の横のドラム館を覗いてみました。 |
雑然としていました。 |
屋根はこんな風に鋲止めされています。 |
建物の周囲には材木が散乱しています。 雨と風と雪で白くなってます。 |
こちらの天井はまだ崩れていません。 |
見張り台の下にトタンがなくなったドラム館が…。 入り口だけ残っています。 |
砲台跡と監視台の施設を後にします。 これから街へ戻ります。 |
ドラム館と海がこの廃墟の主役です。 |