遺跡馬鹿  アラスカは遺跡だらけ



    アラスカ州立博物館+メンデンホール氷河+クジラツアー

    ジュノーはアラスカ州の州都なのですが、街自体はこじんまりとしています。
    夏は毎日、客船がやってきて観光客を吐き出し、そして回収していくので、観光業は大忙しです。

    ツアーは種類も多く、迷うほどです。
    波止場にはツアー会社の屋台が並び熱心に客引きをしていますが、英語出来ないビビリの私は気後れしてしまいました。
    そんな同じビビリ旅行者にオススメの、静かで安心して「クジラ鑑賞ボート」のチケットが買える穴場も紹介します。



    アラスカ州立博物館
       ▼館内に素敵なカフェあり。お土産売り場はあまり面白いモノがない。
    町外れですが、歩いて行けます。
    建てたばかりでとってもキレイでした。
    館内の展示です。
    明るくて展示物が見やすくなっています。
    クジラ漁で使う骨器の銛などもありました。

    石像!
    面白い顔をしています。
    とってもカワイイです。
    クジラが愛らしい。
    隊列して並ぶこれらは…。
    セイウチです。
    鼻のボツボツや牙の再現力がスゴイです。
    そしてなにより可愛いです。
    カッコイイ民族衣装。
    石製の道具など。
    石製の道具など。
    武器らしいものの展示が少ないのは、それだけ平和だったってことですね。

    カヌーなど天井にも展示物があるので見忘れないように。 各地の編みカゴ(バスケット)も展示されていました。
    編み目が細かく、素朴な色合いがステキです。 編んでいる途中のモノを見ると、とても糸が細かいのが分かります。 「ビリケン」がたくさん展示されていました。
    アラスカとビリケンは深いつながりがあるのです。
    気になる人は調べてみてください。
    博物館内にある「日本軍コーナー」
    日本語によるビデオもあります。
    アッツ島やキスカ島で集められた品々が展示されていました。 飯盒です。
    日の丸と刀。
    「お気の毒様」のチラシです。(本物じゃないけど)
    当時はこれらを本当にばらまいたそうです。
    出口付近にジュノーの動物たちが展示されていました。
    このクマちゃん、可愛いです。


    ・ジュノー・ダグラス市立博物館

    黄色い建物なので目立ちます。
    入り口はこんな感じです。
    オシャレな受付。
    ジュノーの歴史を知りたい人にオススメです。
    ネイティブが使っていた魚を捕る罠が展示されているというので訪問したのですが、意外とキレイで驚きました。
    発掘当時の写真もあります。
    こういうモノはすぐに朽ちてしまうので貴重です。
    金の採掘に使用した品々も展示されていました。


    メンデンホール氷河
    ケーブルカー広場から直行バスがジャンジャン出ています。
    往復で35ドル。
    自分で公共バスに乗っていけば往復4ドル。
    悩ましいところですが、公共バスは本数があまりないし、バス停で降りたら40分ほど道路沿いを歩かなければならないので、時間と体力が無い人はお金を払って直行バスに乗った方が良いと思います。
    私はケチったので時間がかかりました。

    バス停から雨の中をトボトボと歩いていたら、この景色が登場。
    やっとテンションが上がりました。
    到着しました。
    まずは景色の良い場所で写真を撮りました。
    右手の白いモノは「滝」です。
    氷河はアルゼンチン、スイス、チベットなど、他国で見てきましたが、ここは小さくまとまった、写真写りの良い氷河に感じました。滝の下に人が!
    昔の写真を見ると、歩いていくことは出来なかったのに…。
    温暖化ですね。
    氷河に削られた岩肌。
    スベスベ・ツルツルです。
    氷河へはこんなカワイイ散策路が伸びています。
    帰る途中で見つけた氷河の忘れ物です。
    「迷子石(glacial erratic)」と呼ばれています。
    ダウンタウンへ戻る時はバスが停車するバス停で待っていないとダメです。
    降車専用のバス停もあるので注意。
    標識を確認。


    クジラツアー

       ▼幸運にも ”きりもみジャンプ” を目撃しました!  興奮で腕が動いてしまい、クジラが画面の外に出てしまいました。



    <ツアーについて>
    ・当日申込みました。天候を見て、現地判断した方が良いです。
    ・ツアー会社の名前:Juneau Tours & Whale Watch
    ・申込場所;ケーブルカー乗り場の建物内。ケーブルカーのチケット売り場の反対側。
    テーブル1台を構え、チケットを売っている人がいるので、そこで購入。
    クレジットカードOK。一人参加OK。120ドルほど。席があればすぐ乗れます。
    集合場所はケーブルカー乗り場のドアを出たところ。
    会社名が入ったジャケットを着ているのですぐ分かります。
    良い点:屋台の売り子さんにビビリ、静かに落ち着いて購入できる場所を探し出しました。
    またここは待ち合わせ場所に近いし、スタッフも良かったです。

    バスから降りて船に乗り込みます。
    意外と皆さん、厚着です。
    今回乗船した船です。
    若い夫婦がテキパキと接客してくれました。
    さっそく水柱が!
    「ブシュー」と大きな音が聞こえてきました。
    波は船が通り過ぎたときに起きるだけで、基本的に静かです。
    背中が!!
    尾が!!
    観光客から歓声が沸き上がりました。
    背中全体が!
    ブイにトドが!いつもここで休んでいるみたいです。
    桟橋を渡り、バスに乗って街へと戻ります。


    遺跡馬鹿−アラスカは遺跡だらけのトップに戻る

    遺跡馬鹿トップに戻る