どうせランゲルに岩絵を見に行くんだし、ついでに…という軽い気持ちから観に行くことにしました。 しかし日本人はあまり行った人がいないようだし、英語が出来ないからツアー会社のHPを観ても良く分からない事が多いし、とにかく日本から海外のツアーへ参加申込みなんて実は初めてだったりしたので色々と緊張しました。 料金もちょっと高めなので、色々失敗したら…と思ったりしたので申し込むまでかなり悩みました。 しかし1日の入場者数が決められているので、もうダメ元で予約をしました。 <日程の決め方> 公園の公式サイトを観ると、展望台のオープン日が掲載されています。 Anan Wildlife Observatory Site 私が使ったツアー会社 : Alaska Vista 公式サイト : https://www.alaskavistas.com/home.html ここに決めた理由: サイトのデザインが洗練されていて、予約の方法が一番分かりやすかったから。 カレンダーの日にちをクリックし、そこから必要事項を入力する。 OKを押したら、すぐに予約完了のメールが届き、費用の半額がカードから引かれます。 残金はツアーに参加した日、受付で残りを払うという紙にサインと日付けを記入することで引き落としされます。 所要時間は、9時集合。1時間ボートで移動し、3時間ほど現地に滞在し、4時頃に戻ってきます。 <参加のポイント> ・前日に事務所を訪ね、集合時間の確認とその他、注意を聞きます。 ・当日は一緒に行動するツアー客に「ハロー・ハロー・ベリーハロー」と挨拶。 英語が出来なくて無口だけど、フレンドリーさだけはアピール! 播(・ω・´) ・公園では食事は出来ないので、すぐに腹が減る人は移動中のボート内で食べておくと良いです。 ・ボートを下りるとトイレタイム。ちゃんと全員が終わるまで待っていてくれるので焦らずに。 ・ボートに乗るので体が冷えないよう適度に厚着を。 ・ずぶ濡れになりながらの観測もありえるので、雨具も用意。 |
前日に事務所訪問。 海沿いの事務所はこじんまりしていました。 |
店先にツアーの募集が。 日程に余裕があれば他のツアーにも参加してみたかったです。 |
この会社は事務所の傍らでカフェも営業していて、このクマはマスコットらしいです。 地元の人も買いに来ていました。 |
当日。ツアー客集合です。 |
この船に乗って公園を目指します。 |
天気が良く、海は波もなく、まるで鏡のようでした。 |
移動途中も色々と案内してくれました。 アザラシのコロニーです。 さすがアラスカ! 野生のアザラシが同時にこっちを見つめています。 |
昔、ネイティブたちが使っていた「定置網漁」の杭跡。 水が少ないので水上から見えています。 |
滝です。 かなりの水量があります。 足場がないので上陸することは出来ませんでした。 |
ボートが公園に着きました。 隣に水上飛行機が!! |
ガイドを取り囲んで注意を聞きます。 | 散策路はこんな感じ。 濡れているのですべりやすいです。 途中、クマが出る可能性もあるので注意。 |
展望台に着きました。 レンジャーが常駐し、観光客が行儀良く鑑賞するよう見張っています。 |
それほど広くはないですがイスが用意されています。 |
この小屋の名前です。 |
河床の特別観測所へ入るには、ここに名前と時間を書きます。 |
川の上流は川面も穏やかですが… |
展望台のすぐ下から濁流となり、鮭がピチピチと跳ねまくります。 |
向かいの崖に黒クマ登場!! 観光客から歓声が! |
岩の上をトコトコと歩いています。 | カメラ目線でポーズ |
鮭の動きを確認しているようです。 |
あっと思った瞬間、鮭を咥えて、このポーズ! 下段だからこそ撮れる一枚です。 |
ビチビチと抵抗する鮭を咥えて放さず。 |
悠々と崖を登ります。 黒クマは寝床へ鮭を持ち帰って食べます。 |
黒クマは水に濡れるのを好まないようです。 上品に狩りをしていました。 |
じっと見つめる白頭鷲。 ここにはワタリガラスもいました。 |
観察に夢中になっていたら、足下に黒クマ出現! 超至近距離から観察! |
大きいです。 足音もなく、鳴き声もなく、匂いもなかったので、気がつきませんでした。 |
次は茶グマが登場! 小柄でやせ細っているように見えました。 |
水を恐れず、果敢に鮭を追います。 | 捕獲成功! |
崖を登っていきます。 |
チラッとカメラ目線! |
また足下からクマがぁ!…と思ったら子グマでした!ヤター(・∀・)ノ まさかこんな至近距離から子グマに遭遇するとは!! 焦って撮影したのでボケてます。 |
母グマと仲良く森へ消えて行きました。 色々悩んで参加しましたが、このツアーに参加して良かったと心から思いました。 |