遺跡馬鹿  アラスカは遺跡だらけ



    ランゲルの岩絵


    クリンケット族が8000年も前に描いたという岩絵がランゲルの海岸にあります。
    街からノンビリ歩いて40分ほど。途中に商店などありません。
    端から端まで2度も訪れて調べましたが、無くなっているのか、それとも砂に埋もれてしまったのか…。
    見つからない岩絵もありました。
    どうやら現地の人は、岩絵が砂に埋もれていても気にしていないようです。
    「岩絵ハンター」の私としては見たかった図柄が見つからずとても残念でした。


    ペトログリフ・ビーチへ


    街から一本道なので迷うことはありません。
    看板が見えたら到着です。
    海の方へ降りていきます。
    周囲の民家はどれも大きくて、東京の狭い家しか知らない身にはどれも豪邸に見えてしまいます。
    入り口の看板。
    石のある場所を大ざっぱに説明しているので、一応見ておくと良いです。
    まずは展望台に出ます。
    海を堪能できます。
    この案内版で「見るべき図案」をチェック。
    全部見つけられたらスゴイです。
    『歩き方』に載っていた岩絵はこれです。
    世界各地に渦巻き模様はありますが、これもなかなか美しいです。
    この案内版では世界中で発見されている渦巻きについて解説しています。
    この展望台には状態の良い岩絵が展示されています。
    まずは「鳥」。
    「鳥」の横には太陽のような図。
    魚のような図。
    鳥のような図
    顔というか目の二重円が印象的です。
    複雑な図で、見ようによっては色んな形に見えます。
    人の顔のような図。
    二重円を効果的に使っています。
    これは鳥に見えます。
    雨に濡れている方が図が分かりやすいです。
    魚ですね。
    魚図の場合、隅っこに「○」が描かれていることが多いです。
    これは図ではなく、丸彫りされているんじゃないかと感じました。
    魚の頭部のように見えます。
    浜に転がっている大きめの石板。
    色々と図が彫ってありました。
    円を拡大してみました。
    渦を描いています。
    この浜で一番大きな岩に絵が彫られています。
    長さは1mほどです。
    中央の顔をアップにしてみました。
    最初に紹介した白っぽい顔の石と形はほとんど同じです。
    向かって左側の絵は彫りが浅いので見えにくいのですが、少しマヤっぽいです。

    岩絵に彫られた顔です。
    自分に似せているのか、祖先の顔なのか…。
    線が浅く分かりにくかったので、少し加工してみました。
    石全体に線が彫られていますが、人の形にも見えます。
    展望台に置かれた岩絵と良く似ていますが、微妙にデザインが違います。
    こういうのは決まった形というのがあるんでしょうか。
    刃を研いだような跡。
    図のようにも見えるし、刃物の研ぎ跡のようにも見えます。
    二重円のいわゆる「カップマーク」らしきモノがありました。
    人型と太陽のように見えます。




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