シアトルから一番近い街です。 客船も多く立ち寄るので街は活気に溢れ、ミヤゲ物屋やシーフードレストランも大繁盛でした。 小さな街ですがトーテムポール公園があり、ゴールドラッシュ時の面影を残すクリーク川沿いの家々など、写真撮影の題材に困らない魅力的な街です。 【観光のポイント】 公共バスを活用し郊外の公園へ移動すると便利。 ネットから時刻表をダウンロード出来るし、空港や街にも時刻表が置いてあります。 バス公式 街は小さいが急な坂を登ることも多いので歩きやすい靴を。 雨が多いので雨具は常時携帯を。 |
朝早くのバスに乗って公園に到着。 さっそくトーテムポールがお出迎えです。 |
チケットはここで購入。 |
説明板です。 周りの風景に溶け込んでいます。 |
クリンケット族の「クラン・ハウス」です。 部族の集会所です。 新築されたものですが、雰囲気があります。 |
トーテムポールが立っていますが、表情が独特です。 | こちらは怖い顔をしていて、まるで邪気を払おうとする仁王像のようです。 |
クラン・ハウスの内部です。 中央の四角く仕切った灰色の部分は「囲炉裏」です。 アジアな感じがします。 |
この公園は街から離れているし、広くないし、トーテムポールも新作で少々ガッカリな点もありますが、海沿いで景色がとても良いです。 海に面してトーテムを立てていた当時の雰囲気が感じられます。 |
ここからトンガス海峡が見えます。 とても静かな海で、朝も早いので野鳥の声しか聞こえません。 |
可愛らしいトーテムポールが!! |
なんとタコちゃんが!! ずいぶんと可愛らしく、また斬新なデザインになっています。 |
「オヒョウ」が! デカイ「オヒョウ」がトーテムの上に乗っかっています。 |
こちらは黒いオオカミ? なんとも愛嬌があるけれど、目が怖い。 |
赤い顔のオジサン! |
歯並びが良い! 昔は天然顔料を使って色を塗っていたそうです。 |
市バスだとこの小屋の前で停車します。 ここでチケットを買います。 帰りのバスはここからではなく、ミヤゲ物屋がある道の小屋から出ます。 |
参道を進むと左手に赤いトーテムが。 ほとんどの人が素通りしますが、ここにお宝が! | 色々な石関係のモノが無造作に置かれています。 |
近寄って確認すると、面白い刻線が! これだけを見ると、まるでマヤ文字に見えます。 |
この石にも丸い線刻があります。 岩絵はランゲルだけでなく、この辺一帯で発見されているようです。 |
サックスマンの「トライバル・ハウス」です。 新しいので色が鮮やかです。 |
トライバル・ハウスを背にして参道を見ると、正面にトンガス海峡が!! |
ワタリガラスのトーテムポールが立っていました。 自信ありの表情! 目元が可愛いです。 |
まるで猿をモチーフにしたかのようなトーテムポール。 |
サックスマンのミヤゲ屋です。 商品も充実しているのでオススメです。 アラスカの熊は一歩踏み出しているポーズが多いです。 |
伝統図柄をモチーフにしたシールが売っていました。 どれも美麗ですが、カナダ製です。 ”メイド・イン・アラスカ”にこだわらない人ならオススメ。 |
インサイド・パッセンジでは駐車場の脇道や公園の脇道などに、このような散歩路を整備して、美しい雨の森を歩けるようにしています。 気がつかないと通り過ぎてしまうので、探してください。 |
坂道を歩き、たどり着きました。 住宅街の裏手なので分かりにくく、ちょっと迷いました。 |
伝統図柄の熊ちゃんみたいな看板! | 古いトーテムポールがお出迎えです。 アラスカ一の収蔵量(33本)だそうです。 |
これらは白人が来て村が廃村となり、その後、トーテムポールの価値を見いだし、掘り出し、修復した課程を経ていることが多いので、どうしてもボロボロになってしまいます。 |
時の重みというか、無地だからこその迫力を感じます。 日本だったら賽銭箱が置かれていてもおかしくない神々しさです。 |
立てることも出来ないモノは横に寝かして展示されています。 |
街の中心に建っているので便利です。 1階だけの展示なので、サッと見て回れます。 |
ネイティブの生活用品など新旧取り混ぜて展示されています。 |
各部族でデザインが微妙に違うカゴ群。 細かい編み目がとても美しいです。 編めるお年寄りがいなかったりして、これらのカゴも絶滅危惧種です。 |
これはペルーのナスカ土器みたいですね。 |
鮮やかな民芸品の数々。 | 昔の写真なども展示されています。 |