遺跡馬鹿−ドイツの名所旧跡と博物館


遺跡関係は別ページにまとめたので、ここでは一般的な名所旧跡を載せます


所在地 名所旧跡名  
ケルン
ケルン大聖堂

ケルンの大聖堂ケルンの大聖堂 ゴシック教会は外から見ても美しいですが、内部空間の広がりは、また違った美しさがありました。
当日は祝日でミサをしていました。
ネアンデルタール ネアンデルタール博物館

フランクフルトに近いところにネアンデルタール人が発掘された谷があります。
その谷の名前が「ネアンデルタール谷」と呼ばれていた事から、出土した旧人類を「ネアンデルタール人」と呼ぶことになりました。

石器はネアンデルタール人が作った物です。
左右対称の美しさ、精密な作り込みなどはありませんが、こんな石器を使って狩りをしていたのですね。

ネアンデルタール人の遺体の周りから花の花粉が見つかったということで、この博物館では、こんなロマンチックなシーンを再現していました。
もし遺体に対して何か特別なことをしていたのなら、彼らも「死後の世界」を信じていたことになるので興味深いです。
ボンボン州立博物館 全面がガラス窓のせいで、対面の景色をまるごと写しこんでいるので分かりにくいですが、モダンな博物館でした。

ここにネアンデルタール人の”ほ・ん・も・の”の骨が展示されています。
Horn-Bad Meinbergエクステルンシュタイネ
(Externsteine)

ドイツの隠れた聖地です。
調べたり行くまでが大変でした。
とても面白いところなのですが、”コレ”しかないので石マニア・秘境マニア以外はつまらないかも。
リューベックホルステン門→

↓マリエン教会↓
北ドイツの街。街がまるごと世界遺産に登録されています。
海が近く、ハンザ同盟の舞台となったこの街には可愛い門がありました。
内部は螺旋階段で上ったり降りたりします。
可愛いと言っても拷問に使われた部屋なんかもあったりして、なかなか面白い物件でした。

教会はマリエン教会です。
ゴシック教会はどこでも似たような物ですが、ここでは戦争の時に壊された鐘が当時のまま、床にめりこんだ姿で保存されています。
その一角だけ絵のような美しさがあって見とれてしまいました。

キールUボート博物館

映画などで知っていた「Uボート」が、当時のまま展示してあることを知り行ってみました。
中に入って見学出来るんですが、狭いところにベッドや調理場、トイレなどがあって、この狭いところにドイツの大男たちが暮らしていたかと思うと驚きです。

写真は魚雷を装填する穴です。


ベルリン
ブランデンブルク門 ベルリン名物といえば、この門。
かなり大きいです。
上に乗っている馬車も相当なデカサです。

ベルリンの壁は門を抜けた向こう側にありました。
今行くと、門のあった場所に印がついています。
ベルリンドイツ連邦議会議事堂
多くの人が並んでいたので、ついでに並んで入ってきました!
荷物チェックを受けた後、緩い登りのスロープをあがってガラスドームまで来ると、ベルリンを一望出来る屋上に出ました。

眺めがいいだけですが、夕暮れ間近のベルリンを見られて得した気分でした。
無料だったのも嬉しかったです。
ベルリンカイザーヴィルヘルム記念教会

ツォー駅近くにある崩れた教会です。
近づくとかなりの高さに驚きました。
空襲で破壊されたそうですが、近代的な町の中にポツンと残されているのも味があります。
隣に立つ最新のビルは新しく建てられた教会です。

新旧のデザインの差が凄すぎます!

安宿の窓から見えていたので、よけいに親しみが沸いています。
ベルリン ベルリン動物園


私が行った頃は、まだクヌートも小さかったです。
ここにはパンダもいました。
岩山にいるのは鹿の仲間で、この動物園は人工的に高い岩山を作ったりして、構造がダイナミックでした。
ベルリンベルリン国立博物館 エジプト考古学マニアなら一度は対面したいという、「ネフェルティティ女王の胸像」はここにありました。

胸像以外にもお宝が山ほどあって、見応えありすぎました。

右上は、新王国時代第18王朝を代表するアマルナ芸術の傑作、「アクエンアテン王とネフェルティティ女王」の岩絵です。

真ん中は可愛い木彫りのアヌビス
前足を揃えて座っている姿がキュートです。

下は比較的新しい時代のミイラたち。
ベルリンベルガモン博物館

巨大な「ゼウスの祭壇」をまるごと飲み込んでいる大きなホールでまず唖然でした。
「大きいとは思っていたけれど、ここまでとは…」という感想しかありませんでした。
あまりギリシャ神話に詳しくないのですが、資料と見比べながら鑑賞していたら、意外と時間を食いました。

この博物館は奥が広く、展示物も多くて、帰る頃にはヘトヘトでした。


メソポタミア関連の遺物が多かったです。
大きい物をそのままドカドカと展示してあるので迫力がありました。
有名な遺跡から無名の遺跡まで、いろんな出会いが出来るので、遺跡マニアには楽しい場所です。
ベルリンシャルロッテンブルク宮殿 何を見たのかさっぱり覚えていないというお城です。

ベルリンStory of Berlin

ベルリンの町中にある博物館です。
第二次世界大戦中の一般家庭の居室をそのまま再現している部屋があると知り、行くのを楽しみにしていたところです。

中はテーマごとに部屋が作られ、新旧のオブジェが展示されていたり、音と動く模型で耳から目から当時の活気を伝えようと努力していたりと、お得感あふれる博物館でした。
知らなかった東ドイツの生活など、どれも生々しく伝わってきて行って良かったと思いました。
当時の電化製品、広告、ファッションなど、キッチュで可愛い展示も多いので、B級雑貨マニアにもオススメします。
ベルリンドイツ歴史博物館 甲冑といえば「マクシリミアンタイプ」ですが、ここでは思う存分、その美麗な甲冑を堪能することが出来ました。

ベルリン壁博物館
チェックポイント・チャーリー博物館
壁博物館ではベルリンの壁に関する展示を見ることが出来ます。
チェックポイント・チャーリー博物館では東西の行き来をチェックしていたチェックポイントが残っていて窓越しですが見学することが出来ました。

壁博物館には壁越えのために掘られた地下道のことや、空から越えるためのグライダー、潜水具など、当時の人が知力体力を尽くして壁を越えようと努力した跡を見ることができます。

ここのお店で「壁」の欠片が貼ってある絵はがきを購入しました。
ミュンヘンミュンヘン考古学博物館



↑ケルト人?らしいです。
妙な帽子をかぶっています。
ミュンヘンと言えばビールにソーセージということで、考古学に関しては無名に近いような気がしますが、ここの博物館の充実振りはなかなかの物でした。
しかしお目当てのミイラがなく、これはガッカリでした。

ハルシュタット遺跡が近いせいか、ケルトの文物が多かったです。
また墓からの出土品が山ほど展示してあって、その量も驚きでした。

写真はめずらしいガラスの骨壺です。
青みがかったガラスが美しいです。

隣は動物…おそらく鹿をモチーフにした装飾品です。
なめらかに削られた表が美しいです。

ミュンヘンミュンヘン国立博物館

ここの甲冑を見たくて、ミュンヘンにやってきました。
夜行列車に乗ってやってきた甲斐がありました。

マクシミリアンタイプの甲冑が展示してあるのですが、量・質、共に最高でした。


↓手っ甲です。美しいです。
フローティング(溝)の加工が素晴らしいです。




↓マクシミリアンタイプの甲冑です。
肩の飾りが素晴らしいです。
さりげなく後方に映っている”槍”の穂先が気になります。
どれも痛そうです。


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