遺跡馬鹿−韓国の遺跡と博物館


所在地 遺跡名  
ソウル今はない
国立中央博物館
取り壊されてしまった、因縁の博物館。旧日本軍が景福宮と光化門の間に建てた、韓国の人にとってはガマンならない建物でした。
見所は喫茶室。当時のホールをそのまま喫茶に使用していた為、とても美しく、優雅な気分になりました。貧乏な私も思いきってジュースを頼んで、その雰囲気を味わいました。
ソウル景福宮李朝時代に建てられた、ソウルでもっとも古く大きい宮殿。
なかなか壮大な建築物が建ち並んでいる。
慶州古墳公園

新羅時代の古墳がポコポコと残っている、面白い風景の公園です。
手入れも行き届いているので、散歩するにはちょうどいいです。
中でも大古墳の天馬塚古墳は内部に入って埋葬の様子などが見学できます。
慶州 芬皇寺(プンファンサ)

新羅の善徳女王の時代(634年)に建立された小さな寺。
塔は磚(かわら・安山岩製の煉瓦)で出来ています。
静かなお寺なので、のんびりするのに丁度いいです。
慶州国立慶州博物館

一見すると普通の博物館。王の墓から出土した副葬品、金冠、金の耳飾り、腕環などが展示されている。
さてここの最大の見所(私見)は、「遺跡の秘所ひしょ話」で。
慶州金庚信将軍墓

チケット売場には日本語の分かるおじいさんがいました。今もいるかな?
入口から入るとまず12支神像が迎えてくれます。一番手前の石像は胡人と呼ばれる中央アジア系の人、そのものです。
祭られている武将は新羅時代の名将で、武烈王を助けて韓国統一を成し遂げた英雄です。
慶州瞻星台(チョムサンデ)

7世紀に建てられた東洋で最初の天文観測台らしい。
この花崗岩でつくられた天文台は、365個の石を積んで造られているそうです。柵がしてあって中に入ったり、触ったりはできません。
なぜなら韓国の国宝だからです。
慶州四面石仏自然の岩に 釈尊立像、阿弥陀如来、薬師如来、弥勒菩薩が一面づつ彫られている。
伝説によると景徳王が柏栗寺へ詣でる途中、土の中から読経が聞こえてきたので掘らせてみると、この四面石仏が現れたそうです。 朝行くと、熱心にお参りする人に出会え、敬虔な気持ちになりました。
慶州仏国寺と石窟庵

仏国寺は535年に創建された寺です。
韓国一大きいが、最盛期は10倍の規模を誇っていたそうです。
紫霞門と安養門という二つの門がこの寺の風格を更に際だたせています。
庭には「多宝塔(国宝)」があります。韓国の人たちが群れるように、塔と一緒に写真を撮りあってました。

ここの最大の目玉は「東洋一美しい石仏」と呼ばれる石窟庵の釈迦如来座像(高さ3.4)です。
ガラスケースの向こうにあるので、双眼鏡を使ってその美を堪能しましょう。
よく見えませんが、大仏の後ろにあるレリーフも美しいです。と、言っても確認するには絵はがき等で見るしかありませんが。
なお絵はがきは国立慶州博物館で買うと安いです。



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